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2017/02/24 23:03
仮面女子、プレミアムフライデー初日に「はとバス」とコラボツアー「おばあちゃんにもすごさが分かってもらえる」
停滞する消費を盛り上げるべく、月末の金曜日午後3時をめどに退社を促すキャンペーン「プレミアムフライデー」が24日にスタート。この『プレ金』初日に合わせて、最強の地下アイドル・仮面女子が、東京駅から常設劇場「P.A.R.M.S」までの「はとバスツアー」を実施した。
24日16時ごろ、寒風が吹きつける東京駅・丸の内南口のはとバス乗り場に、仮面を付けた生足もまばゆいアイドルの集団が列を成して現れた。会社帰りのサラリーマンや外国人観光客も目を見張る異様な光景こそ、仮面女子の「バスツアー」の現場だ。
集まったツアー客にはライブの常連のファンに加え、スーツ姿で初めて仮面女子のイベントに参加する男性もちらほら。まずはツアー客も仮面を被り、仮面女子メンバーとともに「はとバス」をバックに記念撮影。リーダー・桜のどかの「プレミアムフライデー、最高ーッ!」という声にあわせて気勢を上げ、団結が深まっていく。
3台の「はとバス」に、アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ、そしてスライムガールズ、仮面女子候補生がファンとともに分乗。車中ではビンゴ大会に始まり、カラオケ大会、「アイドルライブ初心者のための仮面女子ライブの楽しみ方」などが行なわれた。
記者が乗車した3号車にはアーマーガールズが同乗。ビンゴ大会ではメンバー全員のサインの入った仮面と私物をプレゼント。カラオケ大会ではアイドルソングでファンと一緒に盛り上がり、窪田美沙の破壊力のある歌声も強烈な印象を残した。金曜日とあって、道路が多少渋滞していたが、その分、メンバーと共有する時間が延び、ファンにとっては嬉しい誤算だったかもしれない。
秋葉原の常設劇場『P.A.R.M.S』に到着すると、無料ハイタッチに続いて、仮面女子の独壇場である熱いライブが展開された。劇場はこの日『プレ金』に合わせてワンコインライブを実施していたため、フロアは満場のファンでヒートアップ。全力パフォーマンスに加え、ロールペーパーガンやゴムボートによる大航海など“けれん味”溢れる演出で大いに盛り上げた。
ツアーとライブを終えたアーマーガールズ・月野もあは「『はとバス』さんは、私のお母さんもおばあちゃんも知ってるほど有名な『ザ・日本の観光バス』なので、地下アイドルなのにコラボできたことが夢みたいです! きっとおばあちゃんに教えたら、どんなお仕事の時よりも“それはすごい!!”ってきっと言ってもらえると思います! 老若男女の方が知っている存在なので、機会があればまたコラボさせていただきたいと思います」と喜びを語った。
そして「ファンの方とこんなに近くで、しかもバスの中で、ツアーならではの時間を過ごせたと思います」と貴重な体験を楽しんだ月野。渋滞のために時間が読めずグダグダした部分もあったが「そうなんです! グダグダな感じもアーマーガールズらしいと言っちゃえばアレなんですけど(笑)。次回はどんなことにも対応できるように、もっともっといいものにしたいと思います」とコメント。
今後もコラボの機会があれば「レクリエーションをメンバー自身で作ったりして、全員参加型で楽しめたり、ルートを事前に調べて、バスガイドさんみたいなアナウンスも出来たらいいですね。仮面女子ゆかりの地に来たら“ここでワンマンライブをしました”とか!」と期待を込めて語った。