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2017/04/26 12:23
須賀健太、木村達成らが初テープカットに大はしゃぎ 演劇「ハイキュー!!」企画展オープン
人気バレーボール漫画を原作とした舞台の企画展『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」展』が25日より、東京ドームシティ内『Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)』にて開催。オープンに先駆けてプレス内覧会が行われ、同舞台の主人公・日向翔陽を演じる須賀健太らがオープニングセレモニーに出席した。
演劇「ハイキュー!!」初の本企画展では、これまでの公演に使用された衣装や小道具、舞台写真や映像などを展示。中でも、実際の公演で使われていた舞台セットの展示は必見。無数の傷や足跡など、これまでの演劇「ハイキュー!!」の歴史が刻まれた舞台を間近で見られるだけでなく、実際に舞台上に上がり、役者と同じ目線で演劇「ハイキュー!!」の世界観を体感できる。
この日のオープニングセレモニーには、須賀をはじめ、影山飛雄役の木村達成、月島 蛍役の小坂涼太郎、山口 忠役の三浦海里、田中龍之介役の塩田康平、西谷 夕役の橋本祥平、縁下 力役の川原一馬、沢村大地役の秋沢健太郎、菅原孝支役の猪野広樹、東峰 旭役の冨森ジャスティンという、烏野高校排球部のキャスト陣に加え、演出を手がけるウォーリー木下が出席。
座長を務める須賀は「ここ(東京ドーム)は、なんといってもジャイアンツのホームですが、僕たち烏野のジャージ(のカラー)もオレンジと黒でかぶっています!」とニッコリ。するとキャストから「“小さな巨人”もかぶってるよ!」と突っ込まれると、すかさず須賀は「そうなんです!小さな巨人にもかかっているんですよ、みなさん!!」とアピールしつつ、「今のは僕の言葉として伝えくださいね」としたり顔みせ、笑いを誘う。
続けて「僕たちがずっと演舞させていただいていたステージがそのまま展示されていて。みなさんにも僕たちと同じように舞台に立っていただけるので、新しい発見とかもしてもらえると思います」とコメント。さらに、来場者には「ハイキュー!!」展限定のオリジナルプレイヤーズカード(全36種)がランダムで配られることもしっかりと宣伝。「ご来場いただけたら、みなさん必ずゲットしていただけるので、ぜひ集めていただけたら!」と笑顔で呼びかける。
「久しぶりに写真やセットを見たらジーンときちゃった」と明かした木村は、「映像とかも流れているんですが、感極まるものがあって。俺らがやっていたことは間違いじゃなかったんだなって思いました」としみじみ。そして「今も絶賛公演中なんですが、最後まで全員で一致団結して頑張っていきたいと思います」と決意を新たにした。初のレッドカーペットに感激していた塩田は「こんな良き日に“塩田なぞかけ”をやりたいと思います!」と宣言。そして「ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」とかけまして、ハイキュー!!展を見た今の気持ちととく」(塩田)、「その心は!?」(須賀)、「“カンゲキ”です!!」となぞときを披露し場を盛り上げた。
そして、それぞれキャスト陣が「ハイキュー!!」展の見どころをアピール。小坂が「最後にキャスト全員のサインとコメントが書かれた色紙が飾ってあって、(演じている)キャラクターとはまた違った個性が出てる」と語ると、三浦は「舞台には傷跡が残っていたり、(小道具の)お面にはメイクが残っていたり、いろんなことを思い返せる」と公演を振り返る。秋沢も「小道具まで作ったけど、実際には使われなかったというアイディアもあって、それが展示されているコーナーもあるので、そういうのも楽しんでいただけたら」とコメント。また「今まで経験してきたどの舞台よりもけっこうキツイと評判でして……」と語った冨森は、「傾斜になっているその舞台に立っていただいて、“これはキツイな”っていうのを体感してもらえたら」と笑みを浮かべる。
さらに「今までの演劇「ハイキュー!!」の歴史が詰まっていて、ハイキュー!!愛がたくさん詰まっている展示会」(橋本)、「僕たちがイチからディスカッションしながら作ってきた演劇「ハイキュー!!」の軌跡を感じてもらえたら」(川原)、「合宿シーンで使った布団も展示されているので、ハフハフしたら匂いがかげるかも」(猪野)、と一人ずつ想いを語った。
続けてオープニングセレモニーでは、出席者全員によるテープカットを実施。須賀が「やってみたかったやつ!」と笑顔で語ると、塩田も「このハサミ、めっちゃいいやつ!!」と大興奮。無事にテープカットが終わった後も、それぞれリボンを掲げてポーズをとるなど、初体験のテープカットに大満足の様子だった。
最後に須賀は「演劇「ハイキュー!!」が始まって2年が経ちました。一歩一歩、いろんなアイディアを詰め込みながら、演劇「ハイキュー!!」とともに歩んでこれたんじゃないかと思います。その一つの大きな結晶として、「ハイキュー!!」展という形を実現することができました」と想いを吐露。「僕たちとしても本当に嬉しいですし、みなさまへの感謝の気持ちがたくさん詰まった展示会になっていると思います」とコメント。
さらに、28日からTOKYO DOME CITY HALLで、最新作″勝者と敗者″の東京凱旋公演がスタートすることについて触れ、「東京ドームシティが演劇「ハイキュー!!」一色になるということで、僕たちも本当に楽しみですし、嬉しい気持ちでいっぱいです!」とニッコリ。さらに、「あと、一つ言い忘れたんですが、(「ハイキュー!!」展の)入ってすぐのところに、日向の展示があるんですが、幼稚園児くらいのサイズのマネキンに僕の衣装を着せておりますので、想像よりもそうとう小さい設定になっています。こちらも実際に入ってチェックしてもらえたら」と呼びかけ、笑いを誘っていた。
『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」展』は、4月25日(火)〜5月28日(日)まで、東京ドームシティ内『Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)』にて開催。そして舞台シリーズの最新作、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」″勝者と敗者″の東京凱旋公演が、4月28日(金)〜5月7日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演される。
なお、オーディションエンタメサイト『Deview/デビュー』では、日向翔陽役の須賀健太と影山飛雄役の木村達成の対談インタビューを掲載中。本作への想いやお互いの第一印象などをたっぷりと語っている。
(C) 古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会