SKE48初のドキュメンタリー完成! 6期生・東李苑は「アンナ先生にカツを入れて欲しい」 | ニュース | Deview-デビュー

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2015/02/15 16:41

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SKE48初のドキュメンタリー完成! 6期生・東李苑は「アンナ先生にカツを入れて欲しい」

完成披露試写に登壇したメンバー。前列左から石原真監督、大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里、(後列左から)江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚(C)De-View
完成披露試写に登壇したメンバー。前列左から石原真監督、大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里、(後列左から)江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚(C)De-View

 人気アイドルグループSKE48初のドキュメンタリー映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』完成披露上映会が15日、TOHOシネマズ有楽座で行われ、SKE48メンバーの大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里、江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚、そして石原真監督が舞台挨拶に登壇した。

 『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』は、SKE48が積み重ねた6年7ヵ月を捉えた膨大な映像と、現役メンバーおよび卒業生40人以上の単独インタビューで構成したドキュメンタリー映画。SKE48にこれまで在籍したメンバーは125人。4月の卒業を受けて、在籍メンバーが53人、卒業生は72人にのぼり、1期生は大矢真那、松井珠理奈、松井玲奈の3名のみ。そのため、結成当時“SKE48スピリッツ”がどのようにして生まれたかについての証言を得るべく、多数の卒業生へのインタビューも敢行している。

 石原監督は「膨大な記録の中から映像を洗い出し、ファンの方が一度見た映像でも違う角度はないかと考えて編集しています。例えば『制服の芽』公演のレッスンの映像(松井玲奈が腰の痛みで倒れるもレッスンは止まらず続行される)も特典映像で一部を見られた方はいると思いますが、インサートはありながら5分10秒のノーカットで繋いでいます。あのレッスン場に皆さんも一緒にいるぐらいの時間の経過を感じると思います」といい、「本領である劇場公演および日常のレッスンこそがSKEである」というこだわりで作り上げている。そして「おそらく皆さんも卒業生の呪縛があると思うので、その業は私が引き受けて、その呪縛を1回解き放って新しいSKEに生まれ変わるための作品として頑張りました」と会場のファンにメッセージを送った。

 松井珠理奈は、本編を観た感想について「あの当時は凄く辛かったとことや悔しかったこともあったんですけど、それを今観るとみんながキラキラ輝いていて。これから先、楽しいことも大変なこともたくさんあると思うんですが、それをいつか観た時には、またキラキラ輝けるんだなっていうのを感じました。メンバーにとっても勇気がもらえる映画だと思いましたし、アイドルじゃなくても何かに一生懸命になっている人に勇気を与える映画になったんじゃないかなと思います」と語った。

 須田亜香里は話の途中、「長くなりますけど、生放送じゃないから(笑)。記憶の中でカットしてください」と、総選挙の長すぎるスピーチをネタにしつつ、映画を観てあふれ出た気持ちを書き留めたメモを、靴の中から取り出して思いを語った。「私よりももっと可愛くてもっとできる後輩がいるんだから、私も譲らなくちゃいけないのかなって考えた時期もあったんです。でも、私が先輩の背中を見てきた日々だったり、後ろのほうからみんなを見てきた日々だったりがあるから、後輩に教えられることもあるのかなって。私がSKEのために出来ることってなんだろうって映画を観て考えたとき、最初の頃と今も変わらず同じ意識を持ち続けていることかなって。だから私はSKE48のペースメーカー的存在になれたらいいなって思っています。須田がここまでやるんだったら、私たちもここまでやろうって後輩たちに思ってもらえるような、一緒に走り甲斐のある先輩になりたいです」と、最後まで言い切った。

 この日は、映画のなかでも時間を掛けてじっくりと紹介される、鬼のように厳しい牧野アンナ先生のレッスンを体験していないメンバーも多数登壇。石原監督が「今の6期生は、アンナ先生のレッスンについていけると思いますか?」と聞くと、東李苑は「レッスンしてもらいたいぐらいです! カツを入れて欲しい!」と前向きに発言し、ファンの喝采を浴びた。そしてドラフト生の惣田紗莉渚は「私たちドラフト生は1ヵ月間アンナ先生のレッスンを受けさせていただいて。やっぱりアンナ先生の教えが、今のSKEにも生きているなって映画を観て改めて感じて。レッスンを受けられたことは貴重な経験だったなって思います」と噛み締めるように語る。それを聞いた大矢は「ちょっと前にアンナ先生と“今は『怒る』と言うことを世間的にもあまりしなくなった”という話をしていたので、李苑が自ら“カツを入れて欲しい”と言ってくれるのは嬉しい」と後輩たちを頼もしそうに見つめた。

 新撮のインタビューのなかで「センターになる約束をしている」と発言している古畑奈和は、「卒業した同期の菅なな子ちゃんと、一緒にセンターを絶対に取ろうねっていう話をしていて……なな子が卒業して、一人でも絶対なな子と約束したことは守りたいから…」と涙を浮かべながらその理由を語った。菅は現在受験勉強中であり、「なな子の受験が終わったら連絡を取ろうと思います」と、自分の道を歩んでいるメンバーを気遣った。

 最後にマイクを取った松井珠理奈は「もっともっと知ってほしいところもあるので、ぜひ第2弾があったらいいなって思っているんですけども、今回は『アイドルの涙』ということで、もし第2弾が出来るとしたら、『アイドルの笑顔』っていうタイトルになるぐらい、これから笑顔の絶えないSKE48をファンの皆さんと、メンバーとで一緒に作り上げていきたい。もっともっとこの映画を通じてSKE48を好きになってもらいたいと思います」と呼びかけた。

 『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』は2月27日公開。3月31日に発売となるSKE48の17thシングル『僕は知っている』が、同映画の主題歌に決定したことも明かされた。なお松井珠理奈が同作品について語ったインタビューが2月28日発売の月刊デ☆ビュー4月号(オリコン・エンタテインメント刊)に掲載される。

関連写真

  • 完成披露試写に登壇したメンバー。前列左から石原真監督、大矢真那、松井珠理奈、須田亜香里、(後列左から)江籠裕奈、古畑奈和、東李苑、北川綾巴、惣田紗莉渚(C)De-View

  • カメラに向かって手を振るSKE48メンバー(C)De-View

  • SKE48初のドキュメンタリー映画の感想を話す松井珠理奈(C)De-View

  • ファンに挨拶する松井珠理奈(C)De-View

  • 1期生3人のうちの一人、大矢真那(C)De-View

  • コメントが「長い」と言われながらも自分の想いを伝えきった須田(C)De-View

  • ドラフト生の惣田紗莉渚は、ドラフト会議のシーンについて「候補生の未来まで考えてくれていた」とコメント(C)De-View

  • 「第2弾は『アイドルの笑顔』になるように」と挨拶した(C)De-View

  • 監督を務めたのは元NHKプロデューサーの石原真(C)De-View

  

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