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2016/09/16 21:49
AKB48総監督・横山由依のピアノ弾き語りで1万2000人が大合唱
AKB48グループが15日、横浜アリーナで開催した『AKB48グループ同時開催コンサートin横浜〜今年はランクインできました祝賀会〜』で、AKB48総監督・横山由依が『365日の紙飛行機』をピアノ弾き語りで披露。その演奏に合わせて、会場のファン1万2千人が大合唱するという一体感溢れる光景が見られた。
今回、横浜アリーナ会場でコンサートを行なったのは、6月の選抜総選挙で80位までにランクインしたメンバーたち。オープニングでは史上初の総選挙2連覇を達成した指原莉乃(HKT48)が、アリーナの天井からブランコで登場。総選挙選抜シングル『LOVE TRIP』で華々しくスタートを切った。
“祝賀会”と題されているように、セットリストはお祭りムードを盛り上げるスペシャルなもの。チームやグループを超えた、持ち歌を入れ替えてのパフォーマンスや、選挙選抜メンバーのソロパフォーマンスなど、1曲ごとに大きな歓声が上がる。
中盤には、和装姿の横山由依が登場し、ピアノ弾き語りで『365日の紙飛行機』を披露。しかし、出だしでいきなりのミス。一度演奏を止め、謝罪のジェスチャー。大きなスクリーンに映る横山の表情には、緊張が色濃く浮かぶ。
深呼吸をし、再び真剣な表情で演奏を始めた横山を、観客の手拍子が後押ししていく。時折つっかかりながらも、懸命にピアノに向かう横山。サビに差し掛かるころには、誰ともなくはじまった歌がどんどん重なっていき、最後には会場全体が一つとなる大合唱へと膨らんでいった。
演奏を終えた横山は「最初間違えちゃって」と謝りつつ、完奏できたことを「皆さんのおかげ」と感謝。あたたかなファンとの絆を確かめる1曲となった。