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2017/03/14 00:06

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松田凌、宮崎秋人ら『男水!』キャスト陣が集結 舞台へ向けて「もっともっと高みを目指したい」と宣言

『男水!』最終回直前イベントに出席した(左から)神永圭佑、佐藤永典、赤澤燈、宮崎秋人、松田凌、廣瀬智紀、安西慎太郎、小澤廉、池岡亮介(C)Deview
『男水!』最終回直前イベントに出席した(左から)神永圭佑、佐藤永典、赤澤燈、宮崎秋人、松田凌、廣瀬智紀、安西慎太郎、小澤廉、池岡亮介(C)Deview

 俳優の松田凌が主演を務める、ドラマ『男水!』の最終回直前イベントが11日、よみうりランド 日テレらんらんホールにて行われ、松田のほか、共演の宮崎秋人、安西慎太郎、赤澤燈、佐藤永典、小澤廉、池岡亮介、神永圭佑、廣瀬智紀が登場。

 原作は、競泳をテーマに、男子高校生たちが本気でぶつかり合う青春を描いた木内たつやによる競泳マンガ『男水!』。2017年1月より日本テレビほかにてドラマ化され、同年年5月には舞台版を上演される、ドラマ&舞台連動企画。

 松田をはじめ、マンガ・アニメ・ゲームなどを原作とした2.5次元舞台を中心に活躍中の人気若手俳優が集結している本作。ドラマ放送後の反響について、主人公で東ヶ丘高校水泳部の部長・榊秀平を演じる松田は「周りの反応は素直に嬉しい。自分たちがやって来たことは間違ってなかったんだなって。でも、そこに甘んじずもっともっと高みを目指したい」と力強く語る。

 秀平の幼馴染・篠塚大樹を演じる宮崎は「地元の友達からすごく久しぶりに連絡がきたり、自分の身近なところでも変化があった」と自分の周りでも反響があったことを明かし、さらに「『男水』…ビジネスとしては成功しているじゃないかなと思うので、第二弾あったらいいなというのが正直な気持ちです!」と続編を熱望。

 また、龍峰の次世代エースで秀平たちのライバル・藤川礼央を演じる安西は「一番実感したのは、街中を歩いているときに『バタフライの機嫌悪いほうだ!』って言われて、“あ、ちゃんと見てくれているんだ”と思って、嬉しかった」と街中で声をかけられたときのエピソードを披露。

 5月に上演される舞台版に関して、東ヶ丘のオネエ系マネージャー・小金井晴美役の赤澤は「チームワークはバッチリだと思うので、その力を何倍にもして舞台で表現できればと思うのと、個人的にはオネエを爆発させたい!」と宣言。東ヶ丘の新入部員・滝結太役の佐藤も「舞台上でも水着になると思うので、裸一貫、気持ち全開で全力でやりたいと思います」と意気込む。龍峰の背泳ぎエール・平光希役の小澤は「ドラマの撮影中、龍峰高校と東ヶ丘高校という関係性だったからか、“こいつらには負けたくない”っていう熱い気持ちにさせてくれたキャストと、また舞台上で一緒に仕事ができるということで、楽しみ!」と笑顔を見せた。

 今回のイベントのチケットは、発売と同時に完売するなど、話題作だけあって会場には約1000人もの観客が集結。イベント冒頭では、まずMCを務める赤澤と、サポートMCを務める、東ヶ丘の臨時コーチ・川崎亮也を演じる廣瀬が手を繋いで登場。晴美と川崎がイチャイチャするという寸劇を繰り広げ、オープニングから会場も大盛り上がり。そして、登壇キャストが全員登場し、一人ずつ挨拶。登場からテンションマックスのキャスト陣に、思わず赤澤は「充電切れないでね!!」と釘を刺す。

