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2014/05/26 13:51

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映画『女子―ズ』プレミア試写会に、豪華キャストが参上!

舞台挨拶に登壇した豪華キャスト陣。(写真前列左から)山本美月、藤井美菜、桐谷美玲、高畑充希、有村架純(後列左から)怪人・カメムシゲルゲ、佐藤二朗、福田雄一監督。(C)De-View
舞台挨拶に登壇した豪華キャスト陣。(写真前列左から)山本美月、藤井美菜、桐谷美玲、高畑充希、有村架純(後列左から)怪人・カメムシゲルゲ、佐藤二朗、福田雄一監督。(C)De-View

 6月7日に公開される映画『女子ーズ』のプレミア試写会が行われ、舞台挨拶に主演を務めた桐谷美玲をはじめとする豪華キャスト陣と監督・脚本を務めた福田雄一が登壇した。

 『勇者ヨシヒコ』シリーズや『コドモ警察』などのヒット作を手掛ける福田監督の最新作で、女子の戦隊ヒーロー物で、主演の桐谷をはじめ、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月の、今もっとも旬な女優陣が集結。世界征服を企み、地球を襲いにくる邪悪な怪人を倒すために“名字に色が入っている”という理由だけで集められた5人の女たち。不本意ながらも“女子ーズ”となった彼女たちは、5人が揃った時に繰り出す必殺技“女子トルネード”を武器に怪人との戦いに挑む。しかし、恋に仕事に、美容にヤボ用となかなか揃わない“女子ーズ”。片手間で世界は守れるのか!?

 この日、女優陣は自身が演じた戦隊ヒーローの色に合わせて、カラフルなドレス姿で登場。建設会社で働くOL・赤木直子(女子・レッド)を演じた桐谷は、「最初にお話をいただいた時、『え、女子だけで戦隊モノ!? どうなるんだろう?』っていう不安がちょっとあったんですけど、でも撮影してみて、完成したものを観たら本当に面白いものができました!」と挨拶し、いつも強気なアパレルショップ店員・青田美佳(女子・ブルー)を演じた藤井美菜は「昨年の3月に撮影をしてから、『女子ーズ』のことを話したくて、ずっとウズウズしてたので、すごくうれしいです。シュールな視点で“女子のあるある”の生態を暴くような、そんなおもしろい映画なので、是非元気を貰って帰ってください」をコメント。

 極貧でいくつものバイトを掛け持ちしている黄田川ゆり(女子・イエロー)を演じた高畑充希は「極めて貧乏なイエローという役を貰って、楽しく撮影しました。多分この映画、今日本で1番気楽に観られる映画だと思うので。気楽に楽しんで行ってください(笑)」と話し、夢みる劇団員・緑山かのこ(女子・グリーン)役の有村は「『ダイレンジャー』という戦隊モノが小さいころからすごい大好きだったので、コスチュームを着れたのが、小さい頃からの憧れのヒーローになれた気がして、すごい無敵でした」と笑顔をみせ、おっとりとしたお金持ちのお嬢様・紺野すみれ(女子・ネイビー)を演じた山本も「常日頃、敵を1度倒してみたいなと思っていたので、ひとつ夢が叶ってとても嬉しいです」と笑顔でコメント。

 女子―ズの司令官・チャールズを演じた佐藤二朗は「このお遊びに、お嬢さんたち5人も付き合っていただいて、本当にありがとうございます。あとね、おじさん1人に、若い女性陣っていう撮影現場だったんで、本当に楽しかったです」としみじみ。

 そんな中、福田監督は「正直こんな大事になる映画だと思ってなくて。撮った時は、こちらのお2人(高畑・有村)はけっこうお暇だったんですよ。スケジュールがふんだんに取れるくらい(笑)。でも、短い間に大きく変わってしまいまして、2度と集まらないメンバーと言われるようになっちゃいました。ひっそりやろうと思ってた映画なんで、キャストのみんなも同じこと言ってるらしいんですけど、おそらく、期待しているようなものではないです(笑)」と自虐的に笑いを誘い、「別にこれと言ってアクションもないですし、ひと言で言えばぬるいものになってます。この女子5人の独特のぬるさ加減を楽しんでいただければと思います」と作品の見どころをゆる〜くアピール。

