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2016/11/25 22:37
竹内涼真、西銘駿&飯島寛騎ら後輩ライダーとの共演に「いい刺激になったし楽しかった」
仮面ライダーシリーズの劇場版最新作『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』の完成披露試写会が24日に都内で行われ、豪華キャスト陣が登壇。同イベント内で『仮面ライダードライブ』主演・泊進ノ介役の竹内涼真、『仮面ライダーウィザード』主演・操真晴人役の白石隼也が出演することが発表され、竹内がサプライズで登場し、会場を沸かせた。
今作は、これまで7作品続いた、現役仮面ライダーと前作の仮面ライダーが共闘する「MOVIE大戦シリーズ」から生まれ変わり、現在放送中の『仮面ライダーエグゼイド』と前作の『仮面ライダーゴースト』のタッグに加え、レジェンドライダーの仮面ライダードライブ、仮面ライダー鎧武、仮面ライダーウィザードも登場する豪華劇場版。
この日の舞台挨拶には、『仮面ライダーエグゼイド』から飯島寛騎、瀬戸利樹、松本享恭、岩永徹也、松田るか、小野塚勇人、甲斐翔真、野村宏伸、『仮面ライダーゴースト』から西銘駿、大沢ひかる、山本涼介、柳喬之、磯村勇斗、そして劇場版ゲストとして、佐野史郎、棚橋弘至、メガホンをとった坂本浩一監督が登壇。
久しぶりの集結となったゴーストチーム。天空寺タケル役の西銘が「黒髪になったけど、ちゃんとタケルだよ!」と呼びかけると、深海マコト役の山本も「いつもの衣装じゃないけど、マコトを意識してライダースを着てきました!」と続く。さらに御成役の柳は少し伸びた髪の毛を見せつつ「袈裟ではないですけど、御成を意識したこのカラーで着ました」と笑顔みせ、アラン役の磯村も「眼魔の世界でしばらく暮らしていたら、髪が茶色になってしまいました」と、息の合った挨拶で場を盛り上げる。
一方のエグゼイドチームは初の舞台挨拶ということで、主人公・宝生永夢役の飯島が「今回、このような舞台に初めて立つので緊張していますが、よろしくお願いします!」と初々しく挨拶し、先輩ライダー・西銘との共演について「さすがだなって思いました。タケルが永夢に想いぶつけるシーンがあるんですが、そこは自分自身も動かされたし、さすがだなって思いました」とコメント。すると西銘は「僕も1年前は、初めての舞台挨拶で緊張していたし、懐かしいなって思います。撮影でも1年前の僕を見ているようで、あのころを思い出しました」としみじみ。
また、本編の見どころについて、大沢は「あかりとしては、今までになく、自分自身のピンチが訪れるので、そこが見どころ」と語り、柳は「タケルが生き返って、初めての映画なので、タケルが最初に出てくるシーンで、ちょっと平和ボケしている感じがあって、“あ、生き返ったんだな〜”って感じられるので、そこがオススメポイント」とコメント。そして飯島は「劇場版は映像の迫力がすごい。本当にゲームの世界に入ったような感じがするし、自分がゲームしているかのような世界観になっているので、入り込んじゃうと思います」とそれぞれ見どころをアピール。
さらに、磯村が「仮面ライダースナイプ役の享恭くんとの一緒のシーンが多いんですが、僕は享恭くんのことが好きなので、同じシーンを踏めたことが嬉しかった」と振り返ると、仮面ライダースナイプ/花家大我役の松本も「自分はアラン様が大好きで観ていたので、そのアラン様と一緒に出れるというのが、超〜うれしかったです!」と笑顔で返す。さらに松本が「一つ心残りがあるとすれば、アラン様とたこ焼き食べたかったな〜」と語ると、磯村も「プライベートで食べに行こう!」と笑顔を見せるなど、相思相愛っぷりを見せつけていた。
今回の劇場版ゲストの佐野は「仮面ライダーの第1号が出たとき、僕は高校生でした。今回の映画の中で永夢に『あのときの高校生が仮面ライダーになるとはな』というセリフがあって、それを口にしたときは、“あのときの高校生が仮面ライダーに出るとはな”と、自分にも問いかけているような感じで、大変感慨深かった」と仮面ライダー作品出演への想いを吐露。
『アメトーーク!』の“仮面ライダー芸人”のトークでも話題の棚橋は「さきほどから、ゴーストとエグゼイドの主役のクロストークをこの位置で聞けるということで、この立ち位置ありがとうございます!」と興奮気味に語り、「最初から最後までアクションシーンが続いていく疾走感……まさに最初から最後までクライマックス!! アクションシーンとドラマシーンのバランス、そしてテーマでもある『命』、『医療』を伝えるという、素晴らしい作品になっています!」と溢れんばかりの仮面ライダー愛で、本作の見どころを熱く語る。
今作では、仮面ライダーウィザードをはじめ、レジェンドライダーが登場。ビデオメッセージで登場した白石は「ウィザードが終わってから3年半経ちましたが、こうやって戻ってこれたのも、東映の方々の熱いラブコール、そして応援してくださるファンのみなさまのおかげだと思います」と感謝を述べ、「僕の代わりに、そちらに熱い男が行くそうです。みなさんひと走り付き合ってください」とコメントすると、仮面ライダードライブ主演の竹内が客席通路を通ってサプライズ登場。
大歓声のなか登場した竹内が開口一番「ひと走り付き合えよ!」と叫ぶと、会場のボルテージはさらに上昇。久しぶりの出演となる竹内は「久々に現場に帰ってきて、ドライブを一緒にやっていたスタッフさんにも会えたし、エグゼイドのみなさんとも一緒にやれて、いい刺激になったし楽しかった」と笑顔をみせる。そんな竹内を嬉しそうに見ていた西銘は、事前に竹内から電話で出演のことを聞いていたということで、竹内のモノマネをして、そのときの再現をするも「ちょっと待って、ぜんぜん似てないから!」と本人から鋭いツッコミ。
西銘が「めっちゃ嬉しかった!1年間成長した姿を先輩に見せたいと思って、映画の撮影に入ったんですけど、やっぱり先輩は素晴らしかった」と笑顔で語ると、竹内は照れ隠しなのか「命、燃やすぜ!」と西銘のキメセリフで対抗する。さらに西銘は「テンションあがるんですよ、わかりますか? 僕のこの嬉しさ!!」と興奮冷めやらぬ様子で、「イベントのときも『ひと走り付き合え!』とか真似してて、それくらい本当に大好きなんです。僕の撮影が終わってからも先輩のアクションシーンがあったので、残って観ていたんですが、本当に仮面ライダーだなって思いました」と語ると、竹内から「あなたも仮面ライダーだから!」と突っ込まれ、笑いを誘っていた。
先輩ライダーとして、エグゼイドチームへのアドバイスを求められた竹内は「現場のスタッフさんたちは、歴代の仮面ライダー作品を何年もやってこられた方々なので、何でも知っている。なので、現場のスタッフさんについて行って、家族みたいな関係性をつくっていくことが大事。そこを大事にしていれば、おのずといい雰囲気になっていくんじゃないかと思います」とアドバイス。
そして竹内が「西銘くん、どうでしょ? 今ので大丈夫ですか??」と問いかけると、西銘は「いや〜、素晴らしいです。完璧です、先輩! うるっときちゃいましたよ」と先輩をヨイショするも、すかさず竹内から「(うるっと)きてないでしょ!(笑)」と突っ込まれ、息ピッタリの掛け合いで舞台挨拶を盛り上げた。
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』は、12月10日より全国ロードショー。