 イベント開始から熱狂に包まれる中、まずはドラマの前半(1話〜4話)のダイジェスト映像を上映。メンバーも一緒にVTRを鑑賞し、そのシーンの裏話などで盛り上がる。上映後には、この日参加できなかった、龍峰の部長・仁科誉役の黒羽麻璃央からのビデオメッセージが流され、龍峰メンバーに対し「部長として言いますが、東ヶ丘のカラーに負けないように、龍峰メンバーは熱量勝負でやってくださいね!」と呼びかけた。

 撮影期間中は泊り込みの合宿状態で、朝から晩まで一緒に過ごしていたというキャスト陣。東ヶ丘の新入生・原田ダニエルを演じた神永は「僕と燈ちゃん(赤澤)は、みんなとは違う離れの建物で(幽霊が)出るんじゃないかって、めちゃくちゃ怖くて。だから、凌ちゃん(松田)と秋人くん(宮崎)の部屋に行って4人で過ごしてました」と告白。すると佐藤は「俺の部屋だけなぜか虫がすごくて、12人くらい入れる部屋だったのに、燈しか来てくれなくて…。でも、虫がいるからって帰っていった」と当時を振り返る。

 一方の龍峰チームは、安西が「廉さん(小澤)のイビキがうるさくて…」と暴露すると、小澤は「言い訳すると、僕はアレルギー性の鼻炎なので、ハウスダストもダメで…。でも、あれはイビキじゃなくて、鼻の奥を振動させて鼻をかくっていう技で」と弁解。さらに池岡から「新種のイビキ」とイジられると、小澤は「可愛いキャラでやってるから、やめて!(笑)」と必死にアピールし、笑いを誘っていた。

 さらに松田は「慎太郎(安西)もさ、寝言のレベルじゃない大声で、寝言連呼してたよね」と明かすと、安西も「秋人くんもけっこう汚い寝方してた」と、Huluで配信されているオリジナルストーリー『男水!プールサイド』のメイキング映像でも使われていた、宮崎の寝顔について触れる。続けて松田が「口元に歯磨き粉ついたままで寝てたよね」と話すと、宮崎も「あれ、よく撮ったなと思ったし、よくメイキング映像として使ったよね(笑)」と苦笑い。

 また、安西は廣瀬に対して「映像を観て、智紀くんってやっぱりすごいなって思った。普段は宇宙人じゃん(笑)。すごく人当たりがいい感じなのに、コーチ(川崎)になった瞬間パッと切り替わっていてすごいなと」と語り、宮崎も「シンタ(安西)、撮影中ずっと言ってたよね。『川崎さん、かっけ〜!』って」と明かす。すると佐藤が「あんま誉めると、あの宇宙人調子にのるから!!」とツッコミ、爆笑が巻き起こる。

 そしてイベントでは、松田チームと宮崎チームに分かれて、チーム対抗のゲームを実施。第1回戦は、人数が書かれた紙を引いて、それぞれその人数に合わせて質問を考え、観客の数がその人数に近いほうが勝利となる『X/1000アンケート』。『10〜20人』を引いた宮崎チームは“ここ2日間で美容室に行った人”を質問。43名とやや多めの結果に焦る宮崎チーム。続いて『5〜10人』を引いた松田チームが“部活動で部長になったことがある人”をアンケートすると、予想をはるかに上回った大勢が立ち上がる、まさかの展開となり、宮崎チームが勝利を収める。

 第2回戦は『ジェスチャーリレー対決』。1問目『恋に落ちた晴美』、2問目『ナンパする一虎』と、それぞれのチームが必死にジェスチャーして相手に伝えよう奮闘する姿に、会場も大興奮。両チームとも正解が出ず、決着はじゃんけんすることに。宮崎チームからは佐藤が、松田チームからは廣瀬が代表で選ばれ、じゃんけんの結果、宮崎チームが2連勝。3本勝負ということで、すでに勝敗が決まってしまったが、松田チームは土下座ならぬ、土下寝で泣きのもう1本を懇願。

