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2017/12/12 20:18
植原卓也、平間壮一、水田航生、若手俳優3人のニューヨーク共同生活がカレンダーに
アミューズ所属の若手俳優・植原卓也、平間壮一、水田航生が出演する配信番組『3LDK』の2018年カレンダー・DVD発売イベントが9日、渋谷HMV&BOOK TOKYOで行われ、出演者3人が登壇した。
配信番組の企画で、「もしも3LDKでくらしていたら?」をテーマに今春ニューヨークに行った3人の、約1週間にわたる共同生活にカメラが完全密着。公私ともに交友のある同世代俳優3人の魅力が、全53カットの週めくりカレンダーとDVDに凝縮された。
野郎3人のニューヨーク滞在にはハプニングがつきもの。特に水田が“やらかした”ようで、槙原は「日本に比べて、外に出ると圧倒的にトイレが少なくて。1回、水田さんに限界がきて」と暴露。水田は「マンハッタンの街を全速力で走って、スタバを探しました!」と笑う。水田は、カード式のコインランドリーに間違えて硬貨をねじ込んで、使用中止にしてしまった失敗も明かし「助けてくれた清掃のお兄ちゃんと友達になりました」と、強いメンタルを見せていた。
それぞれのお気に入りのカットを聞くと、植原はブルックリンブリッジでの写真を挙げ「とんでもないロケーション。ニューヨーク感というか、日本では絶対に撮れない写真を、この3人で撮影したことを実感できる」と誇らしげ。平間が挙げたのは、実際に営業しているバーのトイレで撮った写真で「この3人の感じが好きなんだよなあ。ライブハウスと一緒になっている店だから、このトイレでいろんなことが行われてきたんだろうな…」と、その場でしか味わえない空気感を収めた1枚が好きだという。そして水田が選んだのは休憩中の写真。「ふとした瞬間に撮られた感じ。そして窓のトワイライト感がすごい。素の感じもありつつスタイリッシュ」とアピールした。
舞台の本場、ニューヨークの空気を感じた3人。三者三様に大きな刺激を受けたよう。「ブロードウェイのバックステージや稽古場など、裏側を見れたことが刺激になりました。ちょうどニューヨークに行ったのが、自分の悩みが大きく膨れ上がってしまっていた時期で。そこにいったことで悩みが弾け跳びました。向こうで出会ったのが純粋な想いの人たちばっかりだったので、自分も楽しんで、エンターテインメントとして楽しませようという想いに行き着くことができました」(水田)
「向こうで出会ったのが個性的な人が多かったので、改めて3人それぞれの個性があって、カレンダーやDVDが成り立っているんだって思いました。応援してくださっている方が、自分だけが持っているものを『好き』といってくださるということを、改めて確認して、自信を持てたというか。自分と言うものをもっと出していけたらいいなって思えた旅でした」(槙原)
「パフォーマーだけではなくて、お客さんの気持ちや、文化の違いで楽しみ方が違うということを感じました。今、日本にも世界中からいろんなものが入ってきて、様々な好みの方がいて、舞台もすごく難しくなってきていると感じることもあります。そんななかで、今やっている『髑髏城の七人』は“ザ・和モノ”でやっていて、観に来てくださるお客様も殺陣が好きだったりするので、そこで頑張れることは何か?ということをすごく考えるようになりました」(平間)
2017年も終わろうとしているが、2018年に向けては、「今年は濃い1年でした。来年30歳を迎えるので、役者としてしっかりと向き合えるような1年にしたいです」(植原)、「いろいろな面で研究をしつつ、また3人で何か新しいことができればいい」(平間)、「20代後半となるので、意識が変わりながら、来年もいい1年にしたいと思います」(水田)と、それぞれに抱負を語った。