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2016/10/01 07:01

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『ミス美しい20代コンテスト』グランプリ・是永瞳さんインタビュー「人生の半分以上を注いだ空手で、続ける力を学びました」

『第1回ミス美しい20代コンテスト』でグランプリに輝いた大分県出身の大学生・是永瞳(これなが・ひとみ)さん、21歳(C)Deview
『第1回ミス美しい20代コンテスト』でグランプリに輝いた大分県出身の大学生・是永瞳(これなが・ひとみ)さん、21歳(C)Deview

 オスカープロモーションが主催する20代限定の美女コンテスト『第1回ミス美しい20代コンテスト』で応募総数4万18通のなかからグランプリを獲得した、大分県出身の大学生・是永瞳(これなが・ひとみ)さん、21歳。オーディション情報サイト「デビュー」は、お披露目直後の是永さんにインタビュー。オーディションの感想、小学校から続けている空手への想い、これからの夢について聞いた。

■グランプリ/是永瞳さんインタビュー

――今回オーディションに応募したきっかけは?
「大学のミスコンテストに出たことで、人に見られて注目されるお仕事の素晴らしさに気付いて。その感覚がクセになっちゃったんです(笑)」

――それまで芸能活動に興味はあったんですか?
「小さい頃からあったんですけど“無理だろう”って自分でストップをかけていました。自分でオーディションに応募するのは『ミス美しい20代コンテスト』が初めてで。だから、このコンテストは自分にとって大きなものになりました」

――それまでスカウトされたりしませんでした
「大学のミスコンは友達から出て欲しいって言われて。このミスコンを機に表に出るお仕事で声をかけていただくことはありました。福岡の事務所からも何社かお話をいただいていたんですが、自分としては勝負を賭けるなら東京に出たいって思っていました。そして、ちょうど在京の事務所を探していたときに、オスカープロモーションのサイトを見たらこの募集が載っていたんです」

――最終審査は有名ファッション誌の編集長がずらっと並ぶ審査でした。
「周りは綺麗な人ばかりたくさんいて圧倒されそうでした。でもそのなかで、女性として武道を続けてきた中から出てくる『強さ』は、私にしか出せないんじゃないかと考えて。それを審査員の方々にどうやってアピールしたら一番よく伝わるんだろうってすごく悩みました」

――実際、どんな風にアピールしたんですか?
「綺麗に見せようと考えると、逆に失敗しちゃったり、もしその場で“オーケー”と言われたとしても、合格した後にメッキが剥がれると思いました。そのまんまの『是永瞳』を評価してくださる事務所に行きたいと思っていたので、包み隠さずに、自然体で自分を出したら、それを認めていただいたという感じです」

――「包み隠さず」というのは?
「私、ちょっとヌケているところもあるので(苦笑)、そういうところも見えたんじゃないかなって。周りからは“ネジが外れてるね”って言われたりもするんですが(笑)、それも一つの個性であって、それで笑ってくれる人がいるのも嬉しいし。伸ばしていける部分であるのなら伸ばしていきたいです」

――お披露目記者発表会の囲み取材でもその片鱗は見えましたよ。恋愛禁止の暗黙のルールについて聞かれて「5年間は、男性の皆さんも、もう女性にしか見えません」って答えたり(笑)。
「(笑)。見極める方もプロだと思うので、自分の土台をちゃんと持っていて、そのうえで自然な姿を出せれば大丈夫だって考えていました」

――今、「自分の土台」という言葉が出ましたけど、是永さんの土台を作ったのは空手ではないかと思うんですが、空手を始めたのはいつから?
「小学校6年生のときに始めて、今も大学の空手部で続けています。始めたときからずっと組手の選手としてやってきました」

――身長は早くから高かったんですか? 組手の選手で身長が高いと有利なのでは?
「生まれたときから大きな子でした(笑)。体が大きくてリーチがあると有利ということもあって、私のお父さんの友達で、空手の先生をやっている方に誘われました。“空手をやったら好きなもの一つ買ってあげるぞ”って言われて、不純な動機で始めたんですが、結局何も買ってもらってないという…上手くのせられました(笑)」

――それでも今まで続けているというのは、やっぱり空手が好き?
「はい! 好きという以上に私の生活の一部でもあるんです。毎日歯磨きをして、顔を洗って、というのと一緒で、学校が終わったら自転車に乗って空手をしにいくのが生活の一部でした。ずっと続けていくにつれて、実力もついていくので、大会で1位を獲りたいという気持ちも強くなって、今まで続けてこれました。そして中学、高校では大分県で1位を獲ることができて。それは中学、高校と見てくださった恩師のおかげです」

――空手を続けてきて、学んだことは?
「続ける力だと思います。この業界を目指すにあたって、周りからいろんなことを言われましたが、それでも続けるという力が、私には飛び抜けてあるんじゃないかと思っています。怖いもの知らずで、何にでも挑戦してみる力が」

――2020年の東京オリンピックでは空手が新種目に選ばれました。お披露目の取材でもそこに携わる仕事がしたいと語っていましたね。
「4年後までにはちゃんと話せるようになって、レポーターの仕事ができたらいいなって思っています。自分の人生の半分以上を空手に注いできて、それが仕事に繋がるってすごいことだと思います。そして、それ以外にもいろんなことにチャレンジしたいので、レッスンをたくさん積んで、実力をつけて表舞台に立ちたいです」

――憧れの人として、ファッションモデルのジジ・ハディットさんを挙げていましたね
「ジジ・ハディットさんは強い女性で、私に影響を与えた本当に好きな人なんです。トップモデルですが、細いわけではなく健康的なスタイルが素敵で。周りの批判を浴びても、“食べることもスポーツも好き”だと言って、モデル界の常識に囚われずに、彼女にしかできないシルエットを作り上げている。そんな姿勢に憧れています」

――自分のスタイルを持っている人になりたいと。
「私も自分にしかできないことを見つけていきたいです。今の自分が持っていて、他の人に無いものといったら、スポーツをしていて、空手に関してならなんでも語れるというところ。それをプラスに持っていきたいです」

――お料理も好きだと言っていましたね。得意料理は?
「オムライスです(笑)。お菓子作りもとかも大好きです。あの…『チューボーですよ!』に出たいんです…(照)」

――そういうことは口に出したほうがいいですよ! では最後に、これから芸能界を目指す「デビュー」の読者にメッセージをいただけますか?
「一歩踏み出す力というものは必要だと思います。人と違った新しいことを始めるときには、いろいろ悪いことを言う人もいるけど、“自分はこれがやりたい”というものがあるなら、突き進んでいくべきだし、続けないと結果は出せないから。続ける力となんでもチャレンジしてみることは大切。私も応募してグランプリをもらえるなんて思ってもいなかったから、皆さんもやってみるべきだと思います!」

◆是永瞳/プロフィール
これなが・ひとみ●1995年7月15日生まれ、大分県出身(大学から福岡県)。身長173cm。趣味:料理・スポーツ・グルメリサーチ 特技:空手(2段)。

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