朝ドラ『ひよっこ』放送開始直前 有村架純、ヒロイン「谷田部みね子」を語る | ニュース | Deview-デビュー

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2017/04/02 08:01

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朝ドラ『ひよっこ』放送開始直前 有村架純、ヒロイン「谷田部みね子」を語る

4月3日(月)からスタートする、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインを務める有村架純。撮影/草刈雅之
4月3日(月)からスタートする、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインを務める有村架純。撮影/草刈雅之

 4月3日(月)からスタートする、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』でヒロインを務める有村架純。戦後の高度経済成長の時期に、奥茨城の農家で生まれ育ったヒロインが、集団就職で上京し、自らの殻を破って成長していく姿を描いた本作で、主人公・谷田部みね子を演じる有村に、オーディション情報サイト「デビュー」がインタビュー。放送開始直前の心境を語ってもらった。

■有村架純インタビュー/「みね子を通して、“働くことって楽しいな”“生きるっていいな”って思ってもらえたら」

――連続テレビ小説への出演は社会的現象となった『あまちゃん』以来、3年ぶりですね。

「『あまちゃん』は、“この作品で変われなかったらもう無理だ”と思って挑んだ作品だったんです。“自分を変えたい”という思いでやらせていただいた役で。そこから3年の間にいろんなことを学んで、朝ドラの現場に戻って来て。今は、『ひよっこ』や(自身が演じる)谷田部みね子が、皆さんの心に残って欲しいっていう気持ちでやっているんですけど、それだけじゃなく、観てくださる方に喜んでもらいたい、楽しんでもらいたいという、画面の先を見ながら関わらせてもらっているのかなっていう風には思います」

――みね子という役柄についてはどう捉えていますか? 最初の会見では『普通の女の子だからこそ、高度なお芝居が要求されるんじゃないか』とおっしゃっていました。

「確かに難しい役だなとは思います。みね子は喜怒哀楽が激しくて、さっきまで笑っていたと思えば、急に泣いたりするシーンが多いんです。その感情の持っていき方に自分の中では苦戦はしています。台本を読みながら、“ここで笑っていたのに、もう泣くの!?”と自分でも思います。笑顔から泣くまでに至る時間が短いので、どうやって気持ちを作っていこうかなと考えています。果たして、(脚本家の)岡田さんがイメージしているみね子像になれているかは自分ではわからないですし、岡田さんは『今まで見たことのない有村架純が見れる』と期待してくださっていて。“その期待に応えなきゃ!”という思いで、いろいろと試行錯誤しながら役を作っていっているんですけど、とってつけたような感じだったり、ガワだけのお芝居になるのは嫌だなと思って。ちゃんと気持ちがあって、プラスアルファで、ちょっとずつ表現方法を増やしていくっていう形が一番いいかなと思っていて。あまり、ここでこういう顔しようとかは決めずにやっていますね」

――クランクインから2ヵ月間、みね子を演じてみて、彼女の魅力はどこにあると感じていますか?

「正直、まだ、みね子を客観的に見られない部分はあるんですけど、嘘がないところはすごく魅力かなと思います。嘘をつこうと思ってもすぐにバレちゃうような素直さが、私は一番好きです。あと、みね子は働くことが好きだし、家族や地元が好きで、すごくまっすぐな感情で物事にぶつかって、向き合っていく女の子で。決して器用ではないので、一生懸命なんだけど、カラ回ってしまったりもして。きっと誰が見ても応援したくなる女の子だし、私だったら絶対に背中を押してあげたいとか、なんとかしてあげたいなって、手を差し伸べてあげたくなると思うんですね。なので、観ていただける方にとっても、『一生懸命に生きているみね子が愛おしいな。頑張れ!』と思ってもらえたらいいなと思いながら、今、やっています」

――みね子は集団就職で上京し、自らの殻を破って成長していくヒロインです。ご自身が事務所のオーディションに合格して上京した時の気持ちを思い出しました?

「みね子と私が違うところは、私はどちらかというと、(みね子の幼なじみの)時子のように“東京に行きたい!”という思いでいたんです。“東京は夢を叶える場所だ”という気持ちしかなかったので、東京に行けると決まった時は、早く行きたいと思っていて。不安よりも楽しみが大きかったところは、みね子と違う点かなって思います。でも、当時の私には東京に知り合いもいなかったですし、見るもの、行く場所、喋る人、全てが初めての連続で。私も最初は戸惑いばかりだったので、そういう意味では、みね子の戸惑いはよく理解できるなって思います」

――朝ドラの撮影は長丁場となりますが、支えになっているものはあります? これがあるから頑張れるとか、完走した後に何か自分へのご褒美を考えているとか?

「意外と体を動かしていると気持ちもスッキリするんですけど、今、支えにしているものはなんだろう……予定よりも早く終わって、早めに家に帰れた時とか。そういう小さい幸せを支えに頑張っています(笑)。今まで“自分へのご褒美”というのはあまりあげたことがないんですけど、『ひよっこ』が終わったあとは海外旅行に行きたいですね。北欧の方に行きたいなって思っています。でも、その前に、まず、『ひよっこ』をみなさんに観ていただいで、楽しんでもらいたいっていうのが一番の願いですね。現場でも早くみんなに観てもらいたいっていう前向きな気持ちがあふれているんですね。実在した方の偉人伝ではない、普通の女の子の成長物語なので、朝、気軽に観て、今日も頑張って会社や学校に行こうっていう気持ちになって欲しいし、みね子を通して、“働くことって楽しいな、生きるっていいな”って思ってもらえたらいいなと思っています」

 連続テレビ小説『ひよっこ』は4月3日スタート。なお、有村架純の事務所所属のきっかけは「デビュー特別オーディション」だが、現在4月スタートのドラマ出演者の所属事務所の新人募集を特集した『春ドラマ特別オーディション』を開催中。有村が所属するフラームも参加している。応募の方法は、オーディション情報サイト「デビュー」に掲載されている。

関連写真

  • 4月3日(月)からスタートする、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインを務める有村架純。撮影/草刈雅之

  • 4月3日(月)からスタートする、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)でヒロインを務める有村架純。撮影/草刈雅之

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