女優の有村架純が6月24日放送の日本テレビ系のスペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』で地上派ドラマ初主演を務めることが決定。

　同ドラマの舞台は海。そこで出会った大学生7人の男女の人間ドラマと彼らが選ぶ未来を描く。友情・恋愛・家族・就学・人生などにまつわるその時代の“あるある”をふだんに盛り込んだ、青春群像劇。

　有村が演じるのは、周囲に波風をたてるのが苦手な主人公・松岡あおい。“海を研究する”という夢を諦めて、親の言うままに就職しようとしていたが、ふとしたきっかけで海洋大学の学生たちと出会い、海近くの水族館を舞台に、期限つきの共同作業を行うことになる。自分たちの夢を追う彼らの姿が、あおいの人生を少しずつ動かし始める。

　あおいの幼馴染・永田拓には、朝ドラ『まれ』で人気急上昇中の山崎賢人、あおいの憧れの先輩・山内航汰には、話題作に数多く出演し注目を集める演技派俳優・窪田正孝が出演するなど、今を代表する若手俳優たちが夢の競演を果たす。

　今作で地上派ドラマ初主演を果たす有村は「ドラマに出てくる若者はみんな、自分の気持ちを素直にぶつけることが苦手で、だからすれちがったり、衝突してしまうこともあるけれど、一緒に過ごす時間を重ねてかけがえのない仲間になっていきます。主人公のあおい同様、私も気持ちを言葉にすることが苦手だったときがあるので、すごく親近感を持って演じることが出来ました」と語り、さらに「そして、仲間がいるからそれぞれの困難を乗り越えることができて、自分に自信を持てるようになる……恋や友情、将来のことなど、青春が沢山つまった物語です。同世代の素敵な役者さんたちに私自身も刺激を受けながら撮影しました。どうぞご期待ください！」とアピール。

　映画『桐島、部活やめるってよ』を手がけ、今作でテレビにしか作ることのできない“ナマモノ”の青春群像ドラマに挑んだ枝見洋子プロデューサーは「有村架純さんをはじめ、今もっとも勢いのある若い役者たちの放つ強い光が反射する、眩しく鮮烈な青春ドラマが完成しました。彼らの真剣な表情はいきいきとしていて清々しく、見ているだけでパワーが出ます。主人公たちと一緒に泣いて笑って、青春を駆けぬけていただけたら嬉しいです！」とコメントを寄せた。

　スペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』は、6月24日（水）21：00〜22：54 日本テレビ系で放送。

※山崎賢人の「崎」はつくりの上が「立」