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2014/05/06 16:11
ジェイソンマスクの仮面女子、Zepp Tokyoでの初ワンマンに2200人が大熱狂! チケット完売目指し10月同所でリベンジ誓う
「最強の地下アイドル」として活動する「仮面女子」が3日、ファーストワンマンライブを東京・お台場のZepp Tokyoにて開催した。2200人が詰め掛けた会場は「ギュウギュウ」の状態だったが、2700枚のチケット完売をめざす彼女たちは、10月13日同会場に決定したセカンドワンマン
でのリベンジを誓った。
仮面女子とは、ジェイソンマスクがトレードマークの「アリス十番」、ガスマスクの「スチームガールズ」、鉄仮面の「アーマーガールズ」という3つのユニットが合体した大型アイドルグループ。
この日は14名がステージに立った。ロックバンド「シド」の名曲のカバーで、オリコンウィークリーランキングで4位にもランクインした『妄想日記』を皮切りに、激しくアッパーな楽曲を次々と披露していった仮面女子。おなじみのヘッドバンギングも随所で見せ、会場を興奮の渦に叩き込んだ。
途中、3つのユニットに分かれ、他ユニットの持ち歌を歌うシャッフルもあったが、そのきわめつけは代表曲『アドベンチャー』4連発。アリス十番が人気曲である『真・アドベンチャー』を歌うと、次にアーマーガールズが登場してアイリッシュ風味の『祭・アドベンチャー』(『真・アドベンチャー』のアーマーガールズ風アレンジ)を、さらにスチームガールズがデジロック風の『雷・アドベンチャー』を、そして最後は仮面女子としてバンドサウンドの『超・アドベンチャー』を披露したのだ。立て続けに同じ曲を4回歌うと、さすがに会場のテンションは下降線になりそうなものだが、逆に盛り上がりは増すばかり。専用劇場P.A.R.M.Sでの毎日のライブで鍛えあげられているだけあって、さすがのひと言だ。
後半戦では『地下アイドル』であることを誇りにする仮面女子にはぴったりの新曲『アリス・イン・アンダーグラウンド』を初披露。また、3つのユニットが同一のメロディにそれぞれメンバーで作詞・振り付けをするという「サマーソング☆対決バトル」も行われた。当日の投票で1位になったユニットだけが、準備してきたサマーソングを発表できるという企画。結果は、アリス十番の勝利となり、歓喜の中で新曲『最強☆サマー』を歌った。所属するアリスプロジェクトでもトップグループに位置しているだけに、その実力と人気が改めて証明された形だ。
今回のファーストワンマンライブでは、チケットのソールドアウトを目標にしていたという仮面女子。2700人というキャパシティで2200枚を売り上げたのは立派だが、目標を達成できなかったのは事実。しかし、アンコールでは、この日と同じZepp Tokyoでのセカンドワンマンライブ(10月13日)がサプライズ発表された。アリス十番のリーダー・桜のどかは「まだまだ私たちの冒険は続いていきます!」とコメント。約5ヵ月後のリベンジを誓い、最後に全員で『大冒険☆』を歌い上げてライブを締めくくった。セカンドワンマンに向けて、知名度のさらなる拡大は必須。「最強の地下アイドル」が地上の光を浴びる日は来るのか? 今秋に向け、仮面女子の動向に注目したい。
なお月刊デ☆ビューには仮面女子の魅力を解剖する企画『仮面女子ずかん』を連載中。第1回のアリス十番に続き、現在発売中のデ☆ビュー6月号にはアーマーガールズが登場。メンバーの撮り下ろし写真に加え、仮面の下の解剖図、メンバーによるライブの見どころ解説などが掲載されている。