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2017/06/01 21:44
岡山出身・前野朋哉が監督する岡山県PR動画の主演男女優募集『ハレウッド俳優オーディション』
岡山の魅力をPRする動画の主演俳優・女優を一般から募集する『ハレウッド俳優オーディション』記者発表会が1日、東京・港区「とっとり・おかやま新橋館」で開催され、会動画の監督を務める岡山県出身の俳優・前野朋哉と、伊原木隆太岡山県知事が登壇した。「晴れの国」と呼ばれる天候の良さを武器に、ハリウッドばりに映画のロケのメッカを目指す岡山。前野は「映画の撮影の機会が増えているのを実感して、可能性を感じる。オーディションで出会う俳優さんと一緒に作っていきたい」と意気込みを語った。
「ハリウッド」と「晴れ(ハレ)の国おかやま」を掛け合わせて誕生した『ハレウッド俳優オーディション』企画。映画やドラマで活躍する個性派俳優の前野も「この1〜2年で、周りのスタッフや俳優さんから“岡山ロケに行ったよ”って話を本当によく聞くんですね。僕は“ここのご飯が美味しいよ”とか教えるんですけど。映画が岡山で撮影されている機会が増えているなって、僕も実感しています」と証言。
監督としての手腕も認められている前野は「まだ岡山で撮影をしたことがないんですが、地元の風景とか、ちょっとローカルな場所でもいいなって思っているところがあって。海もあれば山もあるし、山の奥に行くと時代劇も撮れる原風景も広がっているので、可能性が多いと思っています」と撮影開始を楽しみにしているようだ。
今回の応募資格は0歳から「晴れの国」にかけて8092歳までの男女。岡山在住者だけでなく、同県にゆかりがある、または岡山に興味があればOKで、とにかく幅広く応募を募りたい意向。伊原木知事は「広島とどっちが右か、鳥取とどっちが上かぐらいが分かっていれば大丈夫。ライバル県からの応募も歓迎します」とウェルカムな笑顔。前野も「8092歳の人だと、縄文時代くらいに生まれた方なので、その人が応募してくれた時点で合格にします。それで押して行きたいぐらい」と乗っかってみせた。
プロからの応募も考えられるため「ジョニー・デップやブラッド・ピットにも参加してもらいたい。岡山出身で言えばオダギリジョーさんとか、岡山にゆかりのある新井浩文先輩にも参加していただきたい(笑)」と語る前野。一般からの応募には「お芝居が上手下手ではないと思っていて、ウケをねらって面白いことをしてもいいですし、どんなに魅力的で素敵な顔をしてるかなとか。その人からにじみ出ている何かがあるといいなと思っています」と呼びかけた。
オーディションへのエントリーは1分以内のオーディション用動画をSNSなどにアップして、応募フォームから連絡するWEB応募。前野は「それぞれ自分の好きな岡山やPRしたい岡山があって、そういうものが集合すると思うので、それを僕も知りたいです。岡山の名所はあるけれど、そうじゃないところでPRできる部分も出せたらいいなと。PR動画はオーディションで出会う俳優さんと一緒に作って行きたい」と応募動画への期待を語る。
今回は審査する側だが、役者としてオーディションを受けることも多い。「自分がやっていて、あんまり“勝ちにいこう”みたいな欲が出すぎると落ちることが多くて(苦笑)。その闘志は燃やしつつも、楽しんで動画を撮ってもらえたらいいなと思っています」とアドバイスを送る。ニコニコと笑顔が印象的な前野だが「監督のときも変わんないですよ。楽しく撮りたいです」と笑った。
「ハレウッド俳優オーディション」の応募は6月30日まで受け付け。応募の方法はオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中。