人気漫画「北斗の拳」（原作・武論尊、漫画・原哲夫）の世界を、「龍が如くスタジオ」の手によって描くアクションアドベンチャーゲーム『北斗が如く』が、敵キャラクターの断末魔ボイスオーディションを開催するにあたり、18日に都内で記者発表会を行なった。

　断末魔ボイスとは、原作でもおなじみの「あべし」「ひでぶ」「たわば」といった敵役が絶命する時に発する声で、本オーディションでは、カラオケコミュニティーサービス“DAM★とも”の動画・録音機能を活用して開催され、集まった優秀なボイスは、名前（DAM★とも登録時のニックネーム）とともにゲーム内に収録されることになっている。

　記者発表会では、『北斗が如く』の名越稔洋総合監督、佐藤大輔ゼネラルプロデューサー、また第一興商より村井裕一専務取締役、ゲストとして、『北斗の拳好き』としてもおなじみのケンドーコバヤシ、鈴木奈々が登壇した。

　今回のオーディションについて、ケンドーコバヤシは「主人公はケンシロウですけど、物語を彩るのは雑魚キャラの死に様です。アニメ版だと死に際に光るので、皆さんにはシャイニングな断末魔で挑戦してほしいですね」とコメント。また“断末魔”が「死に際の苦痛、または死に際」という意味があるということで、鈴木が『今までの人生で最大の断末魔は？』との質問に「旦那とまだ付き合っている頃に別れた時ですね。一日だけですけどね」と語った。

　なお、2人は当日、実際に断末魔オーディションにも挑戦。ケンドーコバヤシは録音のカウントダウンが始まると肩を震わせ、「何でだー！」と絶叫。「目黒の怪しげなマッサージ屋があって、ある日行ったらなくなっていた時のことを再現しました」とコメント。鈴木はケンドーコバヤシから「今の仕事が全部菊池亜美に代わっていたら？」というお題をもらい、蹴りを入れながら「あべし！」と絶叫、さらに仕切り直しとして「家に帰ったら旦那と知らない女性が寝ていたら？」というお題に、「私のこと抱いてー！」と叫び、会場を沸かせた。

　なお『北斗が如く』の「あべしオーディション」の応募要項は、オーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。