 劇中で着ている戦隊ヒーローコスチュームについて、桐谷は「初めてコスチュームを着たときは、嬉しくてしょうがなかった。自然とポージングをしたくなるよう感じがありました」と語ると、福田監督は「まだ女優業を本格的にされる前に『33分間探偵』というドラマでご一緒していて、悪魔みたいなメイクをしてもらって。当時『Seventeen』のカリスマモデル的な感じだったから、すごく罪悪感があって、『ごめんね〜』って言いに行ったら、写真撮って友達に送ったりしてて(笑)。あ、こういうこと好きなんだこの人!と思った」とコメント。

 また、コスプレが好きだという山本は「女子5人で戦うって聞くと『セーラームーン』とかをイメージしていたんですが、実際着てみたら、明らかにメンズが着る衣装で、びっくりしちゃいました(笑)」と語ると、またもや福田監督が「この人、家でひとりでコスプレとかやってて、その写真とかも見せてもらって。すごく変わったご家庭で、ご両親もコスプレ好きなんだよね? 父親が『勇者ヨシヒコ』のコスプレをした写真を見せてもらったんです(笑)。どんだバカ家族だなと思って(笑)」とコメント。すると山本が「今日、観に来てるんですけど…」と衝撃の告白。それを聞いた福田監督は「え?! 来てるの?先に言いなさいよ、それ!!(笑)。 すいません!! お父様、ヨシヒコ、本当にありがとうございます!!」とタジタジになり、会場は爆笑に包まれた。

 撮影での苦労話を聞かれると、全員が「苦労は特になかった」とコメント。しかし、桐谷が「二朗さんはズルい。テストと本番で全然違うことをやってきて、本番はパワーアップしてるし、どんどんアドリブ入れてくるので、笑いが堪えられなかった」と撮影中のエピソードを話すと、福田監督が「これから観る人へ、楽しみ方をひとつ、お教えします。みんなには『二朗さんが変なこと言って、どうしてもこらえられなくなったら下を向いといてください』って言ったんですよ。そしたら、使いどころがないくらい、ずっと下向いてるのみんな。もうそこは“笑ってるんだな”って思っていただければ…」と語り、「でも、1ヵ所だけ充希のアドリブに笑わされてる場面があって、そこはカットしないで使ってます」とコメント。すると、高畑は「なんか笑わされすぎて、負けたくない!と思って(笑)」とその時の心境を吐露。

 有村は「苦労は無かったけど、びっくりしたことは、モニターを観てる監督が、ひとりでずっと笑ってたっていうことですかね」とコメント。すると、福田監督が「有村架純が、劇団の演出家を演じる安田 顕を罵倒するシーンがあって、『最後にすごいキツいことを言って去って行って』と言ったら、最後に『潰すからなっ!』って言って去っ行って……(笑)。“わ、すげーこと言ったなこいつ!”って爆笑しました。あそこは本当に面白かった」と思い出し笑いをしていた。

 最後に桐谷が「これまでのを聞いててもわかるように、本当にゆるい世界観で、この映画作られています。“女子あるある”がたくさん詰まっている映画になっているので、是非そういうとろこも楽しみながら見て貰いたいなと思います」と作品をアピールし、舞台挨拶を締めた。

 映画『女子ーズ』は6月7日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー。

 なお、『デ☆ビュー』5月31日発売・7月号の表紙・巻頭には、山本美月が登場。また同号では、山本が所属しているインセントグループと『デ☆ビュー』のコラボオーディションも開催される。

関連写真

  • 舞台挨拶に登壇した豪華キャスト陣。(写真前列左から)山本美月、藤井美菜、桐谷美玲、高畑充希、有村架純(後列左から)怪人・カメムシゲルゲ、佐藤二朗、福田雄一監督。(C)De-View

  • 美術館建設を夢みるOL・赤木直子を演じた桐谷美玲。(C)De-View

  • 強気なアパレルショップ店員・青田美佳を演じた藤井美菜。(C)De-View

  • 極貧でバイトを掛け持ちしている黄田川ゆりを演じた高畑充希。(C)De-View

  • 日夜稽古に励む劇団員・緑山かのこを演じた有村架純。(C)De-View

  • お金持ちのお嬢様だが男の趣味がイマイチな紺野すみれを演じた山本美月。(C)De-View

  

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