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2018/02/18 20:09
『仮面ライダーエグゼイド』Vシネマ公開 パラド役・甲斐翔真「エグゼイドに出会えてよかった」
Vシネマ『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』の第2作『仮面ライダーパラドクスwithポッピー』の初日舞台挨拶が17日、東京・新宿バルト9で行われ、主演を務めたパラド/仮面ライダーパラドクス役・甲斐翔真と仮野明日那/ポッピーピポパポ/仮面ライダーポッピー役・松田るか、監督の鈴村展弘が登壇した。
上映後、自然と拍手が沸き起った劇場に3人が登場すると、さらに客席から大きな歓声が起こった。Vシネマの話を聞いた時のことを聞かれると、甲斐は「Vシネマを誰がやるんだろうという話はしていたんですが、まさか三部作で全員(のストーリーを)やるとは」と驚いたことを明かす。一方の松田も「パラドとポッピーという組み合わせでいったい何をやるの? と思った」と、この2人の取り合わせに驚いたと語った。
本作の見どころとして挙げたのは両者とも「同時変身」。TVシリーズでは実現しなかった仮面ライダーパラドクスと仮面ライダーポッピーの同時変身だが、甲斐は「1発でぴったりと合ったんです。尺もぴったりで…」と得意げに語ると、鈴村監督から「そういうことは言わなくていいんだよ」とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。
それ以上に気になるのは、劇中でのポッピーの“七変化”。松田が「着た衣装は、すべて監督の趣味」と暴露すると、鈴村監督が「みなさんを代表して、ポッピーに着てほしい衣装を選んだ」と言い訳し、またしても大きな笑いが起きた。今回、松田が本編の主題歌を歌っているが、甲斐も「歌いたかったな…」とぼやく。鈴村監督が「一緒にカラオケ行ったんですが、(甲斐は)歌がうまかった」と明かすと、甲斐の“歌手デビュー”を期待する歓声が上がった。
最後に、3人からファンへのメッセージ。鈴村監督は「バグスターとはどこから来てどこへ行くのか。人間にとってバグスターとは何か、ということを考えて作りました。ぜひ何度も見ていただきたいです」と作品テーマを熱く語る。松田は「ビルドが始まってずいぶん経つのに、まだ(初日舞台挨拶の)チケットが即完売するなど多くの人に愛していただけている。愛を感じるVシネマでした」と笑顔。最後の甲斐は「エグゼイドをやれてよかった。エグゼイドに出会えてよかったと思いました。どこかでまた皆さんにお会いできる機会はあるんじゃないかと思いますが、まずは今作を楽しんでいただきたいです」と作品への愛情と続編への期待を現した。
『仮面ライダーパラドクスwithポッピー』は17日より全国22館で期間限定公開。4月11日にBlu-ray&DVDが発売となる。