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2017/08/31 22:05

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アイドルとプロレスの融合・アップアップガールズ(プロレス)、横浜アリーナでお披露目ライブ

オリジナル曲『アッパーキック!』を初披露したアップアップガールズ(プロレス)の4人。(左から)ミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク(C)Deview
オリジナル曲『アッパーキック!』を初披露したアップアップガールズ(プロレス)の4人。(左から)ミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク(C)Deview

 アップアップガールズ(仮)(以下アプガ(仮))と、今年2月に結成された妹分グループ・アップアップガールズ(2)(以下アプガ(2))に続く、第3のブランドとして、DDTプロレスリングとの新プロジェクト・アップアップガールズ(プロレス)(以降アプガ(プロレス))が誕生。結成されたばかりのアプガ(プロレス)が、27日に横浜アリーナで開催されたアイドルイベント『@JAM EXPO2017』で、初ステージを行い超満員の観客を前に初のオリジナル曲『アッパーキック!』を披露した。

 アイドルとプロレスの融合を目指して始動したアプガ(プロレス)は、歌、ダンス、フィジカルテストなど、2ヵ月半にわたったオーディションを勝ち抜き、12日開催の最終オーディションで合格した、ヒカリ、ヒナノ、ミウ、ラクの4人組。これまで、ボーカルトレーニング、ダンスレッスン、プロレス特訓などを乗り越えてきた彼女たちは、早くもオリジナル曲『アッパーキック!』を与えられ、2週間という短期間で猛特訓を重ね、今回の初披露に臨んだ。

 ライブ当日、まずはキウイステージにアプガ(仮)、アプガ(2)のメンバーが登場。先輩たちに呼込まれ4人が元気良く駆け込んでくる。初ステージへの想いを聞かれたラクは「このステージに立ててすごっい幸せです…」と言いながら胸がいっぱいになったのか、早くも涙。そしてヒナノも「私は、アプガ(2)のオーディションを落ちてしまったんですが…どうしても夢を諦めきれなくてこのオーディションを受けて、合格して、アプガファミリーの一員になることができました!」とまたまた涙。冒頭からのエモい展開は、アプガの系譜を色濃く感じさせる。

 公開質問では、アプガ(プロレス)らしく、「好きなプロレスラー」を聞いていく展開に。ミウは「アジャコングさんです!」と元気に答え、ヒナノは「プロレスラーじゃないんですけど、ジャッキー・チェン様が大好きです」とカンフーのポーズ。ヒカリは「デスマッチの葛西純さんが好きです」、ラクは「声がガラガラの本間朋晃が好きです」と濃い目のチョイスで、(プロレス)らしさを出していく。

 そしてアプガ(プロレス)の初オリジナル曲『アッパーキック!』の初お披露目へ。『アッパーキック!』は、アプガ(仮)の代表曲『アッパーカット!』を元に、大胆なアレンジ、リミックスを加えた楽曲。チャンピオンを目指しアップアップしていく熱い想いと、プロレス技の名前が散りばめられた歌詞を、キラキラしたトラックと畳み掛けるようなビートで歌い上げていく。

 振付でも(プロレス)らしさを存分に発揮。ブートキャンプばりのエクササイズに、パンチやキック、ラリアットやスリーパーまでが織り込まれた振り付けは、まさにアイドルとプロレスの融合を体現。間奏ではロックアップで組み合ってからのバトルシーンを展開。ハイキックからのダブルノックダウンというドラマティックな展開も見せ、ファンの目を釘付けにする。

 『アッパーカット!』のようにヒナノの勝ち名乗りで幕を閉じた新曲披露。記念すべき初ステージを見届けた森咲樹「アップアップガールズは、アプガ(仮)の7人、アプガ(2)の5人、そしてアプガ(プロレス)の4人で総勢16名になりました。私たちアップアップガールズは夢を追いかけ続ける女の子の集団です。これから、16名のアプガで、もっともっと楽しいことをしていきたいのでこれからも応援よろしくお願いします!」と宣言。最後に16人で円陣を組み「まだまだいっぱいいっぱいになりながら、夢を追いかけ続けるぞ」と、力強く腕を突き上げた。

 ライブ後の囲み取材で、プロレスラーとしての目標を聞かれたミウは「まだまだですけど、いつかは(チャンピオン)ベルトが獲れる選手になりたいです」とコメント。ヒカリは「路上プロレスで、いろんな高いところから飛びたいです」とDDTとのコラボに想いを馳せる。一方アイドルとしての目標について、ヒナノは「ザ・アイドルな曲もやってみたい」と希望。ミウは「先輩たちの前へ前への精神に負けないように、私たちは体力面で1番のアイドルを目指します。体力面もまだまだですが、アプガ(仮)さんとアプガ(2)さんに追いつき追い越せるようがんばります」と、アプガ内でフィジカルのナンバーワンを目指すことを宣言した。

 また9月にアプガ(仮)を卒業することを発表している仙石みなみは、「アプガは、全3組総勢16人の大所帯になったんですけど、卒業したら自由なので、今のところプロレスを推そうかなって思ってます」と笑顔。アプガ(仮)のメンバーからブーイングを浴びるも。仙石は「アプガ(仮)に愛はあるけど、プロレスの試合も見たいし、アイドルとしての顔も見れるので、ギャップにやられたいなと思うんです」と(プロレス)のイチ推しを予告。

 一方、アプガ(仮)の“破壊王”佐保明梨は「私は空手の黒帯なんですけど、アプガ(プロレス)になったからには、みんなバットを折ったり、氷柱を割ったり、物を壊してみなさんを楽しませるのは大切だと思うんです。でもアプガには、圧倒的な強さを誇る私がいるので、あまり気負わず、楽しんで体を鍛えていって欲しいなと思います」と、誰目線?という一方的なアドバイスを贈った。

 最後にヒナノがグループを代表して「まだ私たちはスタートラインに立ったばかりですが、これからも全力で、アプガ(プロレス)という新たなグループで頑張っていくので応援よろしくお願いします!」とメッセージ。今後もアイドルとしてプロレスラーとして日本武道館を目指して進んでいくアプガ(プロレス)。来年1月4日に行われる東京女子プロレス後楽園大会のリングで、プロレスの試合デビューも予定している彼女たちの動向に、これからも注目したい。

関連写真

  • オリジナル曲『アッパーキック!』を初披露したアップアップガールズ(プロレス)の4人。(左から)ミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク(C)Deview

  • オリジナル曲『アッパーキック!』を初披露したアップアップガールズ(プロレス)の4人。(左から)ミウ、ヒナノ、ヒカリ、ラク(C)Deview

  • 姉貴分のアップアップガールズ(仮)とともに(C)Deview

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  • アップアップガールズ(プロレス)お披露目ライブより。(C)Deview

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  • アップアップガールズ(プロレス)お披露目ライブより。(C)Deview

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  • アップアップガールズ(プロレス)お披露目ライブより。(C)Deview

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  • アプガ16人での円陣(C)Deview

  

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