 そして、迎えた最終対決『ビート板ピンポンリレー対決』へと勝負が持ち越されるも、この対決でも宮崎チームが勝利。負けた松田チームには、激苦のセンブリ茶の罰ゲームが科せられ、松田らが一気飲みして悶絶するひと幕も。

 ゲーム終了後は、ドラマ後編(5話〜7話)のダイジェスト映像を上映。秀平・大樹・礼央の幼馴染の関係性が変化していく重要なシーンや、それぞれキャラクターの心情が描かれるシーンの数々に、一言も発さずに見入ってしまうキャスト陣。

 後半のシーンについて、松田は「これは4話だったかもしれないけど、自分たちが龍峰のロッカールームで話しながら着替えをする体のシーンがあって。そこで秋人が本当に海パンからパンツに着替えるっていうのを、カメラに映らないギリギリのところで挑戦していた」と明かし、「オンエアを見返したら、みんな芝居してるのに、秋人だけ履き替えた後、ばっちりカメラ目線だった(笑)」と告白。宮崎は「カメラマンさんとどこまで着替えられるか選手権をやっていて(笑)。カットされるかと思ったら、ばっちり使われてた」と撮影裏エピソードを披露。

 廣瀬が赤澤演じる晴美とのやりとりのシーンを挙げ「個人的に気に入っているのは、晴美が練習メニューを持ってくるシーンで、晴美に対してずっと怒るような態度をとってたんだけど、7話で『ようやく頭使えるようになったじゃね〜か』ってなるんだけど。そこからちょっといい感じになっていくんですよね」と笑顔を見せると、松田が「劇中では(秀平が)晴美に言い寄られる役なのに、なんかフラれた気分」と複雑な心境を吐露。

 また松田の発案で「ほかのキャラクターで演じてみたい役」について話が及ぶと、 松田は「僕個人としては龍峰が好き。(安西が演じる)藤川もそうだけど、仲間意識よりも這い上がっていくっていう、孤軍奮闘している感じがすごく共感できた。それぐらいカッコ良かった」とコメント。宮崎は「俺は(神永演じる)ダニエル。大樹は乗りたいけど乗れないっていうシーンがすごく多くて、そのなかで先陣切って誰よりもオーバーに楽しそうにやっているダニエルが羨ましかった」と語る。

そして「俺は一虎」(神永)、「川崎」(池岡)、「秀平」(小澤)、「大樹」(安西)、「モロ師岡さん(演じる龍峰の監督・磯村邦夫)」(廣瀬)とそれぞれ演じてみたいほかのキャラクターを発表。

 そんな中、佐藤は自身が演じる役に関して「滝がぜんぜん人気ない!」としょんぼり。すると赤澤が「俺は滝をやりたい。さとちゃんの滝が素敵だったから」と役さながらにフォロー。そんな佐藤は「川崎をやりたい」と語り、「このメンバーを怒鳴り散らしてみたい」と演じてみたい理由を語って笑いを誘う。さらに松田が「個人的には智紀くんの晴美をみたい。燈の晴美は超えられないけど、智紀くんの晴美は面白そう!」と興奮気味に語り、会場からも拍手が巻き起こる。

 そして、キャスト全員が歌う同ドラマのエンディング曲『Growing up!Go on!』と、演歌調のキャラクターソング『男水!〜おとこみず〜』の2曲を生披露。観客も立ち上がってキャストとともに熱唱し、会場のボルテージは最高潮に。

 イベントも終盤に差し掛かり、赤澤が最終話の予告VTRふりを行うと、いきなり松田が「ちょっと待ってください!! 今日は大事なことがあって!」と袖に消えてしまう事態が発生。進行役の赤澤をはじめキャスト陣が戸惑っている中、バースデーソングが流れ、松田がケーキとともに登場し、3月14日に27歳の誕生日を迎える赤澤に対してサプライズのお祝い。

 松田以外は知らされていなかったというサプライズ企画に対して、赤澤は「ぜんぜん知らなかった!」と驚きの表情をみせ、「こうやって素敵なキャストの方々と『男水!』に出演させていただいて、これを一つの役者人生のリスタートとして、これからたくさんの人にお芝居を見てもらえる素敵な役者になれるように、今年1年頑張っていきたいと思います!」と27歳の抱負を語った。

