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2015/06/19 16:13
「生身の人間が演じるからこそ伝わるものがある」小越勇輝、舞台『東京喰種トーキョーグール』への意気込みを語る。
累計発行部数1300万部突破の人気マンガを原作とした舞台『東京喰種トーキョーグール』(7月2日〜 AiiA 2.5 Theater Tokyo)で、主人公・金木研(カネキ)を演じる小越勇輝。アニメ化もされ、舞台の前売りチケットも即日完売という、超注目作で座長を務める小越が、オーディションエンタメ情報サイト『Deview/デビュー』のインタビューにて、同作品への想いを語った。
小越勇輝は、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(テニミュ)で、2010年から2014年までの4年間、主人公・小越リョーマを演じて話題を集め、その後もロック☆オペラ『サイケデリックペイン』でも主演を務めるなど、人気急上昇中の注目の若手俳優。
原作マンガはもちろん、アニメ化もされ、人気も高い『東京喰種トーキョーグール』は「元々は妹がこの作品が好きでマンガを読んでいて、それがアニメ化になって、僕も一緒に観ていた」という小越。演じるカネキについては「すごく楽しみです。前回出演した舞台で、今までとはまったく違う役を演じて、苦しんでもがいて、新しい自分を見つけることができたので、きっと今回も苦しみながら、しかも役も役ですし、カネキと一緒に悩み苦しみながら新しいものを見つけていけるんじゃないかなという楽しみもあります」と笑顔でコメント。
期待値も高い作品の舞台化に関しては「アニメではマンガとの世界観とまた少し違っていたのが新鮮だったんです。原作の面白さ、そしてアニメはアニメの面白さがある。それは舞台もそうで。生身の人間が演じるからこその面白さが絶対にあると思うので、そこを楽しんで頂けると思います。人がやるからこそ伝わるもの。人が演じなければ伝わらないもの。それをしっかり出していきたい」と、舞台は生身の人間が演じるからこその面白さがあると意気込む。
テニミュ、ロック☆オペラ『サイケデリック・ペイン』、そして舞台『東京喰種トーキョーグール』と舞台が続いている小越。「人と会話して、日によって感情の動きやニュアンスも変わってきたりする。そういったちょっとした変化であったり、直接人と人とがぶつけ合うことが楽しいと感じるんです。あとはお客さんが目の前にいて、反応が返って来るのが嬉しいですね。舞台の世界観を人に届けられること、現実にはあり得ないことにのめり込んで、現実を忘れて没頭してもらえることの喜びを感じます」と、“舞台”の魅力を語った。
また、過去作品を振り返り「(テニミュは)間違いなく基盤を作ってくれた作品だなっていうのはあって。この4年間がなかったら今の自分はないですし、初めてのミュージカル、そして舞台というものを学べました」と話し、テニミュ卒業後初の舞台についても「4年間ひとつの役を演じてきたことは大きかったですし、どうしても自分でも気づかないような癖もついてしまっていただろうから、それが自分でも怖かった」と、当時の心境を告白。さらに「だからこそ、テニミュ卒業後の一発目の作品では全く違う表現を出したかったですし、とても素敵な作品、素敵な役にも出会うことができたので、ここで役者として全く違う自分を出せたのが本当に良かったです。だからこそ今回のカネキでもまた新たな表現に出会える気がしています」
小越勇輝が座長を務める舞台『東京喰種トーキョーグール』は、【東京公演】7月2日(木)〜8日(水)AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、【京都公演】7月18日(土)〜20日(月・祝)京都劇場にて上演される。7月20日(月・祝)の京都大千秋楽公演日には、舞台『東京喰種トーキョーグール』シアターと題して、東京千秋楽公演の模様を、全国13都道府県及び、台湾の映画館で配信上映することが決定。
なお、小越勇輝のインタビュー全文は、オーディションエンタメ情報サイト『Deview/デビュー』(http://deview.co.jp/)にて公開中。