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2015/03/17 18:05
上白石萌音、『赤毛のアン』でミュージカル初主演「思いっきり楽しみたい」 19日まで共演者を募集中
“2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』”の就任記念イベントが17日、渋谷・マウントレーニアホールで開催され、新アン・シャーリー役に決定した上白石萌音が登壇した。キャストメンバーと初対面を果たした上白石は、「早く稽古に入りたい気持ちが強くなりました」と期待を込めて語った。
13年連続13回目の上演となるミュージカル『赤毛のアン』において、新しいアン役に選ばれたのは、映画『舞妓はレディ』の主演で第38回日本アカデミー賞・新人俳優賞をはじめとする多くの映画賞を受賞した期待の新人女優・上白石萌音。MCに呼び込まれた上白石は、ミュージカルナンバーを歌唱しながら登場。「“グリーンゲイブルズのアン”という歌詞に、アンの強い決意と私の自己紹介の意味を込めて歌いました」と、いきなりの生歌披露で、その実力の片鱗を見せた。
トークショーでは「小さいときに絵本で『赤毛のアン』を読んで、なんて素敵な女の子だろうと思っていました。まさかなれるとは思っていなかったので、思いっきり楽しみたいです」と笑顔で語った上白石。ミュージカルは小さい頃から大好きで、夢だったといい、「ダンスは4歳から習っていて、しゃべれるようになったのと同時に一日中歌っていて、ありとあらゆる童謡を歌い尽くしたらしいです」というエピソードも明かした。
そして、キャストの旺なつき(マリラ・カスバート)、大和田りつこ(リンド夫人)、越智則英(マシュウ・カスバート)、藤田玲(ギルバート・プライス)とサプライズで初対面。大和田は「10代のアンは初めてなので新鮮。ゼロから作り上げるのが楽しみ」と語り、早くもファミリーとして迎え入れる準備は万端。将来の夫となるギルバート・プライス役の藤田との対面では「ついていきます…」と照れながら挨拶。ちなみに上白石本人の男性のタイプは「男らしい人」とのことだ。
キャストとの対面を果たし、「皆さんあたたかくて、早く稽古に入りたい気持ちが高まりました。新参者として皆さんの足を引っ張らないか不安だったんですが、今日会ってどこかに飛んで行きました」と笑顔を見せた上白石。最後に「キラキラした世界の中に、何気ない日常や、支えてくれる家族の温かさが描かれている作品です。精一杯楽しもうと思うので、ぜひ観に来てください」と意気込みを語った。
なお、現在“2万人の鼓動 TOURSミュージカル『赤毛のアン』”の共演者を全国で募集中(19日まで)。応募の方法は、公式サイトおよびオーディション情報サイト「デビュー」に掲載中だ。