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2018/02/02 17:01
けやき坂46、日本武道館3日間公演を完走 単独アルバムリリース決定で独自の輝きを見せる
けやき坂46(通称:ひらがなけやき)が、1月30日から2月1日の3日間、日本武道館公演を完走。のべ3万人のファンを熱狂させたけやき坂46は、単独アルバムのリリースを発表。もう欅坂46のアンダーとは呼ばせない、独自の魅力と輝きを見せつけた。
欅坂46のシングル『サイレントマジョリティー』発売の約1ヵ月後、2016年5月8日に誕生した“ひらがなけやき”。結成当初は欅坂46の妹分的な存在に位置付けられていたが、平手友梨奈のキャラクターに代表される欅坂46の空気感と対照的な“ハッピーオーラ”を持ち味に独自の魅力を身につけ、2017年3月からは欅坂46に先駆け全国ツアーを開催するなど人気を拡大している。
サーカスのようなセットが組まれたステージにけやき坂46のメンバーが登場。初のオリジナル曲「ひらがなけやき」に続き、欅坂46の3rdシングル「二人セゾン」、そして欅坂46のユニット曲を本家に負けないパフォーマンスでカバーすると、武道館を埋め尽くした会場の熱量も上がっていく。
ライブ中盤には、長濱ねるのソロ曲「100年待てば」をけやき坂46の1期生全員でカバー。佐々木久美はMCで「大好きな長濱ねるちゃんの曲をカバーできて嬉しかったです!」と語ったが、兼任が解除され、このステージにはいない長濱と、1期生メンバーとの絆を垣間見せた。
続いてけやき坂46 2期生が呼びこまれ、ダンスパフォーマンスで自己紹介した後、「おいでシャンプー」(初日)、「君の名は希望」(2日)、「制服のマネキン」(3日)と、“坂道”の先輩・乃木坂46の代表曲をサプライズで披露。さらに、けやき坂46 1期生・2期生全員の曲「NO WAR in the future」をきっかけに後半戦になだれ込む。
けやき坂46初主演ドラマの主題歌「それでも歩いてる」から、アッパーな「永遠の白線」「手を繋いで帰ろうか」「誰よりも高く跳べ!」で盛り上げ、「太陽は見上げる人を選ばない」で本編は幕を閉じた。アンコールは、けやき坂46のこれまでの道のりを辿るVTRからの新曲「イマニミテイロ」の披露。そして影山優佳のシャウトにはじまる「世界には愛しかない」、「W-KEYAKIZAKAの詩」でフィナーレを迎えた。
しかし最終日は、「イマニミテイロ」の歌唱を終えると、これまでの日本武道館公演の映像がモニターに映された後、けやき坂46単独アルバムのリリースがサプライズで発表された。このことを知らされていなかったメンバーも歓喜の涙。いままでけやき坂46単独でリリースされた作品は今までになく、メンバー、ファンも待望のアルバムリリース発表に会場は大いに沸いた。
一度もシングル表題曲を歌唱していないにも関わらず、単独で日本武道館3daysを即完売で満員にし、見事公演を成功させたけやき坂46。単独アルバムリリース決定は、ハッピーオーラを発信し続けたメンバーの努力の結晶に他ならない。欅坂46とは違う色を手にいれたけやき坂46の快進撃はここから始まる。