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2017/11/01 12:38
渡辺麻友、卒業コンサートで“若手選抜”にアイドル魂継承 まゆゆが期待する未来のセンター候補とは?
AKB48・渡辺麻友が31日、さいたまスーパーアリーナで『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』を開催。渡辺がセトリを考案し、メンバーを選出した“期待の若手選抜”のコーナーでは、卒業していく渡辺がAKB48の未来を託すセンター候補が、ひと際輝くパフォーマンスを見せつけた。
「初めて選抜に選ばれたシングル曲」の『BINGO!』を樋渡結依、荻野由佳ら埼玉県出身のメンバーによる「埼玉選抜」とともに披露。思い入れの深いユニット曲のコーナーでは、姉妹グループのエース・松井珠理奈、山本彩とチームBの神公演から『パジャマドライブ』、ドラマから生まれたユニット・ミルクプラネットの『セーラーゾンビ』を次世代を率いる岡田奈々、高橋朱里と歌唱。戦友・指原莉乃とのユニット曲『アボガドじゃね〜し…』をオリジナル衣装でパフォーマンス…。11年間のアイドル活動の集大成を現メンバーとともに鮮やかに蘇らせていく渡辺。
コンサートも中盤、渡辺が「期待のメンバー。誰がセンターになるか注目!」と紹介して、若手選抜が登場。『真夏のSounds good!』では福岡聖菜が、『君のことが好きだから』では川本紗矢が、『希望的リフレイン』では小栗有以が渡辺とともにセンターを張る。続くサブステージに登場したチームの『さよならクロール』では西川怜、山邊歩夢、鈴木くるみ、坂口渚沙が、そして『ヘビーローテーション』では向井地美音がセンターを取った。
15期生の福岡聖菜は、チームBで渡辺がそのアイドル性を高く評価する17歳。共に観劇が趣味で、プライベートでメンバーと絡むことが少ない渡辺から「LINEで舞台に誘われた」(福岡)というほど近い存在だ。川本紗矢は初開催のドラフト会議でチームBに加入。AKB48に入る前からAKB48への愛が強いメンバーの一人。そして小栗有以は、渡辺が「メキメキと成長中で、私なんか目じゃないぐらいの正にアイドル。AKB48の王道・正統派として歩んでほしい」と注目する存在だ。
第2回ドラフト生でチームBに加入した西川怜(14)・山邊歩夢(15)、16期生の鈴木くるみ(13)、チーム8・チームB兼任の坂口渚沙(16)らは、年齢的にも若く伸び盛りの逸材。そして向井地美音は『翼はいらない』ですでにセンターを務めており、今後メンバーからも、ファンからも、そして本人の自覚としてもセンターの器として、AKB48の顔として成長・活躍するべき人材として期待されている。
これまでのアイドル人生の総括として臨みつつ、未来のAKB48を担う存在にスポットを当て、同じステージで自らが体現してきた「アイドル魂」を若手選抜に継承して行った渡辺。渡辺なき後のAKB48に、大きな置き土産を残していった。
■AKB48“若手選抜”(1)
小栗有以、川本紗矢、福岡聖菜、樋渡結依、久保怜音、倉野尾成美、山内瑞葵、小畑優奈、山本彩加、田中美久、松岡はな、荻野由佳、高倉萌香、本間日陽、瀧野由美子
■AKB48“若手選抜”(2)
向井地美音、谷口めぐ、西川怜、山邊歩夢、込山榛香、千葉恵里、坂口渚沙、中野郁海、山田菜々美、鈴木くるみ、北川綾巴、渋谷凪咲、白間美瑠、兒玉遥、朝長美桜、矢吹奈子