昨年4月より始動した『機動警察パトレイバー』実写版プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』で、主人公・泉野 明を演じている真野恵里菜。5月1日には、ついに長編劇場版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開される。ハロー！プロジェクトを卒業して2年、女優として映画にドラマ、舞台と着実にステップアップを遂げている彼女が、オーディションエンタメ情報サイト『Deview／デビュー』にて、『パトレイバー』シリーズへの想い、アイドルから女優へ転身したきっかけ、24歳の目標などを語っている。

　真野は、松浦亜弥に憧れて雑誌『デ☆ビュー』に載っていた『ハロプロエッグオーディション』に応募。一度は落選するも、翌年に再チャレンジして見事合格。ハロプロエッグのメンバーとして活動した後、ソロアイドルとしてデビューを果たす。アイドルとして活動する一方で、舞台『恋するハローキティ』、映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』など、女優としても活動。2013年2月にハロー！プロジェクトを卒業して、女優に転身した。

　“芝居の世界でやっていきたい”と転機になった作品について真野は、舞台『恋するハローキティ』（2009年）を挙げ、「初舞台・初主演だったけど、大好きなキティちゃんの役だったからこそ、楽しんでやれたのかなって」と語り、「『恋するハローキティ』は唯一、何回も観返す自分の作品です。基本、大きなお仕事に入る前とか“どうしよう”って行き詰まったときに観るんです。今は役者として経験積んでいる分、いろいろ考えすぎる部分が多くなってきているので、これを観ると、いい感じに肩の力が抜けるんです。考えるよりも、“もう舞台に立ってやるしかない”って。私の原動力になってます！」と、自身の転機になった作品への想いを吐露。現在出演中の舞台『ベター・ハーフ』に入る前にも同作品を振り返って観たということも明かした。

　昨年4月より公開された『THE NEXT GENERATION パトレイバー』シリーズも、全7章を経て5月1日に長編劇場版がついに公開。長期間関わってきた同作品について「半年間も同じキャストで演じるってなかなかないですし、キャストの絆もすごく深まりました。私にとっても、役者としてやっていく中での自信を持てた作品になりました！」とコメント。さらに、「今までの現場では、自分の役を演じることでいっぱいいっぱいだったけど、半年間一緒にやっているとスタッフさんともいろんな話をするようにもなって“チーム感”を体感できたのも、これから役者をしていく上で良かったと思っています」と、『パトレイバー』シリーズを経験したことで女優としての成長に繋がったと話す。

　現在、舞台『ベター・ハーフ』に出演中の真野は、5月12日スタートのドラマ『ランチのアッコちゃん』（NHK BSプレミアム）に出演するほか、映画『新宿スワン』（5月30日公開）、映画『ラブ＆ピース』（6月27日公開）、映画『リアル鬼ごっこ』（7月11日公開）と、2015年の上半期に出演作が目白押し。まさに女優として勝負の年と言えるだろう。ハロプロ卒業から2年が経ち、女優として数多くの注目作に出演している真野は「映画、ドラマ、舞台……といろんな作品に声をかけていただけるのは、本当に嬉しいです！　ハロプロを卒業して2年。役者として充実していますけど、まだ満足はしていないので、まだまだ成長していくために頑張らなきゃなって思っています」と宣言。さらに「これからも、役柄のイメージとか決めずにいろんなことに挑戦していきたいなと思います」と女優業へのさらなる意欲を語った。

　なお、『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』見どころや転機になった作品について、24歳の抱負などのインタビュー全文は、オーディションエンタメ情報サイト『Deview／デビュー』（https://deview.co.jp/）にて公開中。