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2017/10/06 20:10
いとうあさこ、トミタ栞の15年後演じる「夜な夜な目を引っ張り開けてます」
いとうあさこが所属する「劇団山田ジャパン」の秋公演『欲浅物語』(10月27日〜11月5日/CBGKシブゲキ!!)制作発表記者会見が6日、都内で開催され、作・演出の山田能龍、出演者のいとうあさこ、トミタ栞、与座よしあき、森一弥、あやまん監督、木嶋のりこ、芋生悠、アベラヒデノブ、AKANE、ただのあさのぶ、羽鳥由記、横内亜弓が登壇した。
劇団山田ジャパンは、ドラマ『100万円の女たち』や『脳にスマホが埋められた!』などのドラマ脚本も手掛ける山田能龍率いる劇団。いとうあさこを筆頭に、個性派揃いの劇団員、芸人、タレント、ミュージシャン、実力派劇団からの多種多様な客演陣を迎え、山田が創り出す独特の言語感覚とコメディー感で構築された世界観を体現している。2012年には大阪進出を果たし、動員数も2000人を超えるなど、着実に人気を獲得している。
今作は2018年の10周年を前に気合の入った本公演。三重県で液晶パネルを作る工場で働いていた、“欲の浅い”女性・素子が、とあるきっかけから“強欲”な女性へと変化し、周りを巻き込んでいく。物語は、そこに何があったのかを描き出していくことになるという。
今回、主人公の女性・素子の変化前をトミタ栞が、変化後の大人の素子をいとうあさこが演じる。山田は「演劇のダイナミズム」と言うも、いとうは台本をもらった時点で「震えが止まらなかった」と明かす。「三重の奥から都会に出て来て、全くの別人になっていて驚くという役なので」と、キャラクターの違いはむしろいい方向ではあるが、「設定で15年しか差がないということなので、夜な夜な目を大きくするように引っ張ってます」と指で目を見開いて見せた。トミタに対しては「夜な夜な目をつぶして行って。お互いに寄せないと間に合わない」とムチャな要求をしてみせた。
今回が舞台初挑戦のトミタ栞、芋生悠らフレッシュなキャストに、グラドル出身の木嶋のりこ、元SDN48のAKANE、ピン芸人の与座よしあき、元エネルギーの森一弥らゲストを加えた振り幅の広いキャスト陣で、観客の感情を揺さぶるコメディーを見せる。「劇団山田ジャパン」秋公演『欲浅物語』は10月27日〜11月5日/CBGKシブゲキ!!にて。