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2016/07/10 06:01
杉原杏璃、主演映画の恋人役男性を自ら審査「“好きになっちゃいそう”っていう目線で選びたい」
グラビアアイドル・杉原杏璃が主演を務める映画『…and LOVE』の一般部門ラブシーン・オーディションが9日、都内で行なわれた。オーディションは672通の応募を集め、書類選考を通過した70名が演技審査に参加。審査員には杉原自身が加わり“恋人役候補”に熱い視線を送った。
映画『...and LOVE』は杉原杏璃著の同名の自叙伝的小説の映像化。25歳からグラビアアイドルとして活動することになった「アンリ(杉原杏璃)」が、30歳を越えて偽りの自分と葛藤し、様々な男性との出会いを通じて、本当の自分を見つけて行く姿が描かれる。監督は映画『戦国BASARA』、『パーティは銭湯から始まる』の松田圭太。脚本は、アニメからTVドラマ迄幅広い作品を手がける高橋ナツコが手がける。
今回募集したのは主人公・アンリの恋人役「ツバサ」(20代半ばの男性)、商社マンの「カズマ」(30代半ば〜後半の男性)。この日は3日間にわたるオーディションの一部をマスコミに公開。杉原の代役を相手にしたベッドでの会話シーンの演技審査、および質疑応答が行なわれた。
参加者はフリーの俳優、劇団の研究生など、出自も演技経験も様々。「杉原さんと同じ広島出身です」とアピールする男性もいた。プロデューサーからはプロフィールについての質問、脚本家からは役柄への理解についての質問があったが、杉原は「指、見せてください」と間近で指をチェックしたり、恋愛についての考え方を質問する一幕もあった。
審査を終えた杉原は、審査員を務めた感想について「こちら側に座らせていただくのは初めてだったので、何をどう聞いていいのか掴めていなくて、個人的なことばかり聞いてしまいました。でも恋人役なので、なんとなく性格が見えたらいいなって思って見ていました。私を本気で好きになっていただけるぐらい、熱を感じる方にやっていただきたいです」と語る。
この日の参加者を見て「皆さんそれぞれ、同じツバサ役でも微妙に違うんだなっていうことが分かったので、自分が思うツバサに近い方になっていただきたけたら嬉しいなって思います」と杉原。そして年下の恋人「ツバサ」役について「私は年下が苦手なんですね。苦手と言うのはハマッてしまうので苦手で。私もなんでこんなにも年下にハマッてしまうのかというのは自分でも分かっていないので。年上の女をくすぐる、可愛らしさや小悪魔が絶妙に出ている人がいいなって思います。この人だったら好きになっちゃいそうっていう目線で選びたいなと思います」と持論を展開。
かねてより、冗談めかしつつ「自分の本当の恋人を見つけられたらいいな」と語っていた杉原。“オーディションと称した婚活では?”と疑惑を向けられると、「んふふふふふ。こんなにたくさんのキレイな男性を目にする機会ってそうそうプライベートではないので、『あわよくば』そういうところも探せたらいいなって想いますけど(笑)。それは若干ですよ! メインじゃないです、『あわよくば』というところで。ふざけてると思われちゃ困るので」と完全否定まではしなかった。
審査の最中に指をチェックしていたが「私は指フェチなので。手ってやっぱりいろんなモノを触ったり、動作一つでセクシーだったりする場所なので、せっかくなのでみんなのを見比べたいなっていう意味で(笑)。結構血管がグッて浮き出ていたり、大きくて男らしさが見える手にはそそられます。ちょっと浅黒くておっきくて、ごつごつってしてて、年月を感じるような手がエロいなって思います(笑)」と個人的な趣味も混ざっていたよう。その指摘については「私についてのフィクションかノンフィクションかっていう物語なので、私の想いっていうのは入れてもいいのかなって、調子に乗ってます」と開き直った。
こうして映画化に向けて着々とプロジェクトが進んでいることについて「最初は雑誌の1話完結の連載から始まったもので、なんとなく映画になってグラビアの集大成になればいいなと勝手に一人で考えていたことが実現できたことは、長年グラビアをやってきて良かったなと思います。今までのすべてをこの映画にぶつけたいと思っています」と想いを語った。