NMB48チームMの石塚朱莉が、京都の劇団「悪い芝居」の新作『メロメロたち』で舞台初出演、初ヒロインを務めることが、NMB48劇場で26日に行われたチームM『RESET』公演内で発表された。

　「悪い芝居」は京都を拠点に活動する劇団で、作・演出の山崎彬が描くエネルギッシュでどこか歪んだ切ない世界は若者から圧倒的な支持を得ている。新作公演『メロメロたち』では、地元関西弁のセリフの応酬と、全曲オリジナルの生バンド演奏を織り交ぜた独自のスタイルの集大成を作り上げる。

　そのヒロインに抜擢された石塚朱莉はNMB48第3期生オーディションに合格し、2012年にグループに加入。“あんちゅ”のニックネームで親しまれ、アイドルの枠を超えた、はっちゃけたコメディセンスで注目される18歳だ。

　石塚は今回の舞台初出演について「悪い芝居はヤバいですよ。観ると口からよだれが出ると思います(笑)。ずっと舞台に出たいと言い続けていたら、目標を叶えることができました。NMB48はそういう夢をかなえる場所でもあると思います」と喜びを語る。そして「私もいつまでも後輩ではいられない。後輩たちに夢を追いかける姿ってかっこいいと思ってもらいたいです。頑張りますので、皆さん観に来てください」と自分を鼓舞するようにアピールした。

　「悪い芝居」Vol.18『メロメロたち』の大阪公演は梅田・HEPHALLにて7月15日（水）〜20日（水）、東京公演は赤坂RED/THEATERにて7月26日（月）〜31日（日）。なお、NMB48第5期生オーディションは現在募集中。応募要項はオーディション情報サイト「デビュー」などに掲載中。