アイドルグループ・青山☆聖ハチャメチャハイスクール（メチャハイ）が8日、TSUTAYA O-WESTにてワンマンライブ『〜ZeppTokyoワンマンライブ・リベンジロード〜 第二弾 BACK TO 2013 2nd.ワンマンライブ「COME WITH US!!〜乙女たちの聖戦〜」』を開催。アンコールには、9日発売のメジャー2ndシングル『メチャハイの天地創造』をライブで初お披露目。楽曲を書き下ろしプロデュースを手がけた新垣隆氏もステージに登場し、現代音楽とアイドルの奇跡のコラボが実現した。

　20世紀FOXのロゴとサンダーバードをパロッた物々しい映像とSEに続いて登場したメチャハイの7人。「お前ら待たせたなーっ」の声とともに『NEW WORLD』でワンマンライブが幕開け。パンキッシュなナンバーを、汗を飛ばしながら全力でパフォーマンスするメンバーに、“ティーチャー”と呼ばれるファンも声を枯らさんばかりのコール、リフトで応える。

　本編が終了しアンコールに突入。暗いステージ上に指揮者のいでたちをした新垣隆氏が登場するとティーチャーも大歓声。超然とした表情の新垣氏がタクトを振ると、アバンギャルドなピアノのメロディラインにのった『メチャハイの天地創造』がスタート。これまでのメンバーカラーを基調にした衣装とは打って変わった、天使モチーフの純白の衣装でメンバーが登場。先の読めない複雑な曲展開、ピアノとギターが絡み合うハードな間奏、「もし私が神様だったら」と歌い上げる美メロのサビまで、新垣ワールドとメチャハイワールドがぶつかり合った全く新しいアイドルソングの誕生だった。

　「新垣さんは私たちの個性を見抜き、そしてファンの皆様に届けるためにということで曲を作ってくれたんですよ！」「曲ヤバイでしょ！」とメンバーも充実感でいっぱい。新垣氏にとっては初アイドルプロデュースだったが、「皆とお会いして、すぐに曲ができちゃった」とインスピレーションを喚起された様子。そして「この度、青山☆聖ハチャメチャハイスクールの『教頭』に就任しました!!」と宣言。騒ぐファンにメンバーは「この人たち“ティーチャー”なので、教頭はその上なので敬って！！」と持ち上げた。

　「新垣さんに作曲してもらったからには、この曲でもっともっと知名度を上げていきたいと思うので、これからもメチャハイについて来てくれますかーっ！」と気勢を上げるメンバー。現代音楽の異才・新垣隆という新たな味方を手に入れ、9日の発売、リリースイベントにまい進する青山☆聖ハチャメチャハイスクールの今後の動きに注目したい。