楽器を使わずマイクのみ、アカペラだけでバンドを表現するグループが全国から集まりパフォーマンスを競う『アカペラ日本一決定戦 ハモネプ全国大会SP』（フジテレビ系）が18日にオンエアされる。今回は“ハモネプ実行委員会GM”に就任したつんく♂が、出場グループの「魅力」「聴きどころ」を徹底分析して公開する。

　3ヵ月に及ぶ激闘を経て、全国754組のエントリーから選出された15組によるアカペラ日本一決定戦ファイナルが行われる。今年の同番組の見どころのひとつと言えるのが、ハモネプ実行委員会GM(ゼネラルマネージャー)に就任したつんく♂による、「このグループのココを聴け!」だ。

　つんく♂はこれまで同大会の審査員を務めてきたが、昨年10月喉頭がんにより声帯を切除したため、術後の今回、リアルタイムのコメントが要求される審査員復帰は断念。その代わりに“ハモネプ実行委員会GM”として事前に出場15組全グループのパフォーマンスをチェック。各グループの「魅力」「聴き所」をテクニカルな観点も交えて徹底分析している。放送では各グループのパフォーマンス前にその情報が提供されるため、視聴者にとってもハモネプの奥深さを理解する、これ以上ないガイドとなるはずだ。

　そして審査員には、亀渕友香、河村隆一、Kダブシャイン、武田鉄矢、寺尾聰、松尾依里佳、松尾潔、水森英夫、由紀さおり、吉田圭介(INSPi)と、様々なジャンルから「過去最強」の10名を招聘。各審査員は審査の際、10点満点で自身のつけた得点を開示。「青春」への評価点や「温かみ」のあるエールだけではない、本音のコメントで『真剣勝負』を届ける。

　なお今回グループの出場資格を、これまでの「学生のみ」から「年齢制限なし」に変更。それによって地区予選には、9歳〜80歳までの幅広い参加者が集まった。数々のアカペライベントで優勝の実績を持つ「京都・洛陽」、ゴスペルサークルに通う主婦8人組「東京・パワーマダム」、東京芸術大学声楽科の父母が率いる家族4人グループ「群馬・エヌファム」、関東のアカペラ大学生200人からの選抜「東京・無糖ホワイト」、岡山県倉敷市の活動する双子アイドル「岡山・ツインズメロディ」、ビジュアル系アカペラバンド「東京・背徳の薔薇」など、全15組が日本一を目指す。

　『アカペラ日本一決定戦 ハモネプ全国大会SP』はフジテレビにて18日(金)21：00〜22:52放送（※一部地域を除く）。