池内博之、新垣結衣、中村蒼らが所属するレプロエンタテインメント初の男性演劇ユニット『浅草軽演劇集団・ウズイチ』のお披露目イベントが21日、浅草九劇にて行われた。イベントには菊地亜美が登場し、メンバーの「男前らしさ」を判定。お姫様だっこに顔を赤らめるシーンもあった。

　 “エンタテインメントという渦のど真ん中で輝く一番星を目指す“という意味を込めて命名された『ウズイチ』は、娯楽性を重視した演劇作品=軽演劇を追求し、芸能の聖地である浅草で、誰もが気軽に楽しめる総合エンタテインメントを発信する集団。昨年8月から実施されたオーディションで選出された15歳〜25歳までの14名のメンバーによって結成され、メンバーのほとんどが芸能活動未経験というフレッシュな男性グループだ。

　『ウズイチお披露目イベント』では、50名の女性ファンの前に14名の劇団員が人力車の車夫の衣装で登場し、力強いダンスパフォーマンスを披露。自己紹介では、ブレイクダンスや早口言葉、モノマネなど特技をアピール。メンバー最年長の上原一翔(うえはら・いちか)は、流暢な韓国語を駆使し≪ウズイチをたくさん愛して応援してください!≫と呼び掛けた。

　続いて行われた『ウズイチ真の男前は誰だ!?　男らしさコンテスト』では、審査委員長として菊地亜美が登場。「イケメンなのは当たり前！　芸能界でやっていくには、何かを身につけないと！」と、バラエティの波にもまれた説得力ある言葉で活を入れる。そして、菊地が考案した「丼かきこみ」「Tシャツやぶり」「お姫様だっこ」の3種目で男らしさを判定する流れに。

　菊地の似顔絵を持参してアピールした藤原成覇(ふじわら・なるは)、筋肉美を見せつけた北優心(きた・ゆうじん)、お姫様だっこで甘い一言をキメた稲垣政成(いながき・まさなり)の3名が、菊地から『真の男前』認定を獲得。なかでも稲垣の、お姫様だっこからの「亜美、可愛いよ」という甘いささやきには、「本当にそう思ってるの？　嬉しい！」と菊地がガチで顔を赤らめ、会場は爆笑に包まれた。

　ウズイチの旗揚げ公演『シャフ』は、浅草九劇にて3月2日〜3月11日まで上演。人力車の車夫(シャフ)になるために奮闘する青年たちを描く書下ろし公演で、男たちの若さみなぎるエネルギッシュなパフォーマンスが見られる作品となる。個性豊かなイケメン演劇集団『ウズイチ』のステージから、次のスターを見つけてほしい。

■「浅草軽演劇集団・ウズイチ」劇団員
稲垣政成、今村航、上原一翔、北優心、白石惇也、高橋元希、寺田直生、富永盛也、宗綱弟、伊藤貴司、内田莉暉、小野駿、佐藤蓮、藤原成覇