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2015/05/08 15:37
瀬戸康史、主演舞台『夕陽伝』ヒット祈願 デビュー10周年を機に恋活宣言も?
ワタナベエンターテインメントの俳優集団“D-BOYS”による舞台公演・Dステの17作目となる『夕陽伝』の公演成功祈願が、6日に花園神社で行われ、主演の瀬戸康史をはじめ、ヒロイン役の小芝風花らキャスト陣が出席した。
今作は、Dステ12th『TRUMP』で脚本・演出を手がけた末満健一が『古事記』を題材に、生と愛と死を描いた青春群像劇を書き下ろし、演出をつかこうへい作品のプロデュース・演出をはじめ、昨年のD-BOYS10周年ライブ『10years プレミアム D-live』を演出した岡村俊一が担当。現在、大河ドラマ『花燃ゆ』やTBS系ドラマ『マザーゲーム』に出演中の瀬戸が3年半ぶりのDステで主演を務め、ヒロイン役として小芝風花が舞台デビューを果たす。
今年でデビュー10周年を迎える瀬戸は「10年続けられたことに幸せに思いますし、節目の年になるので、変化の年かなって僕自身は思っています」と語り、「『夕陽伝』でやらせて頂く、海里という役も型にハマらずに生きたいと思っている役なので、僕自身も役者としてもプライベートでもいい意味で型にハマらない生き方をしたいなと。破天荒とはまた違うと思うけど、プライベートのほうでも恋とかいろんな経験をしたいです」と宣言。具体的な恋活プランに関しては「ノープラン」と語ったものの「最近、役者仲間もそうですし、スタッフさんもですが、人との交流は増えてきたので、出会いの場はたくさんあると思うので、プライベートの方も充実したいなという感じ」とコメント。
瀬戸が演じる海里の弟・都月を演じる宮崎秋人は、D-BOYSのメンバーではないものの、ワタナベエンターテインメントの若手俳優として、舞台『弱虫ペダル』シリーズでの好演など、現在舞台を中心に活躍中。今作がDステ初出演となり、瀬戸の弟役に大抜擢された。「(瀬戸演じる)海里の弟役で、兄を支えようという役。Dステ初挑戦でチャレンジする立場なんですが、役どころは″支えよう”という役なので、そこの矛盾はありますが、頑張っていこうと思います」と意気込みを語った。
また宮崎は過去に演出部として、瀬戸が主演したD-BOYS STAGE 9th『検察側の証人 〜麻布広尾町殺人事件〜』に関わっていたことを明かし「(当時)セットを組んだり、転換したりしていて、稽古場では隅っこに座って、ずっとD-BOYSのみなさんの芝居を観ていて、“いつか出てみたいな”って思っていた場所なので、その瀬戸くんが主演の舞台で、さらに弟役ということで、今まで培ってきたことすべてを使って役とぶつかっていきたい」と、Dステ出演への喜びを噛みしめた。
舞台初出演となる小芝は、初舞台が決まったことに対して「いつか舞台に出たいなとは思っていましたが、まさかこんなに早く舞台に立てる機会をいただけるなんて思っていなかったので、びっくりしました」と驚きを隠せない様子だったが、「ポスター撮影のときに、剣を握らせていただいて、そのときはすごくテンションがあがりました! ちょっと剣を振り回したりして(笑)」と笑顔を見せた。
そんな小芝に対して瀬戸は「信頼している役者さんですし。目の輝きとかパワーがすごいので、僕はそれに負けないように頑張ります」と語り、さらに「可愛らしい感じだけど、芯にあるものがものすごく太くて。ドンと構えている。男らしい役者さんなのかなって思いました」と小芝の印象を語ると、小芝も瀬戸に対して「TVで拝見させて頂いているんですけど、ちょっと役柄的に怖い方なのかな?って思っていたら、すごく気さくに話かけてくださって、お兄さんだなって思いました」と笑顔でコメント。
また、5月18日に27歳の誕生日を迎える瀬戸は、当日の予定を聞かれると「(『夕陽伝』で)共演する鈴木裕樹くんが誕生会をやってくれると、さっき報告がありました」と笑顔を見せ、報道陣から「男二人で?」と聞かれると、周りのキャストを見渡しながら「イヤ、たぶんみなさん集まってくれると思うんですけど……。僕の勝手な想いなんですが(笑)」と語り笑いを誘っていた。
最後に瀬戸は「今作は『古事記』をベースにしているのですが、『古事記』自体、“和の精神”とか“日本人とは?”みたいなところを描いた作品なのかなと思っていて。この作品を観て、愛とか生とか死とか、共感していただける部分もたくさんありますし、すごく見やすい作品になると思うので、みなさんぜひ劇場に足をお運びください」とアピールした。
なお、オーディションエンタメ情報サイト、WEB『Deview/デビュー』(https://deview.co.jp/)では、D-BOYS連載(毎月1日更新)を掲載中。今月は牧田哲也&三上真史が、出演する二人芝居『Equal-イコール-』のみどころなどを語っている。
※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」。