ハロー！プロジェクトの研修生による発表会公演『6月の生タマゴShow!』の東京公演が、7日、東京・ディファ有明で開催。20人の研修生たちがフレッシュなステージをくり広げた。また研修生からデビューしたアイドルグループ・Juice=Juiceも登場。7月発売の新曲『風に吹かれて』などを披露した。

　デビューを目指し、歌やダンスのレッスンに励むハロプロ研修生たちが日頃の成果を披露する『生タマゴShow！』。現在は3ヶ月に1回のペースで開催されている。

　この日の昼公演では研修生のオリジナルの新曲『Crying』からスタート。続いてモーニング娘。、Berryz工房などハロー！プロジェクトの先輩の楽曲を、3〜10人のユニット単位で披露した。曲の合間にはクイズのコーナーやトークも挟み、研修生たちは意外な素顔も見せるなど、場内を盛り上げた。

　また5月に行われた研修生の『春の公開実力診断テスト』で、「ベストパフォーマンス賞」を受賞した段原瑠々と「審査員特別賞」の田口夏実が、その受賞の“ご褒美”として単独ステージをそれぞれ披露した。

　中盤には、研修生から生まれたグループ・Juice=Juiceが登場。7月発売の新曲『風に吹かれて』や、ヒット曲『裸の裸の裸のKISS』などを歌った。ファン待望のファーストライブツアーを、今月13日（金）の大阪公演からスタートするJuice=Juice。「私たちの魅力がたっぷりつまった1時間半にしたいと思いますので、お楽しみにしてください！」とリーダー・宮崎由加がアピールした。

　後半のステージでは、Juice=Juiceのメンバーも研修生の衣装を着て、合同でパフォーマンス。ラストは研修生、Juice=Juice、参加者全員で『天まで登れ！』を元気に歌い、ステージの幕をおろした。

　研修生は現在約30人が在籍しているが、実はこの日は、主力メンバーの多くが、ハロプロの先輩メンバーのバックダンサーや、舞台出演につき不在だった。だが、そんななか、若手を中心としたフレッシュなメンバーが、Juice=Juiceとともに、元気いっぱいで、かつ質の高いパフォーマンスを見せ、現在のハロプロ研修生の層の厚さを示した。

　次回のハロプロ研修生の生タマゴShow！は9月に開催予定。またJuice=Juiceのニューシングル『ブラックバタフライ／風に吹かれて』は来月30日にリリース。