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2015/03/20 21:40
ナルト役・松岡広大「世界で戦える」と自信 2.5次元専用劇場第1弾『NARUTO』開幕
漫画、アニメ、ゲーム等の2次元創作物を原作とした舞台作品『2.5次元ミュージカル』の専用劇場『アイア 2.5 シアタートーキョー』の始動および第一弾作品『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』のマスコミ発表会が20日、渋谷・アイア 2.5 シアタートーキョーで開催。うずまきナルト役の松岡広大、サスケ役の佐藤流司、春野サクラ役の伊藤優衣、そして我愛羅役の須賀健太が出席した。
国内で実施される漫画アニメミュージカルの品質向上と地位の確立、海外への発信と世界標準化を目的に、制作会社、芸能プロダクション等65社の会員で設立された一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会。同協会が2.5次元ミュージカル専用劇場として運用するのが21日から始動する渋谷『アイア 2.5 シアタートーキョー』だ。海外からも注目されている2.5次元ミュージカルの現状にあわせて、多言語対応の「字幕メガネ」も完備。海外にいながら公演チケットを購入できるシステムも導入し、世界標準の舞台の発信基地となる。
第1弾作品として21日に開幕するのが『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』。原作単行本の累計発行部数は全世界で2億部を突破、日本をはじめとするアジア各国はもちろん、ヨーロッパ、アメリカでも熱狂的な人気を誇る作品だ。プロジェクションマッピングや、映像とアクロバットの融合など「今までに無い新しい形のアプローチで、観た人に“オーッ!”って言わせる自信がある」(佐藤)という作品。主演の松岡も「世界基準で戦える舞台になる」と意気込む。
2.5次元舞台の魅力の一つにキャストのキャラクター再現率があるが、今作は原作者の岸本斉史も認めるクオリティの高さ。松岡は「初めて見たとき、“金髪も似合うな”と思った」とまんざらでもない様子で、佐藤は「とんでもなくカッコいいものにしていただいて、ハードルの高さが尋常じゃない(笑)。自分への期待も大きくなったと実感したので、カッコよく演じたい」と気持ちを新たに。伊藤は「自分もさくらちゃんと同じでおでこの広さがコンプレックスだったんですけど、この役がいただけて、共感できたし、おでこが広くてよかったと思いました」と思い入れを語り、須賀は「今毎週アニメを観ている弟が怖がってくれたのが嬉しかった」とエピソードを明かした。
今作はマカオ、マレーシア、シンガポールでの公演も決定。日本で旋風を巻き起こし、多くの人気俳優を生み出した『2.5次元ミュージカル』が世界を席巻する日も近い。『ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-』は21日から渋谷・アイア 2.5 シアタートーキョーを皮切りに全国3都市で公演。