12月19日よりフジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ『FLASHBACK』の放送が決定し、W主演となる高梨臨、成田凌からコメントが寄せられた。

　フジテレビの公式動画配信サービス「フジテレビオンデマンド」内に作られたインターネットチャンネルで、スポーツ生中継や音楽ライブ、バラエティ、そしてオリジナルドラマがPC・スマホ・タブレットでいつでもどこでも楽しめるフジテレビNEXTsmart。同チャンネル内での、新ドラマの制作が発表され、同時にキャスト陣が公開された。

　12月19日より放送となる『FLASHBACK』は、遺体や遺品に触れると死者の魂のイメージが脳内に浮かぶ特殊能力＝フラッシュバックを持つ刑事と、AI(人工知能)開発でノーベル賞を教授に横取りされた先端科学研究所の研究員が毎回、難事件の解決に挑むサスペンスエンターテイメントドラマ。

　世界一のミステリーシティ・東京で、謎の「殺人事件」が発生。上半身が溶けた死体、真っ黒に焼かれた死体など、前代未聞の猟奇殺人事件が起こる。捜査が始まり『奇妙な物証』が相次いで発見。400年前のチベットの錫杖、ナチスが作った暗号機「エニグマ」、さらにはナチス総統アドルフ・ヒトラーの「頭蓋骨」。これらは全て「日本にあるはずのない物」。なぜ、このような物証が東京で発見されたのか？この殺人事件の裏には、闇に葬られたはずの「真の歴史」が隠されていた。その鍵となるのは、世界を震撼させる内容が記された、ある『予言書』だった…。

　まるでかみ合わない若き科学者・轟日見子（とどろき・ひみこ）と特殊能力を持つ刑事・加々美稜真（かがみ・りょうま）は、猟奇殺人事件を解決するなかで、いつしかその事件の裏にひそむ「歴史の真実」を暴いていくことに。映画や海外ドラマを凌ぐ大スケールの本作。主演には、NHK 連続テレビ小説『花子とアン』の醍醐役で話題となり、カンヌデビューも果たした国内外問わず活躍する若手実力派女優の高梨臨が抜擢された。

　先端研の天才研究員・轟日見子を演じる高梨は「日見子は天才的な頭脳を持ちながらも、運が悪く、人当たりも悪い。目に見えるものしか信じないし、すぐに物にあたる。欠点ばかりで、周りからは変わり者に見える日見子ですが、人間的なところもあるし、滑稽で面白いところもある。そんな役柄は演じていてとても楽しいです。現場で思いついたことなどを自由に取り入れて演じました」と撮影を振り返った。

　さらに、「最初台本を読んだ時は、すごく難しいと感じましたが、何度も読んでいくうちに、この世界の面白さが見えてきました。きっと映像になっても、見れば見るほど新しい発見がある深い内容になっていると思います。とくに日見子は、考古学には何の興味もないのにさまざまな事件に巻き込まれていくので、視聴者の皆さんも同じ目線で楽しんでいただけるのではないかと思います。世界のミステリーはもちろん、一人一人の熱意や葛藤もみてほしいです」とメッセージ。

　そんな高梨の起用についてプロデュースを務める東康之氏は「この『FLASHBACK』は海外に輸出することを念頭に置いて企画。そのためこの日見子という役は、日本の女性の凛とした美しさ、はかなさ、力強さを表現できる“日本の顔”になれる方にやっていただきたいと。そこで今、もっとも自分らしく生き、キラキラ輝いている高梨さんにお願いすることにしました」と海外展開の視野を含めて起用を決定。

　また、高梨演じる轟とバディを組む特殊能力を持つ刑事・加々美稜真役には、『MEN’S NON-NO』の人気モデル・成田凌が務める。東プロデューサーは「日本からアジア、さらには世界に通用する新しいスターをフジテレビから発信したいと、数多くの候補のなかから、存在感と迫力があり、ナイーブでありながらもセクシーな雰囲気を漂わせていた成田さんを大抜擢することにしました」と本作が役者デビューとなる成田に、今後の俳優としての伸びシロを期待した。

　映画や海外ドラマを凌ぐ大スケールのサスペンスエンターテイメントドラマに日本の顔とも呼べるますます期待が寄せられる女優・高梨が挑む新ドラマ『FLASHBACK』は、フジテレビNEXTsmart（インターネット有料チャンネル）にて、12月 19日（金曜午後10：00〜）放送スタート。詳細は公式サイトhttp://fod.fujitv.co.jp/s/nextsmart/まで。