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2017/03/03 06:01
小野田坂道役・醍醐虎汰朗らが新曲ダンス披露で大盛り上がり 舞台『弱虫ペダル』東京公演直前イベント開催
舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇〜スタートライン〜の東京公演直前記念スペシャルイベントが2月28日、TOKYO SEASIDE FESTIVALにて行われ、キャスト陣がキャラクター姿で登場。3月4日から始まる東京公演に向けて意気込みを語った。
累計発行部数1,600万部を突破、様々なメディアミックスで盛り上がりをみせている、人気自転車ロードレース漫画「弱虫ペダル」(渡辺航/秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)を原作とした演劇作品、舞台『弱虫ペダル』。気鋭の演出家・西田シャトナー氏の類まれなる演出技法と実力派俳優陣の熱演が話題となり、2012年から上演されて以降、人気を博している舞台シリーズ。
シリーズ第10作目となる今作は、キャスティングの可能性を広げることを目的として、舞台『弱虫ペダル』初となるメインキャストの一般公募を開催。プロ、アマを問わず、西田シャトナー氏をはじめとするスタッフ主導のもと、厳選なるオーディションによってキャストが選出され、これからの舞台『弱虫ペダル』をけん引していくような力強いメンバーが集結した。
この日のイベントには、総北高校メンバーから小野田坂道役の醍醐虎汰朗をはじめ、今泉俊輔役の和田雅成、鳴子章吉役の百瀬朔、鏑木一差役の江口祐貴、古賀公貴役の田川大樹、段竹竜包役の植田慎一郎、箱根学園メンバーから泉田塔一郎役の河原田巧也、葦木場拓斗役の東啓介、黒田雪成役の秋元龍太朗、真波山岳役の谷水力、銅橋正清役の兼崎健太郎、京都伏見高校から御堂筋翔役の林野健志、岸神小鞠役の天羽尚吾が出席 。
キャラクターメイク&衣装で登場したキャスト陣は、それぞれ自己紹介に加え、自身が演じるキャラクターの台詞を披露。主人公・坂道役の醍醐が「ヒメ!!」と叫ぶと、会場は大歓声に包まれる。それぞれのキメ台詞で会場が盛り上がりを見せる中、2月25日、26日で行われた大阪公演のダイジェストVTRが流され、キャスト陣もファンとともに映像を鑑賞。
主人公・坂道役の醍醐のほか、新キャストが多数参加する本作。新たに加わったキャストについて、河原田は「今回の総北メンバーは、若いキャストが多いので、みんな身体がめちゃくちゃ強い。とにかく元気」と語ると、東も「元気だね!」と賛同。さらに河原田は「特に坂道は、見ていて“すごく坂道らしいな”と感じました」とコメント。
秋元は「みんなペダリングの練習すごくやっていて。特にまーしー(和田)は、たくさん練習していて、どんどん自分のものにしていっていた」と明かすと、和田は「わ〜龍ちゃん、大好き!」と満面の笑みを浮かべる。しかし、東が「まだまだだけどね」とつぶやき、すかさず和田が「うるさい!うるさい!(笑)」とツッコミを入れ、息ピッタリの掛け合いで笑いを誘う。
そんな和田は、箱根学園メンバーに対して「ハコガクの人たちは強い。技術面ももちろんそうだけど、気持ちの面でもホンマすごくて。稽古場では感化されています」とハコガクの強さを実感したという。醍醐も「後ろ姿がカッコイイ!」と絶賛。さらに百瀬が「たーくん(河原田)が、一番しんどいときに、ペダルをすごい回すので、ちょっと勘弁してほしいなって思うけど(笑)」と語りつつ、「でも、僕は追いかける側なので、必死に食らいついていっているんですが、万全の状態で回していくので、カッコイイ」と明かす。
また、鏑木一差(江口)の相方・段竹竜包を演じる植田は、演じる役柄同様、稽古場で江口のことを一番見ていたと語り、「彼は最初は本当にすごく手のかかる感じだったんですが、稽古終盤になると、えぐっちゃん(江口)の走りによって、みんなが感動していた」と江口の頑張りと称え、「もっとサポートしたいなって思った。えぐっちゃんのことが好きなので」と告白。
すると江口は「初めて言われました…いつもは全然違うこと言ってくるので」と照れくさそうに答える。すると植田は「彼は誉めると調子に乗るので、いつも厳しく言っています」と打ち明け、続いて和田も「こいつ、2誉めたら15誉められたと思っているんです。それでシャトナーさんにもめっちゃ怒られてました!」と稽古場でのエピソードを暴露。
イベントの終盤には、公式サイトでも公開中の醍醐と和田と百瀬が踊っている、新曲「ヒメのくるくる片思い」振り付け講座の動画を上映。和田が「本人がおるのに、これ流す必要ある!?」と抵抗するなか、3人が楽しく踊る映像が流れるとキャスト陣もその愛らしい姿にツッコミを入れたり、大いに盛り上がる。歌詞を口ずさみながら踊る自身の姿に耐えられなくなった和田は「口ずさむな、俺!!」と自らにツッコミ、笑いを誘っていた。
動画の上映後、秋元から「歌詞があるところで口ずさむのはわかるけど、(手を叩く)パンパパンも口ずさんでたよね?」と指摘されると、和田は膝から崩れ落ちて赤面。そんな姿に客席からは思わず「可愛い〜〜」と大歓声があがる。そして、実際に全員で「ヒメのくるくる片思い」を踊ることになり、醍醐の「ミュージックスタート!」の声とともに、新曲の振り付けを披露。全力で可愛く踊るキャスト陣に、集まったファンも大興奮で、拍手喝采を送った。
最後に、東京公演に向けて一人ずつ意気込みを語る。「毎ステージ新しいものをお届けしますので、みなさんも日々新しい気持ちでいらしてください」(天羽)、「東京公演でもみなさんが喜ぶ顔が見たいので、全力で頑張ります」(林野)、「本当に熱い舞台なので、その熱い空気をみなさんと共有して千秋楽まで走っていけたら」(谷水)とそれぞれ熱い想いを吐露。
さらに和田が「大阪公演はみなさんの声援のおかげで、誰一人欠けることなく乗り切れました。東京公演も一つなって、ペダルを回し続けたいと思います」と力強く語ると、座長の醍醐も「僕達とスタッフさんとお客様で一丸となって、頑張っていきたいと思います」と宣言した。
舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇〜スタートライン〜の東京公演は、3月4日(土)〜12日(日)までTOKYO DOME CITY HALLにて上演される。