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2014/09/02 22:41

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舞台『私のホストちゃん』で松岡充が鈴木おさむとタッグ!女性記者口説き対決にも参戦

グラスタワーにシャンパンを注ぐ松岡充と見守るホスト役のキャストたち(C)De-View
グラスタワーにシャンパンを注ぐ松岡充と見守るホスト役のキャストたち(C)De-View

 鈴木おさむが総合プロデュースを手掛ける舞台『私のホストちゃん〜血闘!福岡中洲編〜』の製作発表会見が2日、T2 SHIBUYAで行なわれた。伝説のホストを演じる主演の松岡充をはじめ、若手イケメン俳優が勢ぞろいし、舞台への意気込みを語った。

 舞台『私のホストちゃん〜血闘!福岡中洲編〜』は、女性ユーザー50万人を超える人気モバイルゲームを原作に昨年舞台化された作品の続編。ホストクラブのきらびやかで厳しい世界をコメディータッチで描き、歌やダンス、実際に観客を口説くシーンなど臨場感溢れる演出を織り交ぜたライブ・エンターテイメントとなっている。

 総合プロデュースを手掛ける鈴木おさむは「すでにVIPシートの受付が130倍を超える倍率と聞いて、本当に嬉しい悲鳴です。12月に上演というのは、この舞台に本当に合っていると思います。12月はクリスマスかホストかっていうくらいのシーズンらしいので(笑)。女性が、今年最後にバカ騒ぎできて興奮できる舞台じゃないかなと思います。個人的には染谷(俊之)くんが“深雪”という役なんですが、僕の妻の名前が“みゆき(美幸)”なのでドキッとしちゃいましたけど。僕の妻より女性っぽい顔をしているのは、どういうことなんだろうって(笑)」と挨拶。

 主演で、伝説のホスト『華音』役にキャスティングされたのは松岡充。ロックバンド「SOPHIA」のボーカリストとして20年にわたってバンドを牽引、現在は新バンド「MICHAEL」として音楽活動を続ける傍ら、ミュージカルなどの舞台作品でも俳優として活躍している。松岡が俳優の仕事を始めたのは、鈴木おさむが脚本を手掛けたドラマ『人にやさしく』だったという縁もあり、鈴木とは親交が深く度々タッグを組む仲。「人気シリーズにまさか自分が声をかけてもらえるとは。僕にとっては役者・松岡の生みの親であり育ての親でもある恩人の鈴木おさむさんが総合プロデュースを手掛け、太鼓判を押す村上(大樹)さんに作・演出を任せ、絶対の自信を持ってやっているチーム。本気で限界までチャレンジしていきたいと思います」と意気込みを語った。

 ここで謎のカリスマホスト・甘王(オキャディー)が「女性記者を口説いて、ちょっとでも記事を大きくしていただこう」と提案し、急きょ「口説き対決」が開催されることに。『甘い系ホスト』夕妃を演じる廣瀬智紀は「とっておきのトクダネをキミにリークしてあげる。超人気ホスト・夕妃が今マジで狙ってる女はももちゃん(記者の名前)だ」と甘く迫る。

 「ヤンチャもするが根は熱い」幹部系ホスト・時桜(ときお)を演じる荒木宏文は「俺たちって子供の頃に会ってるんだぜ。覚えてる? 東京でホストやってたらいつか取材受けられるかなって思ってたけど、マジで会えるとは思わなかったよ〜。せっかくだし、子どもの頃の遊び…にらめっこしよっか? ホストっぽく『好き好きにらめっこ』。ルールは笑っちゃダメなんじゃなくて、惚れたらダメ。“惚れたらダメよあっぷっぷ”。惚れた? 惚れた。はい負け〜〜。オレの負け」とまさかの幼馴染設定で攻める。

 そしてトリは華音役の松岡。「ホストちゃんの世界にまだ慣れてないんで」とおよび腰になりながらも、「インターネットが普及して、世の中に欲しい情報と、欲しくない情報が溢れてる。そんななかでオレ、ももこの記事を見つけられるかな? 本気で書いてくれる? そしたらオレは本気で見つけるよ。ももこを本気で見つけるから、待ってるよ」と真摯な態度で本気を見せた。

 このように、ホストたちが本気でバトルを繰り広げるのがこの舞台の見どころ。観客から貢がれたラブ(ポイント)によってランキングが変動し、その結果でフィナーレの内容が変わる観客参加型となっている。現在ランキングの上位につけている荒木は、「役者をしていると、ステージと客席で、ファンの方の目を見ることができない環境でお仕事をしているので、支えていただいていることは感じながらも、直接それが数字になることはあまりないんですよね。今回ランキングを見たときに“あ、僕はこんなにたくさんの人に支えられて、この仕事ができてるんだ”っていうことを改めて感じたので、目に見えた分、自信にもなりました」とその感想を語り、染谷は「ランキングは怖くてなかなか見れてないんですけど、応援してくれるファンの方が投票してくださっているので見なきゃいけないという葛藤もありつつ。上位に入らせてもらって素直に嬉しく思っています。感謝しかないです」と感謝を口にした。

 役者たちがホストを本気で演じるこの作品について、松岡は「僕がずっとやって来たバンドも、舞台、ドラマも、お客様に本当に喜んでいただくもの、楽しんで“今日はいいものを観たな”と思っていただくものを提供するのが僕たちの役割。それはある意味ホストっていう職業にすごく近いものだと思っています。世の中でのホストのマイナスなイメージがまったく消えてしまうくらいに、楽しい物を作りたい。それは健全で清らかってことじゃなく、こんなに楽しい人生の一瞬が過ごせるならいいじゃない、って皆さんが胸を張って会場を出れるようなそんな素敵な演劇にしたい」と持論を展開した。

 「鈴木おさむさんは僕の人生のなかでプライオリティの高い人ですし、凄いクリエイターとしてもリスペクトしてますので、おさむさんがまた新たな表現を手掛けるときに、僕に声をかけてくださったのがとにかく光栄でした」という松岡に対して、鈴木は「楽しく、そしてかっこよく。この二つを両立することはすごく難しいんですが、松岡さんは両立させられるすごく珍しい存在。劇中に歌もあるんですが、松岡さんはバンドやミュージカルも経験いろいろされていて経験数が違う。そういったことを含めて、会場全体を新しく仕上げてくれるんじゃないか、他のキャストをひっぱってくれるんじゃないかと思っております」と全幅の信頼を置く。この相思相愛が人気シリーズ作をさらにパワーアップさせるに違いない。

 最後に松岡は「ホストクラブに興味があったけどなかなか行けなかったという方にも、この舞台から喜びとか楽しみとかを感じていただきたい。そして、今本気でリアルにホストとして頑張ってる人たちにもその光が反射して、照らされればさらに嬉しいです。いろんな人から愛されるハイブリットな新しいショーになればと思っております」とメッセージを送った。舞台『私のホストちゃん〜血闘!福岡中洲編〜』は、12月5日から14日、日本青年館大ホールにて上演。

関連写真

  • グラスタワーにシャンパンを注ぐ松岡充と見守るホスト役のキャストたち(C)De-View

  • イケメンホストたちが勢ぞろい(C)De-View

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  • 荒木も負けじと記者を口説く(C)De-View

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