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2017/04/19 13:21
武田玲奈、VR映画で甘酸っぱい高校生活を疑似体験「制服でプールは憧れでした」
モデルで女優の武田玲奈が19日、都内で行なわれた「VR THEATER」1周年記念映画『交際記念日』のメディア向け試写会のゲストとして出演。「甘酸っぱくて切なくキラキラした高校生活を、皆さんも一緒に楽しんでほしい」と短編映画のクオリティを織り込んだ日本初“泣けるVR(バーチャル・リアリティ)”をPRした。
VR映画『交際記念日』は全国27都道府県に145店舗を展開する「VR THEATER」の1周年記念作品として制作。高校卒業間近の春、密かに交際している沙耶(武田)と太一(西銘駿)。特別な関係の2人は、特別な記念日を2人で迎えるはずだったが…という、VRで青春ラブストーリー映画に挑戦した意欲作。
VR映像は360度の画角で撮影されるため、独特の苦労があるという。武田は「周りにスタッフさんがいられないので、校庭みたいに隠れるところのない撮影のときは、西銘さんと二人きりで撮影しました。監督も遠くにいるので、“終わりましたー”って大声で伝えました。後でCGで消すためにスタッフさんが一列に並んでいるときは、笑いを堪えるのが大変でした(笑)」と明かす。
スタッフが周りにほぼいない中での二人きりでの撮影は「心細くもあって不思議な感覚なんですが、自然な感じで演じることができました」と語る。相手役の西銘とは「西銘さんとは同い年なので、本当に学園生活を体験しているみたいでした」といい、「西銘さんは『仮面ライダーゴースト』で、私も『仮面ライダーアマゾンズ』に出ているという共通点があったので、合間にはそんな話をしていました」と裏話を語った。
武田はすでに高校を卒業しているため、久しぶりの制服姿。「(高校は)こんなに可愛い制服じゃなかったので嬉しいです」と喜ぶ。作品のなかでも「プールのシーンで、制服を着たままプールに飛び込むというシーンがあったんですが、私自身、ずっとちょっと憧れていたので素直に嬉しかったです。“体験できるんだ!”って」と制服姿での特別な体験が印象に残ったようだ。
近年、VRがグラビアに応用されるケースも増えているが「素敵だと思います。一人一台VRみたいになったらすごいですね。私も欲しいです」と前向き。今回の作品は5月1日から全国の「VR THEATER」で公開となるが、「皆さんぜひ、高校生ならではの甘酸っぱさとか、切なさがあって、すごくキラキラした映画になっているので、皆さん、高校生活を一緒に楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。
■武田 玲奈(たけだ・れな)プロフィール
1997年7月27日生まれ、福島県出身。2014年、モデルとして芸能活動をスタート。2015年「週刊ヤングジャンプ」で初登場・初表紙という大抜擢を受け。映画『暗殺教室』で女優デビュー。2016年4月からは『non-no』専属モデルとしても活動している。