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2017/01/20 17:01
菅田将暉、横浜流星ら「グリーンボーイズ」が語った”キセキ”と夢
松坂桃李&菅田将暉のダブル主演で贈る、GReeeeNの名曲『キセキ』誕生にまつわる“軌跡”と“奇跡”を描いた“輝石”の物語、映画『キセキ ―あの日のソビト―』。劇中でGReeeeNが誕生するきっかけとなった前身グループ「グリーンボーイズ」を演じるリーダー・ヒデ役の菅田、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮が、オーディションエンタメサイト「デビュー」のインタビューに応え、本作への想いをはじめ、夢を追いかける読者に向けてエールを送った。
誰もが知る、GReeeeNの国民的大ヒットソング『キセキ』。人々の心を掴んで離さないこの曲の誕生の裏に、何があったのか。“歯医者と歌手”という異色すぎる二つの夢を、全力で追いかける兄弟とその家族、そして仲間たちの青春ドラマを描いた本作。
映画にとどまらず、4人は「グリーンボーイズ」として1月24日(火)にCDデビューも決定。7日にはさいたまスーパーアリーナで行われたGReeeeNの10周年記念ライブでオープニングアクトとして登場し、約1万6000人の観客を前に堂々としたパフォーマンスを披露。さらに、本日20日(金)『ミュージックステーション 2時間SP』(テレビ朝日系 よる8時〜)への出演が決定し、テレビ初パフォーマンスを行う。映画のタイトルにもなっている名曲『キセキ』と、GReeeeNがインディーズ時代から歌っている『声』の2曲をメドレーで披露する。
「グリーンボーイズ」を演じた4人に関して、菅田は「僕たち4人とGReeeeNさんは基本的に立ち位置が一緒で、それぞれの性質が似ている」と明かし、「本当のGReeeeNさんも成田くんが演じた92(クニ)さんがMCみたいに話の口火を切ることが多い。杉野が演じていたSOH(ソウ)さんもマイペースで、navi(ナビ)さん役の流星はちゃんと王子様で、僕が演じたHIDE(ヒデ)さんは一番の自由人っていう。その4人のバランスがGReeeeNさんと一緒だったんです」とコメント。成田も「気づいたら、自然とこの立ち位置になってるというのは、たまにありました」とまさに“キセキ”のキャスティングだったことをうかがわせた。
インタビュー中も年上組の菅田と成田が様々なエピソードトークを披露し、年下組の2人を引っ張り、杉野の天然トークをイジって盛り上げる。そして、そんなやりとりを横浜がニコニコ笑顔で見守っているなど、劇中同様「グリーンボーイズ」としてのメンバー同士の空気感がそこにはあった。
ボイストレーニングを積み、本物のメンバーの歌い方や動き方のレクチャーを受けて特徴をつかみつつ、歌唱シーンに挑んだという4人。横浜は、「ボイストレーニングを重ねて、メンバーの歌い方や動きを研究していき、レコーディングの日や、ライブのシーンの撮影では楽しく自信を持って歌えました」と語り、実際に出来上がった曲を聴いた時は、鳥肌が立つ程感動しました」としみじみ。
杉野は「自分が担当したSOHさんのパートはGReeeeNさんの中でも、曲全体を優しく支える、かなり低音なパートだったので、普段、それほど声が低くない自分に表現できるか不安でした」と語りつつ、「でも、ボイストレーニングを重ねていくにつれ、少しずつSOHさんに寄せていくようなこともできるようになり、難しかったですが、毎日充実感でいっぱいでした」と振り返る。
”身の回りで起きたキセキ”に関して、杉野が「もともとGReeeeNさんのファンで、中学生の頃にずっと聞いていたので、自分がこの映画に出れること自体がキセキだなって思いました」と語ると、横浜も「僕も一番最初に買ったアルバムがGReeeeNさんの『塩、コショウ』なんですよ。なので、僕もこの作品に出られたことがキセキだなと思います」と本作に出演できたことへの喜びを語る。
成田は姪っ子が誕生したことを挙げ「毎日、ムービーが送られてくるんですけど、やっぱり可愛いし、すごく嬉しかったです」と顔をほころばせる。菅田は「僕は、テレビに出させていただいたり。色々なところに露出させていただいているんですが、こないだ、職質されたんです。確率的に、よく見ることになるであろう顔なのに、職質されるんだっていうのが結構、存在としてキセキかなって思いました」と語り、笑いを誘っていた。
“歯医者と歌手”という二つの夢を追いかける本作にかけて、夢を叶えるために必要不可欠だと思うことを聞くと、「人との関わりを大切にできるかっていうことかな」(成田)、「僕は成功するイメージを持つことだと思います」(杉野)。
父親からイチロー選手の小学校時代の卒業文集をよく見せられていたという菅田は「そこには『メジャーリーガーになる』とか、具体的な目標設定が書かれていて。僕自身は(目標設定は)書いてはないんですけど、過去の作品はほとんど、自分が口に出していたことが実現していて。『次、こんなことやりたいな』とか『こんな監督とやりたいな』って言っていたことが、今、想像よりもだいたい1〜2年早いペースで進んでる」と実体験をもとに、“口に出すことの大切さ”を挙げる。
また、空手で世界一の栄冠を手にしたことのある横浜は「僕は空手をずっとやっていて。一番大事なのは、諦めないこと、少しでもずっと続けることが大事だと思います」と語り、「僕、最初は、すごく弱くて。周りにはめちゃめちゃ強い人もいましたけど、辞めずに、諦めずに続けていたら、世界一になれた。役者としても、諦めたくないですね。できるところまで頑張りたいなって思います」と力強く語った。
映画『キセキ ―あの日のソビト―』は、1月28日(土)全国ロードショー。なお、菅田将暉×横浜流星×成田凌×杉野遥亮のインタビュー全文は、オーディションエンタメサイト「デビュー」(下記リンク参照)にて掲載中。