アイドルグループ・アイドルカレッジが、秋葉原ソフマップ1号店にて定期公演『2017年アイドルカレッジIDC〜ここから始まる21の夢〜伊豆原もも生誕！』を12日に開催。新メンバー3名を加えた21人の3チーム体制を整え、2017年の本格的なスタートを切った。

　内容盛りだくさんのライブのメインテーマの一つが、メンバー・伊豆原ももの20歳を祝う生誕祭。伊豆原は「小学校のときから早く大人になりたくて。でもずっと20歳のままがいいです」と挨拶。ライブではイメージカラーである黄色のサイリウムが輝き「ひまわり畑みたいでめっちゃキレイでした」と感激。代表曲『いちごパフェ』では、最後の台詞を伊豆原自身が「やっぱ“もも”ありで！」と言い換え、「今日は『ももパフェ』だね！」とあたたかい空気に包まれた。

　そしてこの日は、昨年末のライブでお披露目された新メンバー、若林春来、田口空、平田亜耶加の初ライブステージ。これまでの最年少14歳の上水口姫香と同い年の平田に、最年長25歳の南千紗登は「姫ちゃんと同い年なんだよね？　じゃあまだギリ一回りじゃない。よかった〜。次に入ってくる子とは一回り回るなあって思ってたんですよ」と安堵。冒頭では全員が「緊張します」と、ちょっと硬い表情でコメントしていたが、溌剌としたパフォーマンスと笑顔にファンから大きな声援が飛んだ。

　この3人が加わって21人の新体制になって初の定期公演。大人メンバー中心のTeamIは、レベルの高いパフォーマンスでカッコよく『マイセルフ』を、パワフルな牽引役の次世代メンバー中心のTeamDはガンガン前に出る勢いで『トゥルーエンドプレイヤー』を、新メンバーを加えたフレッシュなメンバー中心のTeamCは、キュートに爽やかに『雨のち晴れ』をそれぞれ披露した。

　3つの各チームは、リーダーと副リーダー、そしてコンセプトも発表し、はっきりと色合いを打ち出していく。リーダー・南千紗登、副リーダー・冨田樹梨亜のTeamIは、個性が強いメンバーが、自由気ままに、しかしやるときはシュッとカッコよく決めるというイメージで『黒猫』をキャッチフレーズに活動。リーダー・佐藤春奈、副リーダー・石塚汐花のTeamDが選んだ言葉は『次世代待機中』。佐藤は「ぐいぐい来ていますよ！という思いを込めたので、そういう目で見てください！」と自信たっぷりだ。

　そして、リーダー・小笠原彩乃、副リーダー・田所栞のTeamCのコンセプトは『ぶっ飛び！！』。7人中3人が今回入った新メンバーというフレッシュなチーム。小笠原が「新しい色が出せる場所。変なキャラクターもいるし、個性をビュンビュン出して、型にはまらず、新しいアイカレを作りたい」と宣言すると、ほかのメンバーからも「一番楽しみ！」と期待の声が上がった。なお各チーム毎に新曲を制作中で、19日（木）開催のソフマップ定期公演（アキバソフマップ1号店）では、いずれかのチームが新曲を発表するというから楽しみだ。

　昨年末に発表されたように、2017年のアイドルカレッジは話題が豊富。東名阪ツアー『アイカLet’s 東名阪ツアー2017〜アイに行くよ！力いっぱい歌っておドル！みんなで一緒に盛り上ガレッジ〜』では3月20日・大阪MUSE、4月23日・名古屋MID、4月30日・新宿BLAZEでライブ。1月21日、22日には台湾で『IDOLidge Carnival in台北』を開催。また2月3日からは名古屋定期公演『AFTER SCHOOL 2017 〜BangBangBABAN BangBangBABAN〜』がスタート。5月20日には川音希ソロワンマンライブ（TSUTAYA O-WEST）、そして8月26日には赤坂BLITZでワンマンライブを行なう。

　新体制を整え、2017年も話題豊富に止まらないアイドルカレッジの躍進に注目したい。