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2014/09/02 22:41
大人AKB48・塚本まり子がAKB48劇場の卒業公演で涙!「普通のママに戻ります」
「パピコ」春のキャンペーンの一環として、5000人を超える応募者の中から選ばれた塚本まり子。大人AKB48として期間限定で活動していた塚本が、8月31日(日)をもってAKB48を卒業。9月1日(月)に、AKB48劇場で『塚本まり子卒業公演』が行われた。
リハーサルから泣いていたという“まりり”こと塚本まり子は、チーム4『アイドルの夜明け』公演に出演。『女子高生はやめられない』では、全員がくまのぬいぐるみではなく“パピコ”を持って踊り、“大人AKB48のまりり”ならではの演出も。
Wアンコールでは、北澤早紀と前田美月も参加した18人で、“まりり”の楽曲『教えてMommy』と、東京ドームで披露した『上からマリコ』を全員で披露。そしてこの日のために練習し、塚本が最後にどうしても歌いたかったというチーム4の楽曲『ハートの脱出ゲーム』を披露。劇場公演に初めて出演した7月16日から、出演7回目で最後となる公演で、「今日が一生の思い出になるように頑張ります!」という宣言通り、力強いパフォーマンスを見せた。
最後のMCでは、加藤玲奈、岡田奈々、向井地美音、込山榛香、土保瑞希が駆けつけ、チーム4メンバーから「チーム4のママみたい」「大好き」と声を掛けられると、塚本の目には涙が。さらに『教えてMommy』のオリジナルメンバーである、川栄李奈、大和田南那、小嶋真子、島崎遥香、渡辺麻友からコメントが届くと、鼻を真っ赤にっして顔をゆがめ、涙をこらえる場面も。“まりり”というニックネームを考えた島崎からは「今思うと“まりり”じゃなくて、“ママり”のほうがよかったですかね」という言葉に優しく微笑み、渡辺からの「もっとずっとまりりと一緒にいたかった」というコメントには、再び涙を見せた。
大人AKB48として活動した4ヵ月間について塚本は「4ヵ月間という短い間でしたが、まさか私がこの歳になってAKB48に入れるなんて思ってもみなかったことで、本当にキラキラした4ヵ月間でした」と振り返った。また、「温かいファンの皆様の優しさや、メンバーの純粋でまっすぐな優しさ、背中を押して守ってくださるスタッフの方々の優しさ、私はこの4ヵ月間いろんなことを教えていただきました」と語り、「人に優しくするのはすごく難しいことだと思うんです。でも、AKB48はみんな優しいの。優しさは必ず未来に繋がります。私はそんなことをこの4ヵ月で学ぶことができました。本当に素晴らしい時間をありがとうございました」とメンバーやスタッフ、ファンへ感謝の言葉を贈った。
また、チーム4キャプテンの峯岸みなみは「初めて大人AKB48という企画を聞いたときは、どれだけ私たちと関わるのか、全然想像がつかなかったのですが、まりりは本当にちゃんとAKB48の一員として、多分言葉で聞くよりも、本当に過酷な4ヵ月間だったと思うのですが、いつも笑顔をみせてくれて。ずっと明るく私たちと活動してくれて、大人AKB48がまりりで、そしてチーム4の公演に頑張って(歌や振付を)覚えて一緒に出てくれて、本当にうれしかったです。ありがとうございました」と塚本との思い出を語った。
そして最後の挨拶では、往年のアイドルを彷彿させるような「わたくし、まりりは、ひとまず普通のママに戻ります」とマイクをステージに置くパフォーマンス。会場が笑いに包まれる中、大人AKB・“まりり”の最後の公演が幕を閉じた。