ニュース
2017/12/15 20:20
日本発のオリジナルミュージカル『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』、若手俳優・東啓介主演で2018年4月に上演
舞台『刀剣乱舞』やミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』、『マタ・ハリ』などで活躍中の若手俳優・東啓介が、2018年4月に上演されるRock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』で主演を務めることが決定した。
本公演は日本の演劇、ミュージカル文化を未来につなぐため、若者の心に響く、ひいては海外での上演を目指した作品づくりを志したオリジナルミュージカル。血縁、国境、性別、人種、宗教、経済―見えない“ライン”に隔てられた若者が、たったの5日間で命を燃やした“ライン”をも飛び越える恋。シェイクスピアの恋愛悲劇「ロミオとジュリエット」を下敷きに、5日間の恋の疾走、魂のふれあいを現代に届ける物語として描く。
キャストには、これからの演劇界を担う存在である東をはじめ、豊原江理佳、柳下大、中山義紘、大山真志に加え、実力派のマルシアが出演。
本作の脚本・作詞・演出を務めるのは、自身で作・演出・プロデュースを手掛けた「Color of Life」がNY Midtown International Theatre Festival AWARDSで最優秀ミュージカル作品賞、最優秀作詞/作曲賞、最優秀演出賞を受賞、最近では『スカーレット・ピンパーネル』、『マタ・ハリ』など大作の演出も相次ぐ、今最も注目されている演出家の一人・石丸さち子。
また音楽はジャンルや国籍の枠をこえた幅広い世界観と柔軟な作品性で絶大な信頼を得ており、「黒執事」「ハイキュー!!」「NARUTO-ナルト-」など数多くの2.5次元舞台の音楽も手掛けている和田俊輔が担当する。
【公演概要】
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』
愛を知り、愛のために死を選んだ若き男女の5日間の奇跡――。
■日程:2018年4月3日(火)〜4月23日(月)
■会場:KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ
■脚本・作詞・演出:石丸さち子
■音楽:和田俊輔
■出演:東 啓介 豊原江理佳 柳下 大 中山義紘・大山真志・マルシア
【Story】
2018年、辺境のための経済復興特別区【グラント】に“ライン”が引かれた。
【デルヒ】と【ゼムリャ】に分かれた二つの街の対立は、驚くべき速さで激化していく。
【デルヒ】のハワル(東啓介)はある日、友人のポドフ(柳下大)、ナウチ(中山義紘)らと、ゼムリャの祭りにもぐり込めることになった。“ライン”上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)の導きで。
そこで、リェータ(豊原江理佳)とハワルは瞬く間に恋に落ちる。しかし、リェータの兄シーラ(大山真志)は、ゼムリャの血と種を守る民族運動の若きリーダーだった。
転がるように恋しあうハワルとリェータであったが、血気にはやるシーラとポドフが衝突し、二人は引き裂かれていく。街の争い、人々の争いの中、愛を知った二つの命が選ぶ道は……。