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2017/01/15 19:13
生田絵梨花、「新しい日本のミュージカル女優の誕生を見た」と演出家も絶賛する魅力
乃木坂46の生田絵梨花が15日、同日初日を迎えるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(TBS赤坂ACTシアター)のプレスコールに出演した。演出家の小池修一郎氏から「新しい日本のミュージカル女優の誕生を見た」と絶賛された生田は、恐縮しながら「常に満足せず高みを目指したい」と語った。
宝塚歌劇団や東宝ミュージカルなども手がける演出家の小池氏が、作品の見どころを聞かれて一番に挙げたのが、生田という女優について。「昨日のゲネプロ(公開稽古)を観て、生田のジュリエットに新しい日本のミュージカル女優の誕生を見ました。彼女は大変忙しいスターさんなので、ミュージカルの舞台でどこまでやっていくのかわからないけれども、そこに向かったときには、日本のミュージカルをリードしていく女優さんになると思って、非常に感心しました」と最大級の賛辞を贈る。
その理由について「これだけ清純というか…今時いないような感じをテレビで観て、失礼ながら『営業』というかね…作ってらっしゃるものであるのかなと思っていたんですけど(笑)。実際、舞台で本当にキチッとした生き方をしている。まだ19歳で、公演中に20歳になるんだよね…こんな子って今時いないと思う。そんな彼女が、ジュリエットとすごくオーバーラップしているということ。そして強い意志を持って目標に向かっているところがジュリエットに合っていると思います」と小池氏は語る。
生田が舞台に向かう姿勢についても「一つひとつ出された課題をクリアしていこうとしているし、2人のちょっと心もとない(笑)相手役の男性たちのリードに対して、動じないでやっていくところの度胸と言うか、集中力ですね」と絶賛が止まらない小池氏。それを聞いた生田は「エ〜〜ッ! このあと、力んじゃってできないかもしれない(笑)」と恐縮しつつ、「すごく嬉しいです。常に満足せず、高みを目指していきたいなと思っています」と気持ちを新たにした。
ジュリエット役の稽古に入って「いろんなメンバーやスタッフさんから“強くなったね”って言われます」と、その変化を指摘されるという生田。「“なんか、たくましいね”って言われるんですけど、もし、ジュリエットの強さが自分にダブって見えるんだとしたら、嬉しいなと思います」と手ごたえも感じている。1月22日に20歳の誕生日を迎えるが「そこは大きな境目だと思っています。今までは、自分のイメージが決まっていたと思うんですけど、これからはどんどん広げていきたいですし、皆さんが驚いたりすることもあるぐらい枠をはみ出して行きたいです」と、20歳に向けての誓いを立てた。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』はTBS赤坂ACTシアターにて2月14日まで。大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて2月22日〜3月5日まで。出演はロミオ役に古川雄大、大野拓朗のWキャスト。ジュリエット役は生田と新人・木下晴香のWキャスト。