総合転職情報サイト『マイナビ転職』新CM発表会が23日に都内で行われ、新イメージキャラクターに起用された石原さとみと、CMソングを手がけたファンキー加藤が出席。同日よりオンエア開始となった新CM発表とスペシャルトークショーを実施した。

　新CM『マイナビ転職』立ち上がり篇／スカウト篇の撮影について聞かれると、撮影日が昨年の12月23日（石原の誕生日前日）だったということで、石原は「（翌日が誕生日だと）あまり意識してなかったんですけど、現場で祝って下さって。もうすぐ28歳になるんだって、その時に実感しました。実はこの撮影が仕事収めで、2014年の締めくくりが『マイナビ転職』のCM撮影だったので、私にとっても印象的です」と撮影を振り返った。

　このCMのために新曲『つながるから』を書き下ろしたファンキー加藤は、楽曲について「人生の分岐点ってそれぞれの方にいくつもある。その度に不安とか寂しさとかがつきまとうと思うんですが、そういうところに追い風を吹かせられればと。少しでも明かりを灯すことができればな…という願いを込めて作りました」とコメント。

　楽曲を聞いた石原は「加藤さんの声にいつも背中を押されたりとか、励まされたり、勇気づけられたりしているので、このCMに参加させて頂いて、加藤さんの曲で、歌でこういう作品が作り上げられるというのはすごく嬉しいです」と笑顔を見せると、ファンキー加藤は「ありがとうございます」と照れ笑い。

　また、実際に出来上がったCMを観たファンキー加藤は「石原さとみさんが演じられている上に、自分の声が載った映像を観たときは、すごい感動しました。間接的に共演が果たせたなと。しばらく地元の仲間には自慢話ができるんじゃないかなと思います」と自信たっぷりに語った。

　CMのキャッチコピー『本気、だから。No.1』にちなみ、『今年本気でチャレンジしたいこと』をそれぞれフリップに書いて発表。『本気、だから。学ぶ』と目標を掲げた石原は「2015年からはいろいろと人間力をつけたい。本を読んだり映画を見たり、苦手だったことに挑戦していって、学んでいって、人として成長していきたいと決意しました」とコメント。

　さらに3月公開の映画『風に立つライオン』の撮影でアフリカのケニアに行ったことに触れ、「過酷な撮影だったんですけど、懸命に全力でお芝居して、帰りの機内の中でグッときた。こんなに本気で頑張ったからこそ、このお仕事を続けていきたいなと思って。そのためには、外見よりも中身が伴っていないと、みなさんに求めてもらえなくなる。だから2015年は自分にいろんなものを課して、学んでいければと思います」と決意を新たにした。

　それに対して、ファンキー加藤は『本気、だから。全国ツアー』と回答。「宣伝みたいになっちゃうのは嫌なんですけど、明日からツアー初日で、全国39ヵ所まわって、終わるのが、7月頭なので、今年の上半期はずっと全国を回ってます。“本気、だから”というワードにはこれかなと」と語りつつ、最後には「チケット絶賛発売中です」と、ちゃっかり宣伝も。

　最後に、天職を見つけるために転職を考えている人や、次のステージに向かって頑張っている人へのメッセージをお願いされると、ファンキー加藤は「僕も昔、ディスカウントショップに就職していたときがあって。やっぱりミュージシャンになりたいと思って、一歩踏み出して退職して、今の僕がいる」と過去の経験を告白し、「その時は不安だったり、ネガティブな感情のほうが大きかった。でも、このままでいいのかな？とか、本当はもっとこうしたいのに…というモヤモヤした感情を抱き続けることのほうが心に良くないと思います。思い切って1歩踏み出せば、必ずステキな未来に繋がると僕は信じています。みなさん頑張ってください」とコメント。

　石原も「転職って、いろんな不安とか迷いとかいろいろあると思うんですけど、本気でチャレンジしたら、開ける世界は必ずあるのかなって。そのドアとなるのがこの『マイナビ』だと思っていて。『マイナビ』があることで、もうそのドアは開けている。転職を悩んでいるみなさんは、その開かれたドアに向かって、本気になる勇気を持って、一歩を踏み出して行ってもらえればと思います。応援してます」とエールを贈った。

　なお、現在発売中の『デ☆ビュー』2月号では、ファンキー加藤が所属する『イドエンターテインメント』ほか、芸能プロダクション97社が参加する『冬の特別オーディション2015』を掲載中。応募締切は、2月2日（月）まで。