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2015/05/03 20:00

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映画『ズタボロ』ヒロイン・清水富美加、主演・永瀬匡と初キスシーン「1時間ぐらいキスしてました」

『ズタボロ』の看板を背負ってのフォトセッション。左から木村祐一、堀井新太、永瀬匡、清水富美加、成田瑛基、橋本一監督(C)De-view
『ズタボロ』の看板を背負ってのフォトセッション。左から木村祐一、堀井新太、永瀬匡、清水富美加、成田瑛基、橋本一監督(C)De-view

 映画『ズタボロ』の完成披露上映会が3日、丸ノ内TOEIで開催され、主演の永瀬匡をはじめ、清水富美加、堀井新太、成田瑛基、木村祐一らのキャストと、橋本一監督が登壇した。

 映画『ズタボロ』は人気作家ゲッツ板谷が自身の不良高校生時代を赤裸々に描いた2作の小説『メタボロ』『ズタボロ』が原作。板谷の「痛さが伝わる映画にしてほしい」というこだわりに応えた暴力描写や心理描写の演出が強い印象を残す作品だ。

 若手男性キャストの3人は、喧嘩の後の傷だらけのメイクで登場。今作のアクションシーンの撮影は「本当にパンチが当たって、1日だけ撮影を飛ばしちゃうこともあった」(永瀬)というほどハード。植木役の堀井も「夏場の35〜36度の土手でやってたんですよ。僕、初日に熱を出してて、それで熱いのか暑さで倒れそうなのか、わかんなくなって」と現場を振り返る。

 「空手で小中高大と日本一になった」という鬼役の成田のアクションは、「ミット打ちの音が違うし、持ってると吹っ飛ばされるんです」と堀井が語るほどの迫力。しかし「監督は鬼らしいパワフルでダイナミックなハイキック等をアクションに取り入れてくださいました。でも、これまでの人生で、空手の試合で鉄パイプを持った奴と戦ったこともないですし、階段からジャンプしたこともないですから。新しい体験ができて学んだことが多かったです。真面目ですみません」と風貌にそぐわない(?)好青年の一面を見せた。

 ヒロイン・清美を演じた清水は、今回の映画で初めて茶髪にしたほか、永瀬と初のキスシーンにも挑戦。キスシーンについて「恥ずかしながら家で犬のぬいぐるみを相手に練習してたんですよ。そのぬいぐるみが顔が出っ張ってるやつだったんですけど、実際現場に入って永瀬さんにお会いしたら顔が出っ張ってなくて(笑)。人間相手にはあまり練習の意味がなかったです」と涙ぐましい努力を語る。

 そして清水は「どうしよう!と思ってたら、先輩としてリードしてくれました」と永瀬に感謝。しかし「役の上ではリードしちゃいけないシーンなんですけど、本当に子犬のように震えてるから」と永瀬が明かすと「震えてないですよ!」とキレ気味に抗議。監督に対しても「ドライ(シーンを通すリハ)がめちゃめちゃ長かったですよね? その撮影の日、1時間ぐらい永瀬さんとキスしてたと思いますもん」と疑問を呈した。しかし「"女の子”ではなく"女”として映画に出るのは初めてで、こういう一面を観てもらえる機会は少ないので。もっと男性とか来てほしいです」と女性ファンで埋まった客席を見回してアピールした。

 永瀬が演じる主人公・板谷コーイチは原作者・ゲッツ板谷を投影した役。実在の人物がモデルの役を演じることについて「嘘をつきたくないっていうのが一番最初にありました。“自分自身”には嘘はないじゃないですか。台本を読んだときに、相手から言われたセリフに対して何を感じるかというところが、役とすごくかぶって共感できて。じゃあ俺のままでいこうと」と演技プランを決めたという。そして「だから今までで一番お芝居というものをしなかった現場かなって。最初に映画をみたとき、自分のドッキリを観てるような感覚に陥って。“オレ、こんな顔して怖がってるんだ”って感じだったから。それで生々しさが伝わらなかったら、ホント(役者)辞める勢いです」と、役に懸ける想いを語った。

 そんな永瀬を清水は「素晴らしかったです! 撮影をしているときは特に何も感想はなかったんですけど。完成したものを試写で観たときに“あ、永瀬さんってすごい人なんだ”って。この人って主役の器の人なんだなって思いました」と、永瀬も首をかしげる微妙なニュアンスで絶賛。しかしMCから、「こんな3人はどうですか?」と聞かれると「絶対ヤです! 清美ほど、(男性陣を)ちょっと可愛いなって思えるほど大人ではないので」とバッサリ。ただし「でも成田さんはいいですね。だって、誰もそんなに汗かいてないのに、登壇してこんなに汗かいてるんですよ!」と緊張のあまり汗だくの真面目キャラ成田をイジッた。

 最後に永瀬は観客に「自分が身を削っても支えたい人や、会いたくなる人を再確認できる、この時代に必要な温かい映画になっていると思います。だからツイッターとかでホントの意見を聞かせてもらいたい」と呼びかけた。映画『ズタボロ』は5月9日、全国ロードショー公開。なお、現在オーディション情報サイト「デビュー/Deview」に永瀬匡のインタビューが掲載中。『ズタボロ』の制作エピソードなどをたっぷり語っている。

関連写真

  • 『ズタボロ』の看板を背負ってのフォトセッション。左から木村祐一、堀井新太、永瀬匡、清水富美加、成田瑛基、橋本一監督(C)De-view

  • フォトセッション中、重いダンベルを持たされた永瀬匡は、撮影が終了するやこの表情(C)De-view

  • 正直な感想を聞かせて欲しいと呼びかけた永瀬匡(C)De-view

  • フォトセッションでファイティングポーズをとる清水富美加(C)De-view

  • 傷だらけのメークで登場した堀井新太(C)De-view

  • キスシーンについてのトークで「震えてません!」と永瀬に抗議する清水(C)De-view

  • 成田の空手の経歴を聞いて目を丸くする清水(C)De-view

  • 緊張で汗だくの成田をいじる清水(C)De-view

  • トークセッションでの清水富美加(C)De-view

  

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