オムニバス・ホラー映画『ほんとうにあった怖い話三十一夜』の公開初日舞台挨拶が、22日、都内で行われ、出演したフレッシュ女優、俳優が、撮影エピソード、見どころなどを語った。

　2004年のシリーズ開始から10年、根強い人気を誇るホラー作品『ほんとうにあった怖い話』シリーズ。一般投稿により寄せられた数々の恐怖実話の中から厳選されたエピソードを再現ドラマ化している。その最新作『三十一夜』では、“現代版こっくりさん”として話題の“チャーリーゲーム”にまつわる怖い話を含む3エピソードのオムニバスストーリーを映像化している。

　『禁断の遊び チャーリーゲームの呪い』に主演した花影香音は、「『チャーリーゲーム』をしている最中のみんなの恐怖の表情を特に観てほしいです」、また『死の煙』で主演した阿知波妃皇は、「ホラー作品ですが、SNSを取り入れたり現代的なストーリーになっているので、そこに注目してほしいです」とアピールした。

『生霊』で主演した平隆人は、「最後の最後で『なるほどこういうことか』ってわかった時に、一人で鳥肌がたったくらいすごい台本でした。みなさんにも楽しんでもらいつつ、鳥肌をたててもらいたいです」とアピール。同作で共演した恒吉梨絵、梨木まいも「意外性のあるラストに期待してください」と口をそろえた。

　またホラー作品の舞台挨拶ではお決まりの「作品に出演して身の回りで怖いことが起こった経験は？」という話題では、梨木が「台本を読んだあとお風呂に入ったら、シャワーがいきなりお湯から水に変わって……。これは何かに取り憑かれた!?と思ったら、単に給湯器の故障でした」と語るなど、おとぼけエピソード続出で、場内の笑いを誘った。舞台挨拶には、このほか、大屋香乃、星野莉々翔、大嶋聖ら、今野恭成監督が登壇した。

　映画『ほんとうにあった怖い話三十一夜』は、東京・ユーロスペースでレイトショー公開中。