 そして最後にはそれぞれキャスト陣が『男水!』への想いを伝える。赤澤は「誕生日まで祝っていただいてとても幸せな1日になりました。素敵なキャストと素敵なスタッフさんに囲まれて幸せな環境でした。『男水!』が今後も繋がっていくことを信じてこれからも頑張っていきたいと思います」と語ると、小澤は「たかだか1秒のために、必死に練習する高校生たちの熱い想いが詰まったドラマを見ていただいて、“舞台も観たい!”と思ってくださったら嬉しいです」と笑顔で挨拶。

 神永は「この後も舞台が続くので、ぜひ応援してください!」とアピールし、宮崎も「『男水!』という作品が、今日が終わりではなくて、またここからスタートということで、みんなで一緒に盛り上げていけたら。舞台、そしてその先もあったらいいななんて思いながら……これからもよろしくお願いします」とコメント。

 さらに松田は「ここにいるキャスト、そしてここには居ないたくさんのメンバー、一人一人のスタッフさんのおかげで『男水!』という作品が出来上がったと思っています。そして何よりも『男水!』の世界観を繋いでくれているのは、みなさんです」とファンへの想いを伝え、「みなさんの声があれば、もっともっと『男水!』の可能性が広がっていくと思います。この熱を忘れずに、舞台もそしてその先にも繋げていきたいと思います。そして、ここに立っているみんなをよろしくお願いします。また会いましょう!」と呼びかけ、熱狂に包まれる中、イベントの幕を閉じた。

 ドラマ『男水!』のBlu-ray&DVD(下巻)が4月12日に発売(上巻は発売中)。さらに、舞台「男水!」は、東京公演が5月11日(木)〜21日(日)までシアター1010にて上演。その後、大阪公演が5月24日(水)〜28日(日)まで森ノ宮ピロティホールで上演される。

関連写真

  • 『男水!』最終回直前イベントに出席した(左から)神永圭佑、佐藤永典、赤澤燈、宮崎秋人、松田凌、廣瀬智紀、安西慎太郎、小澤廉、池岡亮介(C)Deview

  • イベントでは、キャスト陣が歌うエンディング曲『Growing up!Go on!』と、演歌調のキャラクターソング『男水!〜おとこみず〜』の2曲を生披露

  • ドラマの撮影を振り返り、思い出話に花が咲くキャスト陣

  • 詰め掛けたファンとともにドラマのダイジェスト映像を鑑賞

  • イベントでは2チームに分かれて、チーム対抗ゲームを実施

  • イベントでは2チームに分かれて、チーム対抗ゲームを実施

  • イベントでは2チームに分かれて、チーム対抗ゲームを実施

  • イベントでは2チームに分かれて、チーム対抗ゲームを実施

  • 演歌調のキャラクターソング『男水!〜おとこみず〜』を熱唱するキャスト陣

  • 主人公・榊秀平を演じる松田凌(C)Deview

  • 秀平の幼馴染・篠塚大樹を演じる宮崎秋人(C)Deview

  • 秀平と大樹の幼馴染でありライバル・藤川礼央役の安西慎太郎(C)Deview

  • 東ヶ丘のオネエ系マネージャー・小金井晴美を演じる赤澤燈(C)Deview

  • 東ヶ丘の生意気な新入部員・滝結太を演じる佐藤永典(C)Deview

  • 龍峰のフレンドリーな性格の背泳ぎエース・平光希役の小澤廉(C)Deview

  • 龍峰の天才スイマー・神宮一虎を演じる池岡亮介(C)Deview

  • 東ヶ丘の水泳未経験な新入部員・原田ダニエル役の神永圭佑(C)Deview

  • 東ヶ丘の臨時コーチ・川崎亮也を演じる廣瀬智紀(C)Deview

  

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