2.5次元舞台を中心に活躍する若手俳優5人によるビジュアルムック『2.5次元男子』が17日に発売され、これを記念したアメスタ特別番組放送がAmebaFRESH!Studioにて開催された。ビジュアルムックに登場する5名のなかから廣瀬智紀、太田基裕、松下優也、鳥越裕貴が出席し、放送終了後に囲み取材に応じた。

　“2.5次元男子”とは、マンガ・アニメ・ゲーム等2次元でしか存在し得ないキャラクターを、3次元（リアル）で演じ切るカッコイイ男子を指す。そんな2.5次元男子をフィーチャーした同書は、2.5次元舞台に出演する若手俳優のなかでもトップを走る5人のイケメンが登場。

　記念受験のつもりで受けた、某有名広告代理店に入社した新入社員という設定の“あなた”が、仕事、プライベートで忙しくする日々の中で舞い降りた素敵な男性たちと恋愛の疑似体験できるようなストーリー仕立て。キャラクター設定から、撮影、構成まですべて、人気乙女ゲームのシナリオライター、少女マンガ編集部によって完全監修＆制作されており、それらを完全再現する彼らの写真は胸キュン必須。

　現在、「舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR〜２つの頂上〜」で巻島裕介役を演じている廣瀬はセクシーなドＳ社長、同じく舞台『弱虫ペダル』で鳴子章吉を演じる鳥越はキュートなアイドルに扮する。さらに、超歌劇『幕末ROCK』（高杉晋作役）、舞台『メサイア』シリーズ（五条颯真役）、舞台『弱虫ペダル』（今泉俊輔役）と話題作への出演が続く太田はクールなツンデレ医者、ミュージカル『黒執事』でのセバスチャン・ミカエリス役が印象に残る松下はデザイナー＆ミステリアスなイタリアンマフィアになりきる。

　また、今回のイベントには出席が叶わなかったが、本書では硬派な不良高校生として、ミュージカル『テニスの王子様 2ndシーズン』（財前光役）、舞台『NARUTO』（うちはサスケ役）などに出演し、ミュージカル『刀剣乱舞』加藤清光役が決まった佐藤流司も登場している。

　アメスタ特番では、写真集に掲載されている服装そのままで4人が登場。それぞれの決めゼリフをカメラの前で演じたり、お絵描きコーナーでは、直筆の自身イラストとともに胸キュンセリフを披露するなど、写真集（2次元）からそのまま飛び出てきたような彼らの姿に、観覧するファンやアメスタコメント欄も大賑わい。

　放送終了後、囲み取材後に出席した4人は、特番と同様に和気あいあいな雰囲気。「『2.5次元男子』第二弾があるとしたら、どんな役をやってみたいか」と質問がされると「小さい子どもが好きなので保育士とか（鳥越）」、「僕、男臭いイメージがないので、泥臭い感じの消防士とかやってみたいです（太田）」、「今回のワル繋がりで天才ハッカー（松下）」と答えるなか、廣瀬は「今回社長って役をやらせていただいたので、その社長が事業に失敗して、一文無しになって段ボールで過ごしてるような。ストーリーとして続いているような感じになったら面白い」とドヤ顔。「それときめく!？」と太田から突っ込みが入るも「助けてあげたいな〜っていう女子目線から。またそこから成り上がろうと沸々としたイタリアンマフィアのようなね」と気にせず説明を加えるも、今回マフィアを演じた松下は「なんで、俺を絡めるの？（笑）」と苦笑いを浮かべるなど、廣瀬の天然トークにメンバー全員振り回されっぱなしだ。

　さらに、撮影中のテンションが上がった話では、太田が「ポルシェに乗ったときはテンションが上がりました」と語ると、またしても廣瀬が「一生乗れないもんね」と切り返し。「一生乗れない!？ それはちょっと……（言い過ぎ）」と太田が廣瀬を睨む一幕も。

　一方の松下は「デザイナーの設定のときに、デザイン画を見ながら撮影するっていうのはちょっとドキドキしました。僕は絵がそんなに得意じゃないので」と違う意味でドキドキしたと撮影裏話を告白。アメスタ特番で披露した直筆イラストを見ていたメンバーは、「そうですね、先ほど拝見しましたね（笑）（鳥越）」と、みな納得の表情で頷くなど、終始仲の良い空気での囲み取材となった。

　2.5次元舞台のトップを走る5人の人気俳優たちが、キャラクターに完全なりきって2次元よりもリアルに、3次元よりもドリームな妄想世界を見せる写真集『2.5次元男子』（小学館）は現在発売中。

　なお、オーディション＆エンタメ情報サイト『Deview／デビュー』では、廣瀬智紀＆北村諒の舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR〜２つの頂上〜についての対談インタビューを公開中。さらに同サイトでは、アニメ・マンガ・ゲーム原作の舞台で活躍中の若手俳優が所属する事務所の新人募集企画『2.5次元特別オーディション2015』を実施中。