アイドリング!!!を卒業した長野せりなが9日、7年ぶりとなる最新写真集『TOKYO INCIDRNT Vol.1 SERINA NAGANO』の発売記念イベントを、福家書店新宿サブナード店で開催した。

　卒業の半月ほど前に、秋葉原と某アパートで撮影された本作。東京のとある街を舞台に、女の子のリアルな姿を描き出すフォト・ドキュメントというコンセプトだけに、「ハウススタジオだとキレイすぎるので、リアルに生活している部屋で撮影しました。“長野さんの自宅ではどうですか”って言われたんですが…“汚ないっス！”ってことで無しになりました（笑）」。

　初の下着カットやシャワーシーンにも挑戦、「こういうことをやる年頃になったか、という感じです。13歳からアイドリング!!!をやっているんですが、単体の写真集は7年ぶりで、7年前はよくわからずやってたので。その時から見てる人には“おー、成長したね、大人になったね”と思ってもらえると思うし、最近知った人にも“こういう感じの表情があるんだ”って知ってもらいたいです」。ちなみにどの辺が大人になったかと言えば「中身はあんまり変わってないとは思うんですけど、空気を読めるかどうかは別にして、読もうと努力するようになりました」と語った。

　アイドリング!!!をやめてから約1カ月、寂しさとともに開放感もあるようで、「人に見られる機会が極端に減りました。週イチぐらいでファンの方に会っていたので。寂しいと思う半面、プレッシャーと戦ってたんだなと思いました」という。現在芸能活動はストップしている状態だが、以前からの夢であるアニメの声優を目標に見据えている。

　その一方で「あみみ（菊地亜美）から、“アイドルを卒業すると恋愛のことを聞かれるから頑張ってね！”と言われてたんですが、ホントに無くて。今募集中です（笑）。今日は握手会なので、候補の方が来ますね」とプライベートの充実も望んでいた。