ヤフオク！に出品された『落語立川流真打　立川こしらに入門した弟子の命名権』を落札し、「立川仮面女子」と名付けた地下アイドル・仮面女子。その記念として『アイドルユニットの命名権〜仮面女子の卵のネーミングライツ〜』を出品した。

　『落語立川流真打　立川こしらに入門した弟子の命名権』を25万1000円で落札し、15日に「立川仮面女子」命名式を行った仮面女子。その際の囲み取材でリーダー・桜のどかは『候補生ユニットのネーミングライツ』を出品することを発表。その夜22時39分からオークションがスタートしていた。

　出品されている商品は「2015年にさいたまスーパーアリーナで単独ライブを控える仮面女子の候補生ユニットの命名権」。仮面を被った2人組の女子の写真がアップされており、「現在はAJS(仮)という名前で秋葉原を中心に活動しております」とのこと。リーダー桜のどかは「落語家:仮面女子さんのお名前を命名させていただいて、これは私達もやってみたい！と思い、ちょうどデビュー間近な可愛い仮面女子候補生ちゃん達がいたので、命名権出品しちゃいます！！　どうか、この娘達の名付け親になって下さい♪子は親のことをずっと忘れません。愛を込めて、素敵なネーミングをつけて下さる方お願いします！！！」とメッセージを発信している。

　名前をつける際の条件として「基本自由ですが、アイドルたちが自己紹介で○○○○(命名された名前)です！と元気よく言いますので、女の子が口に出していい言葉でお願いします」と注意を促し、「政治思想、宗教的な言葉、公序良俗に反する言葉、あまりに長い言葉、著作権に違反する言葉、そのモラルに反する言葉などはNGとさせてください」とお願いしている。

　一方で「企業のPRや自社の商品名や恋人への思いなど何でもOKです。イベントや秋葉原などで定期的に行われるライブのMC、SNSで随時名乗っていきます！」と宣伝、アピールのために活用することを奨励。さらに「ライブアイドルなので週に複数回イベントに出ます。その度に命名されたお名前を宣伝出来ます」「落札時には仮面女子が誇る強力なSNSでの宣伝。仮面女子はSNSでのアクセスがとても高いです、命名時には以下で宣伝をさせて頂きます」とメリットも提示。実際、フォロワー総合計がのべ100万を優に超える仮面女子メンバー、研究生メンバー、仮面女子関連のTwitterによる拡散力だけでもかなりのパワーを持っているといえそうだ。

　命名の権利の期間は１年で「万が一アイドルユニットの存在自体が一年以内に消滅した場合は全額返金」される。16日20時30分時点での入札額は25万4000円と、落語家：立川仮面女子の落札額をすでに上回っている模様。『アイドルユニットの命名権〜仮面女子の卵のネーミングライツ〜』の入札期限は20日22時13分（自動延長あり）。