三井不動産レジデンシャル株式会社のブランデッド・エンターテインメント（映画やテレビドラマなどのエンターテインメントコンテンツが持つストーリーや世界観を活用して、ブランドの価値を効果的に伝える共感型のコミュニケーション手法）である映画『タイムスリップ！堀部安兵衛』の完成披露試写会が開催され、同作に出演した大森南朋、神木隆之介、高畑充希が登壇した。

　『タイムスリップ！堀部安兵衛』は、忠臣蔵の舞台である吉良邸討ち入り最中に現代へタイムスリップしてしまった超堅物の剣豪・堀部安兵衛が、現代で不動産会社のサラリーマンとして働くコメディ。堀部安兵衛役を大森が務め、堀部の偏屈さに振り回される先輩・青山光役を神木、そして、してはいけない恋の相手・吉良裕子役を高畑が務める。

　同作の完成披露試写会には、大森、神木、高畑の3名が出席し、トークショーを実施。台本を見た感想・作品の見どころについて大森は「CMなのかドラマなのか、または映画なのか分からない新鮮な形の作品です。役者もスタッフも猛暑の中全力で撮影に挑み、その本気が伝わるものになりました。素晴らしい作品なのでぜひ楽しんでください」とコメント。また神木は「人として大切なことが詰まった作品だと思います！」、高畑は「突拍子も無い設定がとても面白い作品です」と同作をアピール。

　また、主人公・堀部が宿敵である吉良上野介の末裔・吉良裕子に恋に落ちた瞬間の表情について「大森さんの表情が愛犬に似ていた（笑）」という高畑に対して、大森が「よく犬顔と言われます」と返す場面も。作品の内容にちなんで“もし過去に戻れるなら？または戻りたいと思った時は？”と聞かれると「（昔受けた）大作のオーディションに合格していれば…（笑）」と、大森が思わず本音をポロリ。また「新しいTシャツを汚してしまった時は、戻りたいと思います」と、素の神木が伺えるようなコメントも。

　そして、今回の作品のキーワードでもある“経年優化”について聞かれると、それぞれ「このような“作品”です。時間が経って見返すことの楽しみもありますし、未来に作品が残っていくことはとてもいいことかと思います（大森）」、「親の教えだと思います。おばあちゃんからお母さんに受け継がれるもの。そのおばあちゃんも母親からの教えで生きています。世代を越えて継がれていく考え方や教えは、とても素敵なものだと思います（神木）」、「友人関係は、時間とともにシンプルになり、何が自分にとって大切かを最近になってよく考えたり感じたりするようになりました（高畑）」と語った。

　試写会は、3人からの「シュールなシーンあり、感動ありで、とても愛のある作品です（高畑）」「温かい気持ちになれる素晴らしい作品になりました（神木）」「絶対楽しめる作品だと思います、ぜひ大きい画面で、いい音で、楽しんで下さい（大森）」というコメントで幕を閉じた。

　『タイムリップ！堀部安兵衛』は9月11日から特設サイト（http://www.horibeyasu.be/）にて公開スタート。同作の主題歌は斉藤和義が務めている。

　なお、現在発売中の『デ☆ビュー』10月号の表紙・巻頭には高畑充希が登場している。