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2016/12/04 21:02
『仮面ライダーゴースト』アラン役・磯村勇斗「いつか地元で何かをやりたいという願いが叶った」ファーストパーソナルブック発売イベント
『仮面ライダーゴースト』で、アラン/仮面ライダーネクロムを演じ人気急上昇中の若手俳優・磯村勇斗が4日、千葉・イクスピアリにてファーストパーソナルブック『過現模様』の発売イベントを開催した。
地元・沼津での思い出地巡りや自宅での撮影、私服・料理・本人撮影写真、生い立ちを語るロングインタビューなど、磯村勇斗のすべてを余すことなく収めた1冊。
タイトルの『過現模様』について、磯村は「もともとは“過現未”という、過去・現在・未来を表す漢字を使った造語。0歳の自分から今の24歳の自分までを表したパーソナルブックだなと思ったので、過去から現在の軌跡といった意味合いで、ちょっとおしゃれに“模様”という言葉を使って『過現模様』というタイトルにしました」と、タイトルに込めた想いを吐露。
お気に入りのショットに関しては、白糸ノ滝での和服カットを挙げ「この濡れた自分を見てもらいたいなと思って。白糸ノ滝のロケ地もすごく幻想的だったので、お気に入りの一枚です」とコメント。また、倉庫のような建物内にパジャマ姿で佇んでいるカットについては「パジャマを着てのシーンは、自分がすごく孤独だったときに思っていたものを写真に残したかった」と語り、「すごく悲しい気持ちや淋しい気持ちを持って撮影に挑んでいました。ポツンとみえるような孤独さというか、“抱きしめてほしい”というような、そんな淋しい顔で撮っていました」と撮影時を振り返る。
前日の3日には大阪と地元・沼津で発売イベントを実施した磯村。「沼津から出てきて、東京で俳優として活動してきて、“いつか地元で何かをやりたい”という想いがあったので、今回、自分の初のパーソナルブックで、地元でイベントができたことはすごく感動しましたし、一つの願いが叶ったなって思います」としみじみ。思い出の場所については「仲見世商店街は、1歳〜2歳のころからずっと仲見世商店街が第2の家みたいな感じで育ってきたので、そこでの思い出はたくさんある」とコメント。
また、ファンとの交流に関して「今まではファンの方からの声とかはSNSとか、文字だけしかわからなかったんですけど、会うことで顔も見ることができて、それは自分にとってすごく嬉しいことだったので、楽しかったです」と語り、「ストレートに『好きです』とか、『大好きです』とか言われると、これは告白なんじゃないかって、けっこうドキドキして嬉しかった」とニッコリ。家族も沼津でのイベントの際に『過現模様』を購入したらしく「『見たよ』という感想はもらいました。自分の子供が写真として残っているのはすごく不思議な感じだと。でも、そういうものを残せて、家族に恩返しじゃないけど、少しそういうのができたかなって思いました」笑顔を見せた。
この日のファッションについてはクリスマスを意識したそうで「クリスマスも近いし、ツリーもあるので、クリスマスカラーを取り入れたようなファッションをイメージしました。首についている可愛い装飾もツリーにあるような感じだし、自分自身がツリーなんじゃないかなっていうような気持ちで、今日は立っています」とコメント。
『仮面ライダーゴースト』で共演した山本涼介からはイベント当日に連絡があったといい、「今日の朝、涼介から『イベント行くから』って連絡来たんですけど、『嬉しい』って言ったら、『うそ〜!』って言われて、なんやねん!っていうやり取りをした」と明かし、「(西銘)駿も『おめでとう』って言ってくれました」と共演者からの反応について語る。
『仮面ライダーゴースト』など、活躍の場を広げた2016年を振り返り「やっと自分の1ページ目が動き出したところなので、来年からは磯村勇斗のページがどんどん広がっていくように、自分も精進して、たくさんの方に知ってもらえるように、貪欲に頑張っていきたい」と意気込む。
最後に「このファーストパーソナルブックは、自分の24年間生きてきたものが詰まっているので、たくさんの方に読んでいただきたいという想いがいっぱいです」と語り、「これからクリスマスが近いので、ぜひ磯村勇斗のパーソナルブックを持って、クリスマスを過ごしてもらいたい」とアピールした。
『磯村勇斗ファーストパーソナルブック 過現模様』は現在発売中。