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2017/03/03 17:31
AKB48・高橋朱里、主演ミュージカル『雪のプリンセス』キャストと初顔合わせ「ありがたい経験」
AKB48・高橋朱里のミュージカル初出演、初主演作となる「Zero Projectプロデュース・ミュージカル『雪のプリンセス』」(4月5日〜9日、全労済ホール/スペース・ゼロ)の出演者顔合わせが行なわれた。高橋は座長としての緊張感に身を引き締めながら「素敵なキャストの皆様と力強いミュージカルを作りたい」と意気込みを語った。
ミュージカル『雪のプリンセス』は、ディズニー映画『アナと雪の女王』の「Let it go」をはじめとする、すべての挿入歌の訳詞、そして劇団四季『アラジン』の訳詞を手がけた高橋知伽江が、アンデルセンの『雪の女王』をモチーフに10年にわたって温めていた脚本を、グリーンフェスタ2015「BIG TREE THEATER賞」を受賞したミュージカル『TRAILS』の演出家・大杉 良とのコンビで作り上げた新作ミュージカル。今回、AKB48・高橋朱里を主演に迎え、昨年3月の初演に続く待望の再演となる。
約40人のキャストとスタッフが集い、舞台のキックオフを告げる顔合わせ。本作の主役・雪のプリンセスを演じる座長として、一番最初にマイクを取った高橋は「ミュージカルに出演するのは初めてなんですけど、素敵なキャストの皆様と力強いミュージカルができればいいなと思います。よろしくお願いします」と挨拶した。
顔合わせ終了後、「たくさんのキャストの皆さんが集まることは知っていたんですが、こんなに囲まれるとは思っていなかったので…改めて緊張してしまって(笑)。夏樹陽子さん、峰さを理さんというベテランの方々に挟まれている席だったので、一番最初に喋るとき、何も言えなくなってしまって、大丈夫でしょうか」と、初めて飛び込む現場の空気に、ちょっと飲まれた様子の高橋。そんな中でも救いとなったのは子役キャストたち。「可愛かった〜。めちゃめちゃ癒されそうなので、追い詰められたときも、子役のみんなと頑張りたいと思います。頑張れそうです!」と笑顔を見せた。
先日、作曲・音楽監督の片野真吾氏からマンツーマンのレッスンを受けている姿が公開されたが「片野さんが本気でぶつかって来てくださるので、その期待に応えられるように頑張ります」と、ミュージカルの世界での恩師として信頼を置く。そして「片野さんを見ると自分と向き合えるというか…たくさんのキャストの方々のなかで、自分自身を見失わず、自分とちゃんと向き合えるようでいたい。着実に歩んでるという気持ちを持って、しっかり前を見て頑張りたいと思います」と決意を語った。
AKB48の舞台への出演経験はあるが、外部のカンパニーに一人で入っていくというのは初めての経験。しかし「不安はありますけど、個人として経験を積みたいというのが今年の目標なので、AKB48から一歩外に出て、違うところで活動できるというのは喜びのほうが大きいですし、絶対に学べることがあると思います。ありがたい経験なので、それをグループに持ち帰れたらとも思います」と期待も高まっている。
最後に「私にとっては初めてのミュージカルですが、スタッフの皆さんも前回の作品とはまた別の、新しい気持ちで臨むと言っていたので、一緒に最高の舞台に出来るように頑張りたいです。片野さんがこのキャストを見て『個性派揃いの宝石を輝かせたい』とおっしゃっていたので、自分は自分として輝いていけたらいいなって思います」と意気込みを語った。
ミュージカル『雪のプリンセス』は、全労済ホール/スペース・ゼロにて4月5日(水)〜4月9日(日)(全8公演)。4月6日、7日のアフタートークには高橋も参加する。
■『雪のプリンセス』あらすじ
季節が夏で止まったまま60年が経った未来の日本。季節が止まったのは、冬の妖精の国「スノー・キャッスル」の雪の女王がこの世を去った後、娘であるプリンセス(高橋朱里)が女王になるのを拒否したことが原因だった。プリンセスが隠し続ける秘密とは…? 人間世界からスノー・キャッスルに導かれた三人のきょうだい、コユキ、ツララ、シズクは、彼女の苦悩を知り、どう動くのか。プリンセスは雪の女王になることが出来るのだろうか……。