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2016/04/11 21:48

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村井良大&武田梨奈W主演、映画『ドクムシ』公開 武田が自身の誕生日前後で「男性陣全員とキスした」と複雑な心境を告白

映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣。(左から)水上京香、秋山真太郎、村井良大、武田梨奈、駒木根隆介、野口真緒(C)Deview
映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣。(左から)水上京香、秋山真太郎、村井良大、武田梨奈、駒木根隆介、野口真緒(C)Deview

 シリーズ累計350万ダウンロードの大ヒット電子コミックを原作とした、映画『ドクムシ』が公開初日を迎え、9日に新宿ピカデリーでキャスト陣による初日舞台挨拶が行われ、W主演を務めた村井良大&武田梨奈らが登壇。

 原作は、『E★エブリスタ』発のネット小説『コドク〜蠱毒〜』(八頭道尾)をもとにオリジナル要素を入れ漫画化した合田蛍冬によるコミック『ドクムシ』。閉ざされた空間の中で、男女7人が生き残りを賭け弱肉強喰のデスゲームを繰り広げる、ソリッド・シチュエーションホラー。この日の舞台挨拶には、村井良大、武田梨奈のほか、秋山真太郎、駒木根隆介、水上京香、野口真緒、主題歌を担当したFaint★star、朝倉加葉子監督が出席。

 主人公の一人、大学生・レイジを演じた村井は「こんなに朝早くから、とんでもない映画を観ていただきまして本当にありがとうございました」と語りつつ、「去年の夏前に、1週間くらいの期間で撮影をして。ようやく、この『ドクムシ』をみなさまにお見せすることができて、とても幸せです。映画が公開されるまでの道のりを感じると、今日は本当に嬉しい1日になりそう」と初日を迎えた喜びを語る。もう一人の主人公、ギャバ嬢のアカネを演じた武田も「原作を読ませてもらったときに、映像として表現するのは難しいんじゃないかなと思っていたので、こうやって無事に公開できて嬉しいし、ホッとしています」と安堵の表情をうかべた。

 撮影でのエピソードを聞かれた村井が「閉じ込められた空間で撮影していたのでしんどかった」と語ると、秋山も「遮光もしていたので、暗いシーンが多くて大変だった」と過酷な撮影を振り返る。しかし、現場自体の雰囲気はわきあいあいと和やかだったそうで、駒木根が「少人数だったこともあって、意外とわきあいあいとしていた。みんなで血だらけで写真撮ったりしてたよね」と語ると、水上も「どんどんやつれていく役なので、目のクマを作るんですけど、それで撮ったら、まぁ盛れないっていう(笑)。すごい写真がいっぱい撮れました」と笑顔を見せる。

 女を武器にして生き残ろうとするアカネを演じた武田は、劇中で「今日登壇した男性(村井・秋山・駒木根)全員とキスシーンがあった」と告白。さらに「しかも、6月15日が私の誕生日なんですけど、6月14日、15日、16日ってキスをしていたので、複雑な気持ちでした(笑)」と苦笑い。寡黙な少女・ミチカを演じた野口は「無表情なことが多かったこともあり、誰とも会話できない生活が続いて。しかも大学に入って最初の方だったので、本当に誰ともしゃべれなくて、友達作り一歩遅れました」と映画での役作りが私生活にも影響してしまったと明かす。それに対して村井が、劇中の”蠱毒(コドク)”にちなんで「『ドクムシ』のせいで、孤独(コドク)になっちゃったんだね」と同情すると、野口は「今は大丈夫です!(笑)」と元気いっぱいに答える。

 “もし映画と同じような状況になった場合、自分ならどうするか”という質問に対しては、村井が「できるだけ仲間を作って、手当り次第に出口を探すか、壁を壊して出口を作るとか、なんとかする」と語ると、一方の武田は「一人しか生き残れないんだったら、『みんなで死のう』て言うかも。一人だけ生き残っても、他の6人のいろんな重みを背負っていきないといけないと思うから……」とコメント。すると駒木根から「みんなで助かればいいんじゃないの?」とツッコまれ、慌てて「そうか。間違えました!そっちですね(笑)」(武田)と返し、笑いを誘っていた。

 また、空腹とストレスで戦うという劇中のリアルさを出すために、秋山はプロテインやチューブ食のみで1週間断食して撮影に挑んだという。「ご飯を食べていないということと、撮影も順撮りだったので、ヒゲも伸ばし続けて1週間の時間を経過を伝えたかった」(秋山)と役作りでのこだわりを語ると、武田も「普段は現場でロケ弁を2個とか食べたりするんですけど、今回は、空腹感を出すため、お弁当は半分しか食べないと決めていて。それがすごい苦しかったです」と当時の想い振り返る。そして「撮影中に一度別のお仕事で東京に戻ったときがあって、帰ってきたときにアキシンさん(秋山)に『お前、何か食べてきただろう』すごい睨まれて、怖かったです」と話すと、秋山から「なんか艶っぽくなって帰ってきたから」ツッコまれ、「ケーキとラーメンを食べて帰ってきちゃいました(笑)」(武田)と正直に告白。

 そんな中、駒木根は「撮影中、深夜にホテル近くのラーメン屋に入っていくところを目撃されてしまって、我慢ができなくて、本当に申し訳ないなと……」と自ら暴露し反省。さらに「クライマックスでみんなが格闘しているときに、たまにちらっと死んでいるところが映り込んでいて。2日間ずっと死体としての撮影だった」と自身が頑張ったシーンを振り返ると、村井から「1回、スヤスヤと寝てましたよね?(笑)」とバラされ、「俺、本当に最悪だね。ラーメン食べるわ、本番中に寝るわ……」(駒木根)と語り、会場は笑いに包まれた。

映画『ドクムシ』は、22日まで新宿ピカデリー他にて2週間限定上映中。なお、オーディション情報サイト『Deview/デビュー』では、村井良大&武田梨奈のインタビューを掲載中。『ドクムシ』の撮影エピソードなどをたっぷりと語っている。

関連写真

  • 映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣。(左から)水上京香、秋山真太郎、村井良大、武田梨奈、駒木根隆介、野口真緒(C)Deview

  • 映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇した(左から)Faint★starのHINAとYURIA、水上京香、秋山真太郎、村井良大、武田梨奈、駒木根隆介、野口真緒、朝倉加葉子監督(C)Deview

  • 映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇した村井良大(C)Deview

  • 映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇した武田梨奈(C)Deview

  • 映画『ドクムシ』でW主演を務めた村井良大(左)&武田梨奈(右)(C)Deview

  • 映画『ドクムシ』初日舞台挨拶に登壇した秋山真太郎(C)Deview

  • 撮影中に帰京した際、ケーキとラーメンを食べてしまい、食事制限をしていた「秋山に睨まれた」と語った武田梨奈(C)Deview

  • 舞台挨拶では、キャスト同士の暴露合戦が繰り広げられ笑いを誘っていた(C)Deview

  

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