仮面を被ったアイドル・仮面女子が16日、BMXrobotJapanの新作ロボット記者発表会に出席した。新型ロボット・XrobotDancerとダンスバトルで対決するも、完敗を喫した仮面女子は、「11月23日のさいたまスーパーアリーナワンマンにぜひ出てほしい」と新メンバーとしての加入を歓迎した。

　この日発表されたXrobotDancerは、ダンスの振り付けをプログラムで設定でき、音楽と同期してダンスするエンターテイメントロボット。仮面女子の森カノンは「ロボット系のアニメが大好きなので、今回のコラボはすっごく嬉しい」と笑顔。そして仮面女子の衣装に身を包んだXrobotDancer3体と本家・仮面女子の13人は、オリコン週間ランキング1位を獲得したシングル『元気種☆』によるダンスバトルで対決。審査の結果、「最初から最後まで同じテンションで踊りきった」ことが評価され軍配はXrobotDancerに上がった。

　リーダーの桜のどかは「関節の動きが見事で、心があるんじゃないかと思いました。新メンバーとして入ってもらって、11月23日のさいたまスーパーアリーナワンマンライブにぜひ出てほしいとお願いしたいぐらい」と大絶賛。不動のセンターを務める立花あんなは「ダンスがキレキレで、止めるところは止めて、伸びるところは伸びてました…」と完敗を認めた。敗北を喫した仮面女子は「XrobotDancer仮面女子バージョンの発売に向けて、ロボットの教育係を務める」という罰ゲームを与えられ、「ヘンなことを教えないように頑張ります」（桜のどか）と、今後のコラボに期待した。

　対決後もロボットに対するメンバーの期待は止まらない。森は「私、一人暮らしなんですけど、料理とかゴミ捨てとか家事を全部やってもらいたい」、桜は「相方になってもらいたいです。相談したりできる友だちになってほしい」と想像を膨らませ、立花は「メンバーが別の仕事で抜けてしまうときに、替わりに踊ってくれるメンバーとして入ってほしい」と現実的な悩みをコメント。仮面女子は毎回のライブで『オタク満足度』というファン投票を行っているが、「もしかしたらロボットのメンバーが1位を獲るかも？」という声に、「実際にあるかも知れないのでビクビクしています」（桜）とコメントした。